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最近、日本の大都市だけはなく、辺境を歩いていても外国人に会うことが多くなっていると、想うことがあります。繁華街だけではなく、電車に乗っていても周りは外国人だらけということがあります。
このような現象は、私が知る限りでは外国人たちは日本の総理大臣そのものに関心はなく、口先介入のような円安誘導と日本株高が要因だと思っています。それに安倍首相の評判は欧州では良いようですが、アメリカではそうでもないようです。
しかし、余りにも多くの外国人観光客をリアルに街で見かけられるようになったことの意味はとても大きいと思うわけです。なぜなら、私たちAtlasでは全国で40カ国以上、10言語の約1,000名以上の外国人講師を採用しているからです。
特に、アメリカやヨーロッパの人々にとって日本はあまりにも遠く、しかも楽しいけれども言葉が通じない国なので、普通であればバカンスの場所としても最後に選ぶはずだからです。それがこれだけ大勢来ているということは、遊び目的だけではないということが分かるはずです。
市場を分析する場合、守るべき一つの鉄則があります。それは、街を歩く外国人の数です。観光客を除く外国人たちは必ず日本に目的をもって来ています。その数が明らかに増えているということは、日本には彼らを引き寄せてやまない何らかの大きな理由があるということを意味しているわけです。たいていの場合、そのことに私たち日本人は後から気づくことになります。
弊社のSNSや外国人講師採用（英語）サイトhttp://atlasp.net/で分析してみたところ、リアルタイムで閲覧者のいる場所が分かってきました。アメリカやイギリスはもちろん、東南アジアから北欧まで様々な国からサイトに訪問されています。
最近、外国からのSNSやサイト訪問者たちとコンタクトする機会が増えてきたことから、プロフィールなどからある興味深いと感じる人物を選択し、そしてメールでメッセージを送るようになりました。
その中には、ある国の政府関係者や誰もが知っているグローバル企業の幹部からのメールもありました。普通、このようなタイプの人たちは徹底した合理主義者が多く、決して返事などくれませんが、この時は長いメッセージが添付してあり、日本についての質問が並んでいたのに驚きました。
そこで私が思ったことは、どうやら日本を中心に、これから世界は大きく動くという気配が外国人たちの間で徐々に出回っていたのではないかということです。
そして、それでは一体何が起きるのかということについての答えを知りたいがために日本に住んでいる私に助言を求めているような感じがしたわけです。普段はほとんど無視されている日本や日本人が、大きな曲がり角に立っている気がしてなりませんでした。
アメリカやヨーロッパに住んだ経験のある人には分ると思いますが、欧米諸国で同じルールでゲームをしている中、日本だけ違うゲームで独り遊びをしているように思うわけです。
このように孤立して存在しているように見える日本ですが、欧米でのゲームのルールが崩壊する時、彼らがすがる先は私たち日本のゲームしかなくなるのではないでしょうか？
その瞬間、急激に日本は世界の主役に躍り出ることになる可能性があるということです。しかし、問題なのは肝心の私たち日本人がその意味で覚醒しているかどうかによるということです。まずは、日本株が急騰することでバブルがすでに始まった今、それが問われていると思うわけです。
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