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母国語である日本語(話し言葉と書き言葉)の学び直し方

①WHAT 「日本語」を学び直すとは?

改めて、私たち日本人の母国語である日本語を見直すにあたって、その学習方法で必要な「聞く」「話す」「読む」「書く」の運用能力について説明したいと思います。

 

一言で「読解力」と言っても、様々な「スキル(能力)」があります。例えば、ニュースや報道記事の概要を素早く読み解くためのスキルや、情報を分析をするために論理と理論を使って推測するスキル、また複数の情報(報道記事など)を比較してまとめるためのスキルなどがあります。

 

さらに、必ずしも信頼できない情報源を複数つなぎ合わせ、できる限りの真実や真相を導き出すというスキルもあるわけです。特に、書くスキルは学習の効率に直結しており、「書き言葉」を学び直すことは、最初に投資するべき分野であるということです。

②WHY 「なぜ」日本語を学び直す必要があるのか?

私たち日本人が日本で生まれ育ち、ずっと使い続けている日本語は「母語」と呼ばれています。普段から、聞いたり話したりする言語であり、読み書きもしています。だから、生活していて不足を感じることは少ないと思います。

 

しかし、実は「書き言葉」は人類が使い始めてから2000年程度の歴史しかありません。「話し言葉」と異なり、原始的な生活をしていた時代には必要なかったのかもしれません。そのため、スキルの個人差が大きく、改めて訓練する必要があります。

 

これまで日本のテレビ局や新聞各社は、組織で集められた情報のおかげで情報発信をしてこれました。しかし、アメリカ大統領選挙の結果について、アメリカの大手メディアが書いた報道記事をそのままコピー&ペーストしてきたため、まともな報道ができなくなってしまいました。

 

日本人ジャーナリストや評論家の文章を読んでも明らかですが、情報収集するスキルが完全に失われ、自分の力だけで文章を書けなくなっています。複数のソースから得た情報を結びつけ、批判的に比較して分析するスキルもなければ、分野を横断して専門的なことを書くこともできません。

 

結局、ウィキペディアに書かれているようなステレオタイプな内容か、御用学者が時の政権にご機嫌を取るような内容しか発信できなくなっています。彼らこそ、これまで組織が育ててこなかった証拠であり、自分の能力を勘違いさせられてきた人々です。

③WHERE WHO 「どこで」「誰と」学べるのか?

「話し言葉」や「書き言葉」は、その国の文化や文明を説明するのに必要な手段です。特に、書き言葉は「知識」の積み重ねを支え、個人が持つ「知恵」を伝えるための基礎となっています。

 

例えば、勤務先の職場など何らかの組織に所属している場合、その会社の維持や運営のために書き言葉を十分使えることができる人材が必要となります。たとえ小規模であっても組織を維持するためには、様々な書類作成など事務作業が必要です。

 

ところが、現代の組織では専門用語以外はパソコンで漢字変換やスペルチェックまでしてくれるので、誰でもできる仕事だけしかなく、書き言葉のスキルが必要であると改めて感じることが少ないのが現状です。

 

実際に、会社が用意したテンプレートの例文を、少し変更するだけでは労働者として成果があるとは言えず、十分な状況判断や意思決定もできません。このような仕事は決して価値がゼロとは言えませんが、組織の中で当たり前となっているために評価されることはほとんどありません。

 

多くの日本人がこのことに気づくのは、その組織を離れた時です。だから、自分の力で情報を探してまとめたり、文章を書き始めると困難を感じてしまうわけです。それでも、他者が書いた文章を注意して読んでいくと、書き言葉の価値に気づくことができるようになります。

④WHEN  「いつ」学び始めるのか?

読んだり書いたりするスキルを学ぶことなく、ただ組織に所属している限り、読み書きが得意でなくてもそのことを一生隠して生きていくことができるかもしれません。

 

ところが、何かを学ぼうとする時、人は必ず自分の読み書きスキルと向き合うことになります。「学習」というのは、個人的なものです。つまり、学習の結果はその個人が所有し、その個人が転職してもそのままそのスキルを使うことができるわけです。

 

これからも、サラリーマンとして組織のために仕事をする限り、組織はあなたを甘やかし続けます。しかし、学習が個人的なものなら、あなたが高いスキルを得た時、その能力を組織のために使う義理はなくなります。

 

つまり、あなたが個人で何かを学ぼうとしている限り、自分の読み書きスキルをあてにして生きていくしかないということです。

⑤HOW 「どのように」日本語を学び直すか?

まず、文章を「書く」のに必要な基礎になるのは、文章を構成する最小単位である「単語」の知識です。知識が、ネットワークで成立していることはすでに説明していますが、単語も決して孤立しているわけではありません。

 

他の単語とつながり合うことで成立し、単語について学ぶことは意味を知るだけでなく、他の単語とどのように結びつくか、そのネットワーク自体を理解することが求められます。ここ10年、読者量がめっきり減った日本人の多くが文章の読解に苦労しているのは明らかです。

 

まず最初に身につけるべきスキルは、文章を読んで要約する技術です。つまり、原文をできる限り削って短い文字数で同じ内容を伝えるトレーニングが必要となります。毎日、ネットのコラムや新聞の社説を使って要約していくと効果が感じられるようになります。

 

最後に、理論的に推測するスキルを身につけるには、批判的思考から科学的思考にまで飛躍させることが重要です。単なるロジカル・シンキングではない、本物の論理と理論を頭の中で形成することができるということです。

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