ピーター・ヨネナガがAtlasを始めた当初は、英会話しか扱っていなかった。はじめて取り扱った英語以外の言語はスペイン語だったが、カリフォリニア生活が長かったため、ヨネナガがスペイン語を話せたことから大きく生徒数を伸ばし、その時から韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語でそれぞれの地域で講師を採用しマンツーマンレッスンを提供するようになった。
① 講師の年間回転率は12回
Atlasマンツーマン英会話にしても1地域2校の運営ではエリアマネージャーが1人で講師の採用をこなしていたが、これが10校にもなると2,3人のマネージャーが協力して採用していくことになる。
Atlasの講師年間回転率は12回転である。これは採用し研修を終えた講師が、約1ヵ月で20人以上の生徒を担当してしまうということだ。このメリットは非常に大きい。
② 講師へ直接「毎回払い」させることでさらに低減
普通、語学スクールはチケットやポイント制で数十万円を一括やローンを組ませて販売しているが、生徒の入会率が高いAtlasでは生徒がレッスン終了後に直接講師に現金でレッスン料を支払う「毎回払い制」を採用しているため、生徒や講師の生活費などに必要な現金がそのタイミングにとって調整されバランス良く生活することができるようになる。
この生活費のための現金を生徒も講師も会社もwin-winになっている仕組みがあるからこそ財務上では運転資金が常に潤沢にあることを意味している。 |