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アメリカ人との会話方法とビジネス交渉術:産業別・会社別の文化|Atlasマンツーマン英会話

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アメリカ人との会話方法とビジネス交渉術

03.産業別・会社別の文化

どこの国でも同じように、マナーの問題というのは産業の種類や会社の違いに左右されます。例えば、銀行、個人金融、多くのコンサルティング業界に従事する人々は、他の産業の人と比べて服装や行動がややフォーマルです。

 

これらの知的産業では、個人的な関係が大きな役割を果たします。ただし、アメリカの企業文化は同業種の中でも相当な違いが見られます。伝統を重んじ、フォーマルでリスクを嫌う傾向のある会社が、自発的に、若々しく、型破りな会社と直接同じ業界で競争している場合もあります。

 

また、業界や会社の歴史の長さなどの固定概念は誤解の種にしかならず、あまり役に立たない可能性があります。ビジネスをする前に、あなたがこれから関係を持つ会社の独特な文化を良く知ることが有益だと思われます。例えば、競争相手の会社内部の人と話したり、その会社と過去にビジネスをしたことのある人の話を聞くのが良いでしょう。

 

アメリカ文化は個人主義と個人のイニシアチブを重んじる傾向があります。一般的に、ビジネスの関係はアメリカではあまり重要ではありません。ビジネスを始めるにあたって必要な前提条件はありません。相手側はビジネスをする時に相手のことを知れば良いと考えている傾向があります。

 

アメリカ人は、相手側が公平で、自分達の時間を無駄にしていない限り、友好的で協力的な傾向があります。そうでない場合はすぐに攻撃的になり、敵対的にさえなりかねません。いずれの場合もアメリカの多くの人の考えでは、発展的なビジネスの関係の中に双方が協力すると同時に、競争することが当然だと思っています。この考え方は、「関係性を重視する他文化の考え方」 とはかなり違います。

 

ビジネス上での関係が長くても強い忠誠心があるとは限らないのがアメリカ人です。アメリカのビジネスパーソンは、契約の短期的な利益に集中する傾向があります。他に良いチャンスがあれば、過去 より近い将来に集中するあまり、長期のパートナーとの契約よりも優先することがあります。もっとも、大都市郊外では、ビジネス上の関係がもっと重要な役割を占める場合もあります。

 

アメリカではビジネスの関係は会社間にも個人の間にもあります。あなたの会社が交渉の途中に担当をあなたから別の担当者に変えても、新任者の引継ぎは簡単です。同様に、既存のビジネス に同じ会社の担当者を新たに入れる場合、その人は必要なパートナーとしてすぐに認められる傾向があります。とはいえ、誰と仕事をしているのかアメリカ人が全く気にしないわけではありません。

 

アメリカでは何よりもお金が重要な優先事項であり、金銭的な問題が多くの議論を支配しています。経済的な成功が他の何よりも尊敬される傾向があり、相続ではなく、個人の努力による場合はなおさらです。地位や個人的な名誉は二の次であり、面目を保つことやその他の社会的な儀式は他の文化では 重要ですが、アメリカではほとんど意味がありません。

 

アメリカのビジネス文化では、個人は主にその業績よって尊敬され、学歴はあまり重視されていません。年齢や地位もあまり重視されていないので、アメリカの交渉担当チームや意志決定権のある地位に比較的若い人が抜擢されることがあります。

 

尊敬される個人的な特徴には、「誠実さ」、「忍耐力」、「専門知識」、そして「優れたコミュニケーション・スキル」などが含まれます。

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