SEOやSEM、LPDといったちょっと小難しいマーケティング用語はおいといて、英会話教室に限らず個人事業主が、ウェブサイトで必ずやっておくべき大切なステップが3つあります。おそらくどれが欠けても、うまくいかないでしょう。最低限この3つをおさえておくことが大切です。
ステップ1:「Googleで検索結果に上位で表示される」
ステップ2:「教室に興味を持ってもらう」
ステップ3:「体験レッスンに申し込んでもらう」
「Googleで検索結果に上位で表示される」
大切なのでもう一度繰り返します。「ウェブサイト、単に作れば良いというものではありません。」
ご存知のとおり今や情報過多社会で生活しています。私たちは毎日毎分、膨大な数の情報に触れる毎日を過ごしています。そんな状況から、自分の教室の存在を見つけてもらう必要があるのです。
ブランド力がない個人運営の教室では、よほどでない限り教室の屋号・教室名が知られていることはありません。そのため、教室名を使って検索される確率が非常に低いのです。たとえば、あなたは新しい土地に引っ越してきました。知り合いも誰もいません。そこで子供に「英語」を習わせたい場合、まずはインターネットで「(地域の名前)子供 英語(英会話)」というキーワードで検索をしませんか?
つまり、この検索キーワードで少なくとも1ページ目に教室のサイトが表示するような工夫をしていけば良いのです。ステップ1では、まずは、上記の検索キーワードで検索した際、自分のウェブサイトが、何ページ目、何番目に表示されているのか現状を知りましょう。 どうですか?やってみましたか? ステップ2、さて、ではどうやって検索結果をあげていくのでしょうか?
それは、ホームページとは別に教室のブログを作成することです。ブログに、まずは記事を月に最低30本アップします。ブログのタイトルには「地域の名前」「子供」「英語(英会話)」の文言を入れ、ブログと教室のウェブサイトを連動させるのです。
私の場合、アメーバブログを利用しました。読者登録者数を増やし、自分のサイトにリンクされているサイトを増やすためです。ブログに、継続的に自分の思いを発信する地道な活動ですが、これの積み重ねです。
検索エンジンは日々進化していきます。近い将来、同じテクニックは通用しないかもしれません。テクニックが変わっても大切なことは、一貫したテーマで良質なコンテンツを配信し続けることです。
開校当時、私の教室のウェブサイトは、検索結果の2ページ目にきて、ようやく表示されていました。上記の方法の積み重ねで、今では「(地域名)子供 英語」のキーワードで、検索結果の1ページ目かつトップに表示されるようになりました。
この効果は非常に大きく、それにより、サイトの訪問者数が3倍に増加しました。それに比例して、体験レッスンの申し込みも増加しました。4月入会の数ヶ月前からは、体験レッスンが連日満席という状況になったのです。 インターネットを駆使する能力が明暗を分けるというのは過言ではありません。
ウェブサイトとは別に立ち上げているブログですが、私の教室では、ウェブサイトには「コース案内・料金」「生徒の声」「よくある質問」「体験申し込み」など、基本の情報を入れ、普段は更新をしません。
更新をかけるのは主にブログです。ブログでは体験レッスンの空席状況や満席になった通知、普段のレッスンの様子や、保護者の声、レッスンの魅力や思いなどを発信しています。体験レッスンに来る方の中には、「ブログを全部読ませて頂き、とても納得しました」といってくださる方もいます。
体験レッスンでは時間が限られています。体験レッスンにくる前から、思いの共鳴ができること、これほどプラスのスタートはありません。ウェブサイトが営業マンなら、ブログは広報・PR担当者です。無償で働いてくれる敏腕広報を雇いましょう。 |