会員制語学スクールとしてのAtlasの役割は時代の変化、そして新しい時代の雰囲気を伝えながら日本の時代を、元気をなくした日本人に伝えることです。Atlasの運営と同じく、日本人の勤勉性、外国に借金がないことなど、それらが日本の時代を生むのではないでしょうか。
自動車の水素使用が世界で一番進む日本は、2020年の東京オリンピックまでには、世界最先端技術、夢を伝える現実的な光景が見え始めるかもしれません。これにより、原発は古くなり、各家庭に個別発電機が稼動始める可能性が出てきました。原発の終わりは日本から始まり、送電線の要らないエネルギー技術が進んでいます。
次に、個人的な金儲けより、世の中に役立つ精神を植えつけられた国民が原発事故や災い、大地震を乗り越え、国民的盛り上がり、協力を惜しまない姿が見えます。勤勉だけではない協力の精神や金儲けより社会貢献の姿が事業者に見えることでしょう。欧米では自分の利得のための事業が主流ですが、日本は利得より貢献が先に来る気がします。
21世紀の新たな時代を迎えるに当たり、ますます必要な資質かもしれません。この資質こそ、1%の金持ちが支配する欧米には不可能で中国にもない資質です。99%の庶民が少しずつ技術を進化させ、社会に貢献を願う国民などは日本人を除いて世界にはいないでしょう。
17世紀、イギリスに銀行制度が出来て、資本主義は戦争と植民地で現在まで進んできました。当時ヨーロッパでは、他国の資源を盗み植民地化し、戦争という手段で他国の平和や富や人命を盗んできました。略奪を正当化する資本主義は、植民地の人間を奴隷に、あるいはその生命を自由にする権利を運用してきたのです。その利権を支配する1%が国王、貴族、商人でした。
その1%のために戦争に負けた国の人間も富も平和も盗まれてしまいました。その1%が自由に動かした世界が2016年に入り、音を立てて今にも壊れそうです。今年のどこかでその人々の支配した世界が壊れるでしょう。それが大統領候補のトランプか、サンダースなのかもしれません。1%の金持ち、上から2600人の年収が下から2900万人の年収に匹敵するアメリカですが、そのアメリカ人の99%が怒り始めています。
現在、アメリカ大統領選挙の本質は1%の大企業から、99%の庶民に主導権が動き始めたという点です。日本も民進党が、国民よりを明確にしています。利権と富を持つ1%から99%の庶民に政治が動き始めたことです。これは、そんじょそこらの変革よりではないものです。
私たち日本人が見てきた資本主義は、戦争と植民地とグローバリズムでした。世界中で使われるグローバル化とはていのいい植民地主義でTPPはその運用手段に過ぎません。欧米のグローバルエリートに都合のいい政治・経済の終わりが見え始めています。このような秘密の政治、国際政治の真実がやがて暴露され、公開され始めています。それが、1%対99%の戦いの始まりです。
さて大統領選の大手英会話スクールの新規生徒数は、すでに1月に天井を打ち、下落に拍車がかかっているようです。大手スクール破綻の本番はどうも秋に来そうです。しかし、この破綻の向こうには恐慌という名の自浄作用、新たな免疫が生まれ、多くの日本人は今までとは違う価値観を持つことになるでしょう。
Atlasの役割は時代の進行方向を伝えながら、その中でもがき、現実的な生き方を考えることなのです。
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