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パナマ文書流出事件の第一弾にはアメリカ人の名前がない

パナマの法律事務所モサック・フォンセカから大量の書類が漏れ、それを南ドイツ新聞の記者が手に入れました。この法律事務所はタックスヘイブン(租税回避地)にあり、ペーパーカンパニーを作る仕事を主に行っていたといいます。

 

タックスヘイブンにあるペーパーカンパニーにはほとんどが仮名や架空名義で行われ、脱税資金やマネーロンダリングの温床になっているとして批判が強く以前よりOECD各国で問題視されました。ペーパーカンパニーはパナマに4万8000社以上もあり、富裕層も多く含まれ、フォーブスの世界富豪番付上位500人のうち29人の名前が見つかっています。

 

パナマ文書で大問題になったのは、世界の指導者といえるロシアのプーチン大統領の友人、習近平国家主席の義兄、キャメロン英首相の亡父の名前が挙がったことです。その他、マレーシア首相やシリア大統領、アルゼンチン大統領、俳優のジャッキー・チェンやサッカー選手のメッシなど有名人も名前が挙がっています。ちなみに日本人の名前も約500名以上が載っています。

 

イギリスのキャメロン首相が窮地に立たされています。亡父が設立運営した投資ファンドによって利益を得ていたことを認めましたが、それよりも彼は「節税は認められない。たとえその節税が合法であっても英国のためにならない」と言い切ったことが尾を引いているようです。

 

ロシアのプーチン大統領の名が出たのも意外でした。ロシア政府高官の節税はキプロス島で行われるのが常識でしたが、パナマで名前が出るとは思いませんでした。しかし、もっとびっくりしたのは習近平・中国国家主席です。中国共産党幹部の資金逃避地というか裏金は100%アメリカで行われています。歴代主席、首相はおろか、上海市長など高官の子弟はほぼアメリカに留学しているのが何よりの実証ですが、世界で一番安全で完璧なタックスヘイブンはアメリカでしょう。

 

日本人も多数いるといいますが、名前を挙げられた人たちはたぶん一度もパナマへ行ったことがなく、一度もパナマの金融機関と接触していないどころか、このパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の存在すら知らなかったのではないでしょうか。

 

では何故、彼らの資金がこのタックスヘイブンにあったのでしょう。日本人でも数億円以上の預金をアメリカの金融機関に預けると、必ず資産運用や節税策を預金者に持ちかけてきます。そしてファンドを組んで、その金融機関はタックスヘイブンを利用して運用します。預金者が知らないのに自分の預金がタックスヘイブンにあるというわけなのです。

 

しかし、資産運用をタックスヘイブンなどで行うにあたり、アメリカの銀行は信託を組むので、決して預金者本人の名前が流出することはありません。今回のパナマ文書で名前が挙がっている人たちは、間違いなくアメリカの銀行経由ではないといえます。

 

世界で最もペーパーカンパニーがたくさんあるのは断トツでケイマン諸島です。有名な話があって、大富豪がケイマン諸島に多額の資金を送ったが、ケイマン諸島はキューバに近いので心配して「もしキューバがケイマンに攻めてきたら、私の現金が没収されるのではないか」とマネジャーに聞いたら、「安心してください。ケイマンの金庫はマンハッタンにありますから」と答えたというのです。

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