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日本のような経済的に限界な国と新興国の大きな違い

最近、2 万人の若者を対象にした国際調査によると、日本の若者は、心の幸せの状態が世界で最も乏しいことが明らかになっているようです。また全体で「世界は良い方向に向かっている」との回答が多数派だった国は、20カ国中わずか3カ国で、世界について若者が悲観的になっています。

 

調査は、教育慈善団体のバーキ財団が、世界20カ国の15~21歳の若者2万人を対象に行ったものです。楽観的な考えや自分への自信、愛されているか、などの項目にわけて精神健康を図る尺度を採用しています。インドネシア(56.2)、インド(54.4)、ナイジェリア(53.9)は上位3位で精神的な幸福度のスコアが高かったようです。日本は41.3と最も低く、次いで英国(47.3)、ニュージーランド(47.6) 、オーストラリア(47.9)の順です。

 

一方、「自分は幸せ」と答えた人は、日本が45%で世界で最も低く、次いで韓国が46%です。さらに、安静と睡眠のための定期的な運動、十分な睡眠がとれているかについて、スコアの低い国では相対的に低く、高い国は比例するように高かったのです。

 

日本の若者に幸福度が低いことは、2014年の内閣府の調査でも明らかになっていますが、日本を含めた7カ国(韓国、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、)の満13~29歳の若者を対象とした意識調査で、「自分自身に満足している」と答えた人は、日本は45.8%で、他の国では70%を超えています。

 

全体で、若者が恐れと見なしていることは「世界的なテロや過激派の行動」が83%と最も多く、次いで「戦争や紛争」の81%。「気候変動」は66%、「技術が(人の力から)置き換わる」は30%が恐れと回答されています。また、全体で、若者が世界の状況に悲観的であることもわかりました。「世界がより良い方向に向いている」と回答した人のほうが多数を占めた国は、中国、インド、ナイジェリアの3カ国だけで、他の国は「よくない方向に向いている」と回答した人が多数派を占めています。

 

昨年、インドと東南アジアに行くことがあり、日本に帰って来た時に強く感じたことは、決して当たり前ではない、異常なところが目についたことでした。「日本の常識は世界の非常識」とは、良く言われることでしたが、まだまだ貧しいインドも東南アジアも私の目にはそれは不幸というより幸せに見えたのです。

 

東南アジア諸国、さらにインドにはもちろん日本のような痒いところに届くサービスはありません。欧米や日本のような質の高いサービスはありませんでしたが、しかしそれが不幸せとはどうしても思えなかったのです。例えば、南インドで現地の人々が利用するような普通のホテルを利用しても、一応それなりの水準のところがほとんどです。しかし、南インドの平均月収は2~3万円で、ホテル1泊3,000円ほどです。部屋はきれいですが、当然日本とは違い、冷蔵庫はついていません。ドライヤーや歯ブラシなどのアメニティーもありません。

 

そして、湯沸かし器が部屋にはなく、夜中、小腹が空いてカップラーメンを食べようと思いホテルのフロントに聞いてみると、「湯沸かし器ははないので、どうしても欲しいなら隣のレストランに聞いてくれ」と言われ、隣のレストランに行くと、コップに沸騰したお湯をついでくれたのです。

 

沸騰したお湯をコップに入れてもらうのですが、お湯が足りなくてその作業を繰り返し、ようやく食べることができました。途中、「こんなことまでしてまでカップラーメンを食べる必要があるのか?」と投げ捨てようと思いましたが、自称先進国では決してできない体験をさせていただきました。

 

しかし、考えてみればこれが新興国では普通のことです。日本の場合、便利なことにあれもこれもついて、さらに働く従業員の愛想もついていますが、気になるのはその日本人の店員さんの笑顔が心からの笑顔なのかどうかなのです。

 

一方、インド人の接客サービスを考えると、別に無愛想というわけでもないのです。ただ、英語でクレームを言うと、「I don't know. Ask someone.」と言われスルーされるだけなのです。

 

さて、日本の場合、30年以上前の日本の歌謡曲のせいか「お客様は神様」になっているのです。いつの頃からなのかそのような馬鹿げた思想が流行ってしまい、この30年以上継続されています。そして、今でも客が無理難題を言えば通るような風潮ができてしまっているのです。

 

冷静に日本人従業員を見てみると、なぜか店員全員がかしこまっているように見えます。東南アジアやインドで同じ事をやろうものなら追い払われるだけの話です。その時、私が感じたのは東南アジアやインドの方がかなり健全な社会構造だということです。

 

要するに、客と従業員の分け隔てがなく、従業員もそんなにかしこまる必要がなく、普通にできないことは断るという自然な営みがあるのが新興国だということです。それよりも異常なのは、ホテルやコンビニのアルバイトで貰える時給がおよそ1時間800円ほどだということです。時給800円でなぜそんなにかしこまる必要があるのでしょうか。

 

現在の日本社会は、明らかにバランスが悪く、働く側が消耗しすぎるように見えます。客と従業員の分け隔てをなくし、働く側と客側のバランスを整えることはできないのでしょうか。東南アジアやインドでは多くの国民がゆったりと暮らしています。

 

これらの国々では、全体的にサービスの質を落とすことで、働く側の負担を減らしています。残念ながら、今後も日本では、「おい、失礼じゃないか!」とそう騒ぐ客が出てくることになりそうですが、ホテルやコンビニに勤務されているアルバイトの方、そう言われたら、「だって私、時給800円ですから、セルフでどうぞ」と笑顔で堂々と言い返すことです。その方がよっぽど人間らしいと感じることができるというわけです。

 

時給800円であれもこれもつけて、さらに愛想も振りまきながら自分を犠牲にして悲しみながら提供するサービスのどこが良いサービスと本当に言えるのでしょうか?最近特に、日本で感じる不自然で非常に気持ち悪いサービスが蔓延しているのを感じないでしょうか?

 

気がついたら、日本以外の世界は当たり前のようにもっと正直に生きています。今の季節に日本に帰ってくると、気温の寒さ以上に心の寒ささえ感じるでしょう。ここに来て、多くの日本人が萎縮し、縮こまっていくその心にはモノはないのに幸せがある国から物が溢れているにも関わらず、心の限界に近づいているようです。

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