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中国の新時代ではなく、日本の新時代を迎える可能性

さて、日本の本当の権力の中心として存在していると言われる皇室は、1945年の敗戦後、意図的に現在のような社会構造を作っただけなのでしょうか。そして天皇陛下を始め、皇族は派手に動くことなく、むしろ愚かなふりをしながらその時を待ち続けてきているように見えます。

 

そして2017年、世界的に全てが大きく動き出し、多くのモノを失っていくことになりそうです。最後には他に何もなくなった荒野が広がる中、いよいよ立ち上がるのが実は日本なのではないでしょうか。そうした高い目線で見るか見ないかによって、これから起きる真実は全く違ったイメージになってくるはずです。

 

おぼろげながら、そうした印象は徐々に、しかし着実に世界中で広がり始めています。なぜ世界の中で日本だけが生き残る理由、そしてその次の時代に向けて私たち日本人は一体何を創り上げていくのでしょうか?

 

これから次の世代に向けて当然出てくるこうした問いかけに対する答えを出すために日々コラムを書くことにしたのがちょうど1年前のことでした。その中で私はこれから訪れるのは世界が日本化していく時代であり、それを可能にするのは日本で生まれ育ち、幼少期から日本語を習得することによって身に付けることができた日本語脳だと思うのです。

 

日本語脳で特徴的なのは論理と感情の両方を左脳で処理することができることです。論理は左脳、感情は右脳と使い分けるのが英語や欧州言語とは明らかに違います。私たち日本人が使う日本語は非論理的であり、同時に情緒的で味わい深いともいえるのです。それが日本の社会や文化そのものであり、日本の新しい時代が新たに世界的に広がりを見せるというわけです。

 

皆さんもご存知のように、これまでの世界は真逆でした。日本人は非論理的で日本語は英語と違いすぎるから日本人のグローバル化が最も遅れていると言われ続けてきたのがこの70年だったのです。欧米人からはそのように嘲笑され、また同じように自虐的に語るのが日本人と相場が決まっていました。

 

しかし、これからは違うようになってきつつあります。世界的な経済的、軍事的紛争が拡大する中で共倒れが生じ、その中で別のルールの日本だけが生き残ってしまうということです。そこに至る道のりは厳しいものがありますが、最後にはやはり日本を中心とした平和の象徴世界がやってくるのは時間の問題ではないでしょうか。

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