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大手英会話スクールのビジネスモデルから会員制語学スクールへの価値観の変更|Atlasマンツーマン英会話

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大手英会話スクールのビジネスモデルから会員制語学スクールへの価値観の変更

日産自動車の「やっちゃえ、日産」のCMで自動運転車が登場しました。この自動運転車が街を走るようになれば一体どうなっていくのでしょう。そう、この自動運転車が走るようになれば、自動車産業は衰退します。部品を15,000種類も使う車はいらないからです。シャープを買収する台湾のホンハイ精密工業(フォックスコン・グループ)は部品数500種類、1000ドル(12万円)で車が出来ると言うのです。

 

そして、グーグルマップを使えば10センチの距離まで計測できるので、その技術が主流になり、自動車製造は二次的になるでしょう。自動車産業はグーグルの下請けとなり、交通事故は完璧な体制を取り入れれば皆無になるかもしれません。そこに、官僚利権が絡む日本の構造問題がありますが、この問題がアメリカの利権を優先させるようになると、すべてアメリカ側に没収される可能性もあります。

 

時代は石炭から石油、そして原子力と来ましたが、次は水(水素)の時代が来るかもしれません。

 

語学教育産業界にも時代の大変革が来ました。もはや都道府県すべてに展開しているような大手英会話スクールの新規生徒数が増えない時代が恐慌なのです。恐慌定義の重要な一つに、商品やサービスの低品質高価格帯から高品質低価格帯への移行があります。これは、失業率が20%を越え、すべてがデフレ化する時代の話です。

 

消費者物価が下がる時代は、その価格帯の評価がこれまでとまったく違ってきます。教室数や利益基準で英会話スクールが評価されない時代になるのです。これまで大手スクールでグループレッスンを受けてきた受講者が、受講料のための金融ローンやクレジットローンに追いかけられている光景が経済の暴落であり、ドル円為替相場が10日間で10円も円高になってっしまう理由です。消費の世界の価値観が変更しています。ルールが変わるのです。

 

その語学教育産業界のルールですが、簡単に言えば、生徒数をどのくらい持っているのかが、そのスクールの価値となります。現在のAtlasと大手スクールでは、規模こそ違いますが市場の評価はほぼ同じなのです。ところが実際には、両者のビジネスはかなり対照的です。

 

まず、NOVAは大手で、Atlasは新興勢力です。NOVAは、「駅前留学」をコンセプトに、大勢の生徒を低料金で獲得することで人気を博したことがありました。一方、Atlasのキーワードは「マンツーマンレッスン」です。落ち着いたカフェのような空間とレッスン料の毎回払い制、さらに生徒一人ひとりに合ったカリキュラムを提供することでよい評判を獲得しています。

 

大手英会話スクールのビジネスモデルは、生徒のやる気が高いうちにレッスン料を前金で支払ってもらう、あるいはローン販売することにあります。イーオンやベルリッツ、ECC、GABA・COCO塾、そしてNOVAなどであれば、顧客単価は年間80回レッスンで65万~80万円です。

 

生徒はそれを一括で前払いし、レッスン毎に購入してあったチケットやポイントを消化していくスタイルが未だに一般的です。スクール側はそのキャッシュを使って教室を展開し、講師を雇うというサイクルを確立することができます。生徒数が順調に伸びているときには、きわめて資本効率がよいビジネスなのです。ちなみに、通信教育やエステなども同じ仕組みです。

 

ほとんどの大手英会話スクールでは、営業キャッシュはプラス、投資キャッシュはマイナスと考えています。スクール運営が発展していくためには、投資と稼ぎのバランスが大事ですので、これは当然といえます。稼ぎよりも投資の方が多い場合には投資期に入りますし、稼ぎのほうが投資よりも大きければ安定期 に入っていきます。

 

やがてそのスクールが投資をしなくなり、それまでに投資してきたものを売却するようになると投資キャッシュはプラスに転じるようになります。これが停滞期です。投資をしないと稼ぎも減ってきて、営業キャッシュがマイナスになると低迷期に、その後は後退期になり、最後に破綻期へと進んでいくのです。つまりスクール(企業)の栄枯盛衰は、投資期から始まり、グルっと一回転して破綻を迎えるという流れです。

 

現在、大手スクールとAtlasは明らかに逆方向に進んでいるのがわかります。大手スクールの場合は、営業キャッシュがマイナス方向へと進み、Atlasはプラスを拡大しています。つまり大手スクールは、悪いサイクルに落ち込んでおり、Atlasは今良いサイクルにあるということが言えます。

 

最近の大手スクールは、レッスン料返還請求の影響で業績が低迷しています。ほとんどの大手スクールは、前受キャッシュフローモデルなので、生徒離れが起こってくると途端に悪いサイクルに陥ってしまうのです。大手スクールは、まず生徒からお金を預かる仕組みです。これが前受け金として流動負債に載っています。

 

問題はこの使い道ですが、資産側を見るとAtlasは現金が多いのに対し、大手スクールのほうは、債権や在庫そして固定資産に化けてしまっているのがわかります。返還請求をされても手元に現金がないから困ってしまうというわけです。キャッシュフローとバランスシートを見ると、大手スクールの経営があまりうまく行っていないことは一目瞭然です。

 

2007年、倒産する前のNOVAやジオスが時価総額で50億円以上になったことがありました。それは生徒数の評価額に近かったのです。債務超過であっても、赤字であっても教室があれば、異常な生徒数が評価されました。赤字の大手スクールが教室を閉鎖し、他の支店と統合する姿。だから生徒数が増えるビジネスモデルを持つスクールは赤字も何も関係なかったのです。

 

英会話スクールでは「生徒が増える、それにより収益拡大」、「教室を閉鎖する、それにより収益拡大」とデフレの時代、そのようなスクールは収益を上げることが出来るのです。動物は頭がいいから生き残ったのではありません、体が大きいから生き残ったのでもありません。変化に対応できた種のみが生き残ったのです。時代が変わるとは、自分で運転することから自動運転の車の世界と同じになります。変化に対応することが生き残ることができるのです。

 

資本主義の中心にいる日本と通貨としての円、その取引のルール変更が次なる資本主義の価値観となり、それに乗ることが勝者の道となるでしょう。大手スクールとスカイプ英会話の閉鎖、そして恐慌の現場の次は会員制語学スクールが時代の中心に来る時、価値観の変更に乗れない人々の受難の時代が来るかもしれません。変化に対応する種、変化に敏感で変化が常態でありたいものです。

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