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ゴールドマン・サックスが「上がる」とマスメディアで語れば、これは「下がる」という意味を持つ

残念ですが、ビットコインを筆頭に仮想通貨全般について危険信号が点っています。なぜなら、アメリカの越境する巨大投資主体のゴールドマン・サックスのアナリストが記事を書いたからです。ビットコインが4000ドル(約40万円)まで高騰すると語っているからです。

 

ビットコインは4000ドル付近まで反発する可能性 ―― ゴールドマンのチャート分析2017年7月4日のビジネスインサイダーへのリンク画像です

 

Jonathan Garber Jul. 04, 2017, 08:30 PM24,722 Thomson Reuters

 

2017年前半のビットコイン相場は激しく動いた。1ビットコインおよそ1000ドル(約11万円3000円)から反発し、3000ドル近い記録的な高値を付けた後、6月を2500ドル付近で終えた。半期の上昇率は約168%だ。この歴史的な値動きによって、テック業界と金融業界両方から、ビットコインは「バブル」だとの声も聞かれた。

 

そして、ゴールドマン・サックスは、調整局面の後、再び反発して記録的な高値を付ける可能性があると考えている。7月1日(現地時間)に同社が顧客に送ったメモの中で、テクニカル分析の責任者シバ・ジャファリ(Sheba Jafari)氏は、ビットコイン相場の下げ幅は予想を外れたものの、最終的には高値に向かうとした。

 

ジャファリ氏によると、ビットコインは「まだ(いわゆるエリオット波動論における上昇5波のうち)第4波の調整局面にあり、1857ドルを大きく下回ることはない」。つまり現在の水準から約25%下落する可能性がある。だが、ビットコイン保有者はあまり心配しなくていい。ジャファリ氏によると、ビットコイン相場を記録的な高値に押し上げる第5波が予想されるからだ。

 

「現在の水準から、第5波の目標価格は(第1波と同じ長さである場合)最低でも3212ドル。(第1波の1.618倍の長さである場合)3915ドルまで上昇する可能性もある。到達には時間がかかるかもしれない」とジャファリ氏は記した。

 

ゴールドマン・サックスが「上がる」とマスメディアで語れば、これは「下がる」という意味を持つことを知っている日本人がどのくらいいるのでしょうか。株式でも債権でも不動産、そして最近ではビットコインでも、ゴールドマン・サックスが買えと語れば売り、売れと語れば買うというわけなのです。

 

つまり、ゴールドマン・サックスの語る逆張りを行うというのが暗黙のルールとなっているのです。ゴールドマン・サックスがこのようにロイターやブルームバーグの記事を日本語に翻訳し、わざわざ提灯記事を書くということは、「これからいつものように日本人投資家たちを騙す」ということなわけです。

 

さらに、8月1日に予定されているビットコインの分裂問題もあり、これが7月末頃から表面化してくる可能性があります。いよいよ新規格のテストが始まるようです。そこで、ビットコインが今後分裂する可能性について考えてみることにします。

 

前にも説明したことがありましたが、ビットコインのブロックチェーンという技術は、とにかく取引情報がデジタル台帳に書き込まれているため、取引が3000リストほど溜まる度に1ブロックにまとめられ、チェーンに書き込まれる仕組みになっています。

 

そうやって、どんどんブロックがチェーン状に増えていき、あるタイミングでビットコインが新方式と旧方式に分かれた場合、新しいチェーンと古いチェーンで分岐してしまうというのです。ただ、ビットコイン自体は長いチェーンを正式なチェーンと見なす傾向があるようなのです。

 

要するに、8月1日以降は新方式のBIP148というチェーンと、元々のチェーン(レガシーチェーン)の2つに分かれる可能性があり、古い方のチェーンのビットコインは無効になることから、価値ゼロになる可能性があります。そのため、それを見越したユーザー売り払って大暴落というのが、これから起きる可能性があるわけです。

 

以前、同じ仮想通貨のイーサリウムでも分岐したタイミングで大暴落したことがありました。現在は、イーサリウムとイーサリウム・クラシックに分かれていることから、ビットコインでも同じことが起こることから二分されることになる可能性が出始めていることを中心に、引き続き事態の推移を注視すべきです。さらに次の日には、このような記事がありました。

 

円、安全な通貨の中で最も安全-リスク資産とは乖離とゴールドマン2017年7月11日のブルームバーグへのリンク画像です

 

米銀ゴールドマン・サックス・グループで相関分析を担当するエコノミストらは、安全な投資先と考えられる通貨の中で、円が最も安全だと指摘した。ゴールドマンのケビン・デーリー氏を中心とするエコノミストらは10日のリポートで、過去10年を見る限り、グローバル・リスク資産の該当する動きに円が最もしっかり逆らったと分析した。

 

2007年から11年、12年から16年という2つの期間(各5年)を対象に先進国および新興市場の28のグローバル変動通貨について、毎日および毎月の動きを比較したところ、グローバル株式と米原油価格、米国の10年国債利回りとの負の相関関係を最もしっかり示したのは、円だった。

 

ゴールドマンのアナリストらは「円は『安全な逃避先』通貨の中で最も『安全な逃避先』であり、スイス・フランと米ドルが2番目を争っている」との見解を示し、最も一貫した「リスクオン通貨」として、メキシコ・ペソと南アフリカ・ランド、カナダ・ドル、オーストラリア・ドルを挙げた。

 

円相場が4か月ぶりの円安水準へとなりましたが、「このまま円安」という固定観念が出来あがりつつあります。しかし、これは欧米企業の越境する投資主体らの罠です。重要なのは、その次があるということです。そしてその次は必ず逆向きになります。

 

永遠に上げは続かなく、同時に永遠に下げもありません。欧米のトップエリートたちが用いているのはこのルールでした。今も昔もこのルールを用いて世界を揺さぶっています。大事なことは自らを律することです。そうしなければ上げも下げも分からず巻き込まれます。この単純な事実をなぜ私たちは容易には認めないのでしょうか。

 

※本コラムは、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。金融商品の売買は購読者ご自身の責任に基づいて慎重に行って下さい。弊社は読者が行った金融商品の売買についていかなる責任も負うものではありません。

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