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仮想通貨ビットコインが、中国人だけの仮想通貨になる可能性

現在、世界で起きている出来事として、中国がビットコインを乗っ取ろうとしていることが注目されています。しかし、大変複雑な話のため興味のない方には申しわけないのですが、つまり、ビットコイン開発者と中国人(採掘者)の構造が浮き彫りになっているのです。

 

ちなみに、採掘者というのは英語でマイナーと呼ばれています。採掘(マイニング)する人たちのことを意味します。通常、銀行取引では、1日あたり数千万件という取引データをメインのコンピューターが処理をしています。銀行のコンピューターが口座の振り込みがある度に計算処理をし、口座残高を更新しています。

 

その計算機費労力には電気料金や人件費などのコストがかかるため、銀行は振込手数料を取っているわけです。しかし、ビットコインの場合は銀行と違い、中央には人もコンピューターも設置されていません。そうなると、口座の更新処理は、一体誰が行ってくれるのでしょうか?

 

超高性能のコンピューターでの更新処理というのは、高額な電気代がかかることもあり、誰もボランティアではできません。そのため、その更新処理をしてくれた方に報酬として12.5ビットコインを進呈するというルールになっているわけです。

 

しかし、12.5ビットコインといえば現在の価値にすると約300万円もの大金に相当するものになりました。だから、その報酬欲しさに多くの中国人が超高性能パソコンを何百台も繋ぎ合わせ、更新処理の計算をしているのです。それをビットコインのマイニング(採掘)と呼び、更新処理を行う人たちマイナー(採掘者)と呼んでいます。

 

ただ、中国国内では電気代が驚くほど安いことで、ビル一棟分にコンピューター・サーバーを数千台を稼働させつつ、日々更新処理のために数百台のエアコンを動かし続けているようです。このように、中国ではマイニング専門会社がいくつも出てきています。

 

彼らの仕事について具体的に言えば、まずプログラムのバグを利用し、3割増しでマイニングする機械(ASIC Boost:)も発明し、さらにマイニング量を増やしていることが分かっています。このような採掘の方法はルール違反であり、世界中の多くのユーザーがインターネット上で批判をしています。

 

とにかく、ビットコインが取引できること自体、銀行の代わりに毎日更新処理を行っている多くの中国人マイナーのおかげとも言えるかもしれません。しかし、最近は世界中のユーザーによるビットコインの取引が急激に増えたことで、更新処理が追いつかず目詰まりしてきました。

 

そのため、仕様を新しい規格にアップデートする必要が出てきたことで、この機会に一緒に中国人マイナーがルール違反できない規格に変更するべきという意見が出始めています。つまり、世界中のユーザーが公平にマイニングできるようにするというわけです。

 

とにかく、開発当初からのビットコイン開発者たちはそう考え、その新規格をソフトフォークと呼ぶことにしました。それに対して、中国人マイナーたちは新規格で参加することに異議を申し立て、自分たちで勝手に別の規格で行うと言い出したのです。

 

現在、中国人は世界で一番マイニングを行っている自負があるため、ハードフォーク規格になる可能性があり、開発者側ソフトフォーク陣営と中国マイナーのハードフォーク陣営という構図が出来上がったのです。しかし、そもそもビットコインというものは中央集権ではなく分散処理がその理念のはずでした。

 

只今のところ、中国以外の欧米諸国や日本など世界の取引所は、開発者側のソフトフォークを支持しています。すでに中国のハードフォークを受け入れないと声明が出されています。このままでいけば8月1日にはソフトフォークで決着する予測がありましたが、ここに来てそういう状況がまた変化しているようです。

 

最近、中国人マイナーたちが世界中のユーザーから叩かれていたことから、ハードフォークを諦め、ソフトフォークにすると声明を出し、方針変更をしましたが、別の規格にすることで支持が増え始めています。というわけで、よくわからない状況になっています。

 

今後、ビットコインの崇高な理念である「中央管理ではなく、分散管理の理念」が失われることはほぼ決定的です。なぜなら、中国が規格の決定権を持つようになれば、中国人の発行した仮想通貨ということになるからです。中国人以外はそのような通貨を買う気にはなれないでしょう。

 

しかし、先ほどビットコインについてのニュースを読みましたが、ここに来て分裂騒動中のビットコインに解決の可能性が出てきました。現在、BIP91という規格の提案が92.3%以上支持を集めているため、もうすぐその修正が確定されるようです。

 

BIP91というのは、ビットコイン修正提案の91番目ということです。それを支持するマイナーが92%になっているというわけですが、もうすぐこの修正提案の実施が確約されそうです。

 

※本コラムは、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。金融商品の売買は購読者ご自身の責任に基づいて慎重に行って下さい。弊社は読者が行った金融商品の売買についていかなる責任も負うものではありません。

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