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集中力は43歳が最適。人間の脳のピーク年齢は、能力ごとに違っていた

2017年8月6日のBUSINESS INSIDER JAPANへのリンク画像です

 

「自分の能力のピークはもう過ぎた。そう感じたことがある人は、ぜひ読んでほしい。知能に限って言えば、今後、新たな能力のピークを迎えられる可能性がある。他人の感情を推し量る能力、あるいは基本的な計算能力のように、中年期もしくはそれ以降までピークに達しないものもある。

 

マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学研究者で、加齢に伴う知能の変化に関する研究を率いるジョシュア・ハーツホーン(Joshua Hartshorne)氏は、Business Insiderに対してこう語った。

 

「ほぼどの年齢においても、ある能力については向上が、ある能力については低下が見られる」

 

研究チームは、10歳から90歳までの数千人を対象に、単語の暗記、顔の識別、名前の記憶、計算といった能力について、調査した。結果、年齢に関係なく、ほぼすべての年齢で、常になんらかの能力のピークが来ることがわかった。

 

The age your brain peaks at everythingの画像です

 

18歳前後:総合的な情報処理能力と記憶力

 

認知症から脳障害まで、科学者たちは脳の機能を測定するために、DSSTと呼ばれる認知機能テストを使用する。この検査では、情報処理スピード、注意力の持続性、視覚認知など、一度にさまざまな認知能力が必要とされる。通常、数字と記号のペアを作らせるといった問題で構成され、知能を測る指標として広く使われている「ウェクスラー成人知能検査」の一部でもある。

 

ハーツホーン氏は、加齢とともに知能がどのように変化するかを調査し、一般的に情報処理能力や記憶力は、10代後半にピークを迎えることを発見した。

 

22歳:名前を記憶する能力

 

大半の人は、コンテクスト抜きに情報を記憶することが苦手だ。神経科学者はこれを「ベイカーベイカーパラドクス」と呼ぶ。この理論の典型的な例は、ある人物に出会ったとき、ベイカーというその人の名前よりも、パン屋(ベイカー)という、その人が就いている職業の方が記憶しやすいというもの。人物と名前をリンクさせる文脈がないため、記憶に残すことができないのだ。

 

若い人がこの問題に頭を悩ませているようには見えないが、2011年の調査によると、新しい名前を覚えるには、20代前半が最適だとわかった。

 

32歳前後:顔認識能力

 

人間の脳は、顔を認識、識別する特別な能力を持っており、その理由が解明され始めている。新しい顔を覚える能力は、平均して30歳になった直後にピークに達するようだ。現在、顔を認識する能力と年齢の関係を研究している科学者たちは、「スーパー・レコグナイザー」と呼ばれる、顔認識において類まれな能力を発揮する人々について調査している。事実、スーパー・レコグナイザーの多くは30代だ。

 

43歳前後:集中力

 

2015年、ハーバード大学とBoston Attention and Learning Laboratoryの研究者らが行った研究によると、集中力は年齢とともに向上し、43歳前後にピークを迎えることがわかった。同研究を率いる科学者の1人、ジョー・デグティス(Joe DeGutis)氏は声明の中で、「若者が情報処理の速さと柔軟性に優れている一方で、中年になるにつれ、集中力はピークへ向かうようだ」と述べた。

 

48歳:感情認知能力

 

デートは難しい。その理由の1つは、他人の感情を読み取ることが、一般的に40代後半に達するまで苦手だからだ。ハーツホーン氏はその研究の一部として、数千人の目元のみの写真を見せて、被験者に写真の人物が何を感じているか、説明するよう求めた。結果、48歳前後の人が最も良いパフォーマンスを見せた。

 

50歳:基本的な計算能力

 

多くの人は、学校を離れ、勉強をやめたら、数学の能力が低下すると考えている。しかし、今度レストランで勘定を割る時は、これを念頭に置いておいてほしい。引き算と割り算の計算能力のピークは、50歳だ。言い換えれば、「全ての能力がピークにある年齢というものは、存在しないのかもしれない」とハーツホーン氏は言う。

 

50歳前後:新しい情報を学び、理解する能力

 

ハーツホーン氏の研究によると、50歳で基本的な計算能力がピークに達するのと同じく、歴史的な出来事や政治的な思想といった一般的な情報を学び、理解する能力も、50歳前後までピークには達しない。

 

67歳前後:語彙力

 

「スクラブル(バラバラのアルファベットを組み合わせ、作った単語の得点を競うアメリカのボードゲーム)でいつも負けてしまう人に、良いニュースがある。あなたにとって最高の日は、これからかもしれない。複数の選択肢の中から答えを選ぶ、多肢選択式の語彙テストの結果、我々の語彙力がピークに達するのは、60代後半から70代初めだ。」

 

さて、人間はある年齢から以降はと色々な能力が衰えていくばかりではなかったというMITの研究結果ですが、実は50歳前後は新しいことを学ぶのに適していると述べています。この研究通りだとすれば、これからの高齢化社会にもっとシニアの力は活用できるということになります。

 

語彙力がピークに達するのは、60代後半から70代初めとのことなので、まだ語彙力は結構長く伸びるようです。いずれにせよ、人生100年時代を意識して生きるべきです。ここに書いてあることは個人差があり、一概には言えないと思いますが、ピークはまだ先にあると思い込んでしまって多少なりともの偽薬(プラシーボ)効果でもあれば、それはそれで良いのかもしれません。

 

新しいことを知りたい、素晴らしい人に会ってみたい、世のためになりたいという想いや志次第でかなり変わると思います。年齢を重ねていくと、その人らしい雰囲気が備わってきます。体力年齢、知的年齢、感性年齢という3種類の年齢が人にはあるように思えてなりません。

 

モンテッソーリ教育というのは、0~6歳、7~12歳、13~18歳、19~22歳の段階ごとで人の能力は成長していきます。特に大切なことは6歳までの間に吸収力が最も身につく時期だということです。この期間、いかに様々な体験を経験させることがポイントになります。

 

驚いたことに、幼少期だけではなく、晩年までに人の成長があることに改めて気付かされました。語彙力がピークに達するのが60代後半からとなれば、それまでに読書したり、英語や外国語を学んだりすることは、やはり大きな価値があると思いました。

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