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1987年10月に起きたブラックマンデーと次に起こりえる大暴落の時期

今から30年前の1987年10月16日金曜日にニューヨーク・ダウ平均株価は2,246ドルで終わり、週明けの19日月曜日になるとわずか一日で508ドル(-22.6%)安の1,738ドルと大暴落して取引を終えました。

 

このブラックマンデーと呼ばれる大暴落から30年経った2017年秋、現在のダウ平均は2万3000ドルの大台に達し、当時の10倍の株価を付けまでに上昇していますが、こうした中でブラックマンデー級の大暴落が起きれば、一日で5,000ドル以上も暴落して2016年秋のアメリカ大統領選時の1万8000ドルに戻ってしまうことになります。

 

とはいえ、当時は過去最高値から突然大暴落したというわけではなく、1987年8月の過去最高値2722ドルから徐々に下げ始め、10月19日に大暴落が起こりました。この大暴落はポートフォリオ・インシュアランスが原因と言われています。

 

ポートフォリオ・インシュアランスとは、将来のポートフォリオの価値が一定の値を下回らなにようにする運用手法のことですが、下落相場で損失を抑えるために開発されたツールが利用者の意図に反して負の連鎖を生み出し、売りが売りを呼んだ結果、大暴落に至ったというわけです。

 

その後、ブラックマンデーのような大暴落に備えた予防策として、ニューヨーク証券取引所が一時的に取引が中断されるサーキットブレーカー制度を導入しましたが、2007年8月にクオンツ・ショックというファンドによる大量売りが発生し、2010年5月にはフラッシュ・クラッシュによりS&P500がわずか30分で7%急落し、さらに2015年8月に再びフラッシュ・クラッシュが起き、取引開始後5分で1100ドル下落するなど暴落に備えた予防策が機能していないことが分かります。

 

現在は、規制当局や証券取引所がサーキットブレーカーをさらに改良したため、S&P500指数が一定程度下落した場合に取引を一時停止する制度を設けていますが、上手く機能するかどうかは大暴落が起きてみないことにはわかりません。

 

ニューヨーク・ダウ平均株価は過熱感が指摘される中、依然として強気相場を維持していますが、過去の経験則を振り返ればVIX(恐怖)指数が10ptを底値に反発し、その後しばらく上昇した後にアメリカ大企業の破綻と共に株式市場が暴落する傾向があります。

 

1990年にVIX指数が登場して以降、10ptを底値に反発したのは1995年と2007年の2回しかありません。1995年にVIX指数が上昇に転じるとダウ平均株価とともに大きく上昇しましたが、1998年になるとヘッジファンドLTCMの破綻によりわずか1ヵ月でー15%安と大暴落したことがありました。

 

また、2007年もVIX指数が上昇に転じる中でダウ平均株価は過去最高値の1万4000ドルの大台に到達しましたが、リーマン・ブラザーズの破綻後、ダウ平均株価は6カ月かけてー50%を超える大暴落となりました。

 

現在、VIX指数は先日の9pt台から徐々に下値を切り上げて10pt台で推移しています。VIX指数が明確に反発に転じれば株価はさらに上昇し、ピークを付けることになります。つまり、ブラックマンデーのような歴史的な大暴落となるのはまだ先の話ということになり、あと1年以上は強気トレンドが続くものと思います。

 

※本コラムは、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。金融商品の売買は購読者ご自身の責任に基づいて慎重に行って下さい。弊社は読者が行った金融商品の売買についていかなる責任も負うものではありません。

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