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すでに私たちの文明は終わりを迎えている① 「偉大な文明や国家はなぜ忽然とその姿を消した理由」

地球に住む人類の約5000年に及ぶ歴史というのは、文明や国家の興亡と滅亡の歴史です。シュメールやアレクサンドロス王国、ローマ帝国、モンゴル帝国、清帝国など、その全盛期の栄華さについて知るたびに滅亡など想像もできません。

 

ところが、現実はこれらの文明と国家はすべて滅亡しています。建国以来、一つの皇統が続いているのは、今のところ日本だけです。つまり、文明というのは、生まれ、栄え、最後には滅ぶというわけです。しかし、文明はなぜ滅ぶのでしょうか?

 

異民族の侵入や内乱、革命、自然災害、気候変動など原因は様々ですが、結局は、問題の複雑さが増したことにより、人間の問題解決能力の限界点に達するからではないでしょうか。要するに、問題の複雑さが人智を超えたとき、問題は先送りにされ、積もり積もって滅亡に至るわけです。

 

例えば、シュメール文明は、エジプト文明、黄河文明、インダス文明と並ぶ四大文明の一つですが、文明として成立したのは紀元前3500年頃で四大文明の中では最も古いものとされています。場所はメソポタミア南端のチグリス・ユーフラテス川にはさまれ肥沃な三日月地帯でした。肥沃ということで小麦の収穫量が多く、他国に輸出するほどだったといわれています。

 

シュメール文明は、農業・興業・商業・文化とバランスのとれた万能型文明でしたが、紀元前2004年にあっけなく滅亡しました。歴史によると、東方からエラム人が侵攻し、首都ウルを占領され、シュメール人全員も歴史から消えてしまっています。一体どこへ行ったのでしょうか?

 

また、マヤ文明の繁栄は永遠に続くかと思われたほど栄華を極めましたが、紀元750年を境に衰退が始まり、そして、紀元850年頃には誰もいなくなりました。マヤの場合は、国自体が廃棄されています。わずか100年の間に一体何が起こったのでしょうか?外敵の侵入や内乱、疫病、気候変動など諸説ありますが、原因は不明のままです。

 

このように偉大な文明や国家はなぜ忽然とその姿を消したのでしょうか?

 

私たちは、世界史について学校の教科書などで文明や王朝の興隆と滅亡について学んでいます。そこでは、「いつ」「どの場所で」「どの勢力が」他の勢力を力で圧倒し、またどういった失敗によりその文明や王朝が終焉の時を迎えたのかが説明されてはいます。

 

しかし今、あらためて日本を含め世界の情勢を考えてみると、どうも分からない部分があるわけです。例えば、エジプト文明というのは、ヘブライ人など異民族を支配し、巨大なピラミッドを次々に創り出しましたが、なぜ突然終わってしまったのでしょうか。

 

世界史の教科書は古代文明として持っていた絶対的な権力の強さと弱さを論理的に説明しているだけです。しかし、文明があったということはそこには高いレベルの科学技術力があったはずですが、それも突然のように忽然と吹き飛んでしまっているわけです。

 

そして、建造物として残された場所には、その当時の文字が刻まれた石碑など発掘物があります。私は英語などの欧州言語や韓国語、中文などは読めますが、古代文字は読むことができません。しかし、その象形文字の画像を拡大して眺めていると、そこには当時の人達の思いを感じることができます。

 

歴史を振り返ってみると、あれほどまでに強大な文明があったにもかかわらず、滅亡し、姿を消してしまったものは数多く存在します。そうした中で不思議なのが、なぜ一切の記録や記憶が残されていないのかということです。外敵の侵入や内乱、疫病、気候変動などの理由があったとしても、滅亡自体の理由がその後に伝えられていません。

 

このように後世を生きる私たち人類は、数々の文明の滅亡の理由について推測するしかありません。要するに、文明滅亡時の記憶が一切消されているというわけです。物理的に生き残った人々もいたかもしれませんが、滅亡時については何も語っていません。

 

これは、現在も存命の90代の元日本兵の多くが先の戦争について頑なに語らなかったように、余りにも衝撃的な出来事だったことから、子孫には何も語らず、その後も何もなかったように扱われたのかもしれません。そして何も残さないまま伝承されることはなく、消えてしまったのではないでしょうか。

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