さて、今日はこんな記事を読みました。あるIT企業の社長さんの挨拶文ですが、横文字ばかりで日本語ではなくなっています。もはや意味不明だと騒がれているようです。
こんな挨拶文だったようです。
真のエクセレント・カンパニーを目指して
今、IT業界は革命の時代に突入しています。2000年初頭に起こったパラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各社のコアコンピタンスがコモディティ化された結果、先の見えない不況が我々の眼前に覆いかぶさってきています。LIGは自社の強みでもあるファクトベースにおけるブルーオーシャン戦略、いわゆるボトルネックを排除したベネフィット創出事業にフルコミットする事で、安定的な成長を続けています。
ソーシャル・ネットワーキングのカリスマ
今では誰もがSNSを利用しています。我々のアセットでもあるナレッジ化されたコンテンツ・マーケティング戦略は、更にドライブさせる事で世の中に多様なインパクトを与えられると信じています。さらに社員ひとりひとりがポリバレントプレーヤーとして活躍する事により確立されたリスクヘッジメソッドは、他業種とのアライアンスを積極的に結ぶ事で効率化を図り、いずれ社会におけるデファクトスタンダードとなっていくと確信しています。
これが我々のリアルです
LIGにおけるリアルとは?それは限りなくフリーダムでアジャイル、そしてイノベーティブなものだと考えています。シュリンクされたバジェットをどのようなスキームで獲得していくのか、そのオポチュニティマネージメントこそが鍵です。挑戦を続ける事によりPDCAを回し、常にイニシアチブを取りながらインタラクティブに物事を考え、オーソライズしていく。LIGのリアルとはそういった想いの先にあるものなのです。ジャストアイデアですが。
代表取締役 岩上貴洋
https://liginc.co.jp/company/message/the2014 |
ポリバレントプレーヤーですか?うーん。語学スクールのカウンセラーである私にも確かに何を言ってるかわかりません。この社長さんは、どうもわざとこんな挨拶文にしたようです。
しかし、こういう日本人は最近よくいませんか?職場や取引先で、やたら難しい言葉を並べて、横文字を入れて話す人です。しかし、正しい英語は話せない人が多いようです。
「こういう仕組みで、というべきところを、こういうスキームでどうでしょう。お金を稼ぐことをマネタイズしましょう!」
マネタイズとは、つまり、お金を稼ぐ、ということですよね。ならば日本語でそう言えばいいのではないでしょうか。カタカナで英語を使う人ほど英語ができない証拠でしょう。人間こうなってしまったら終わりです。
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