衆議院選挙2024特設サイト
 (出典:NHK)
10月27日に実施された第50回衆議院選挙の結果は、自民党が大きく議席を減らし、自民・公明与党での過半数を下回りました。自公政権が総選挙で過半数を割り込むのは15年ぶりであり、11月7日以降に特別国会で「首相指名選挙」が行われます。
自民・公明与党よりも議席数が多い野党が、立憲民主党の野田佳彦代表を首相に選ぶのかはわかりませんが、国民民主党や維新の会はまだ立民と連立政権を組むとはまだ決まっていません。一方、自民党も野党との連立を否定しておらず、これからどうなるかについて分析する必要があります。
自民「裏金候補」は18勝28敗 旧統一教会との接点候補にも大逆風 丸川珠代氏、高木毅氏、山本朋広氏は
 (出典:2024年10月28日 東京新聞)
石破茂首相は、自民党が過半数割れすることを想定していたと思いますが、今回の総選挙の目的は自民党旧安倍派(清和会)議員を落選させることにあったと思います。つまり、旧統一教会と深い関係にある議員を排除することでした。
ところが、裏金議員としてレッテルを貼られたカルト議員の萩生田光一や稲田朋美などは当選しました。しかし、ほとんどのカルト議員は落選しており、二度と政界に戻させないようにしなければなりません。
もし石破が特別国会で首相に指名された場合、当選したリベラル議員を排除し、保守本流政治に戻す機会を与えられることになります。また、日本を台湾有事に巻き込まないような外交を目指し、少しずつアメリカの属国をやめる動きを進めることが求められます。
一方、もし野田が首相に指名された場合、日本にあらゆる災害が起きると思われます。まず消費税は15%に上げられ、立憲民主党にも潜伏しているカルト議員が日本を戦争できる国にするため、平和憲法の改正(改悪)に打って出ると思います。
なぜかと言えば、2012年の野田政権で起きたことが消費税10%の値上げと尖閣列島の国有化だったからです。当時、野田は安倍晋三と密室で話し合い、辞任する前に民主党を内部分裂させました。
角栄がほほ笑むのは首相か小沢氏か 薫陶受け交わった2人の政治家
 (出典:2024年10月19日 産経新聞)
今回、野田を代表に推したのが小沢一郎・衆議院議員であり、アメリカのような共和党・民主党の二大政党制に移行するという戦略が古いことに気づいていないわけです。つまり、小沢は自民党と民主党が交互に政権を担当する体制を構築する役目があったようです。
興味深いのは、67歳の石破と83歳の小沢は故・田中角栄元首相の弟子であり、石破は一度自民党を離党して戻ってきましたが、小沢は二度と戻らなかったという違いはあります。どちらもカルト宗教との関係はないようですが、この問題がどれほど深刻なのかを把握していないように見えます。
結局、日本が貧しい国になったのは、アメリカのディープステートの仲介組織である旧統一教会が国会・地方議員、各自治体の知事、市長、そして大企業幹部たちを取り込んだからです。利権を持つ一部の組織・個人だけが利益を確保し、それ以外は貧しい生活を強いられているのが現状です。
わかっているのは、2012年末の衆議院選挙で政権を奪った安倍政権以降、日本は「カルト政治」が始まったことです。その手引きをしたのが野田であり、再び同じことが起きようとしています。しかし、今回は世界の流れとしてアメリカの衰退と中国の台頭が起きています。
つまり、アメリカ大統領選挙の結果次第で日本の命運も大きく変わっていくということです。だからこそ、ウクライナ戦争や中東紛争について様々な面から分析する必要があります。国内での様々な事象をどのように考えるか、分析するかを無料(タダ)で伝えているのがこのコラムの特徴です。
読者の皆さんが、様々な事象について自分なりに分析する際の手助けとなれば幸いですが、こんなことをしているうちに私たちAtlasはいつか干上がってしまうと思います。なぜかと言えば、もはや収入を得る方法が尽きたからです。
情報リテラシースクールの運営にはある程度の資金が必要であり、Atlasマンツーマン英会話はその資金源であるはずでした。しかし、検索エンジン(Google)やSNS(Facebook)から徹底的に嫌われ、もはや手も足も出ない状態です。
正直言って、誰が首相になろうが、誰が得をして、誰が損するかなどどうでもいい話です。今回の衆議院選挙で、野党が過半数を取ったからといって何も変わることはないので、引き続き我慢を強いられることになりそうです。
参政党とは何か?「オーガニック信仰」が生んだ異形の右派政党
 (出典:2022年7月11日 Yahooニュース)
そもそも、神仏ではなく、悪魔崇拝の旧統一教会や創価学会、幸福の科学(幸福実現党→参政党)に所属する組織・個人が利権を得るという構造自体が異常なことであり、反ワクチンや反ディープステートを政策に掲げてもカルトであることに違いはありません。
問題は、何百万、何千万人という日本人が騙されていることにいつまでも気づかず、私が何を伝えても無駄なことです。最近は、初対面の人に対してこのような重要ことを直接言わなくなってしまいました。
自分をまともだと思い込んでいる日本人という民族は、これからも騙され続ける人生の中で真実を見つけられずにどんどん死んでいくでしょう。今後、旧統一協会の調査が進むのかはわかりませんが、国民民主党や維新の会も関係していることも公表しなければ何も変わりません。
少なくとも、れいわ新撰組や共産党に投票した有権者は政治のことをよくわかっています。今回、立憲民主党に投票した人が多かったですが、消費税減税や廃止を表明している候補者に鍵って投票するべきでした。
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