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20代の投票率30％台…「若者の選挙離れ」背景にある「半人前扱い」の歴史
(出典：2021年9月14日 FRaU）
10月31日に衆議院選挙の投開票が実施されるということで、今週から立候補者と運動員たちとが大都市の主要ターミナル近くでビラ配りをしています。
立候補者は、まず誰に声を掛けられ、そして政党の公認を受けることができるようになったのかですが、30代、40代の立候補者は特に子育て世代にアピールしたことが書かれています。
当然、立候補者も「子育て中」であるはずですが、果たして経営者としてどれほどの知識や経験があるのかは未知数です。中小企業の経営者であれば、英語の記事は読めなくても、日本の新聞記事は読んでいると思われます。
しかし、驚くことに「クワッド」や「SDGs」の意味を知らないで立候補しています。聞いたことはあっても、ただ何となく新聞やSNSの記事を読んでいるだけなので、一体何が本当に起きているのかは知らないまま、運よく当選して議員になって議員報酬を貰うことになります。
さて、今や東大、早稲田、慶応大学卒や議員秘書（父親が政治家）の経験は、何の意味もないように思います。しかし、無知な有権者がそれだけで信用し、投票するという悲劇が今回も起きることになりそうです。
「完敗」小泉進次郎氏失速 同世代台頭、集客に陰り
(出典：2021年10月17日 産経新聞）
今の政治家や有権者は、自分が関心のあること以外は何も考えずに党や上司の方針に従って行動しているのが現状です。小泉進次郎・前環境大臣のように政治や経済について何も知らなくても、国会議員を10年以上も続けられるわけです。
そのためには、国内外に強力な権力者の支援を受けることです。つまり、売国奴として国富を切り売りするか、賄賂を貰いながら利権構造を維持するための人物として居続ける必要があります。
基本的に、日本人というのは聞かれた質問に答えるようなことはしません。質問の意味を理解していないか、答えないように上層部から釘を刺されているからです。結局、誰も本当のことを言わないので、有権者の多くは現職の議員に投票してしまいます。
コロナ対策や支援金、災害対策、介護や医療などについて一体どのように考えているのか、私たちは投票する立候補者のことを何もしらないまま、テレビや新聞のインタビューやポスターの顔を見ただけで投票しています。
“政治とカネの震源地”衆議院広島3区
(出典：2021年10月20日 NHK政治マガジン）
確かに、この候補者たちの顔を見て、誰が投票したいと思うのでしょうか？「選挙で当選」するには、全てテレビや新聞、ネットなどメディアの露出度で決まります。だから、東大やハーバード大卒であっても中卒であっても、選挙と学歴に関係性はありません。
そもそも年々、日本の教育水準が下がっている中、高校受験時が能力開発のピークである可能性があります。だから、結局「カネ次第」で国民が払った税金で生活しようと考える人間が増えるわけです。
今後、教育水準がさらに下がっていくのは明らかで、急激な少子化も影響して誰でも東大や早稲田、慶応大に誰でも合格できるようになるものと考えられます。私自身、団塊ジュニア世代という競争率が最も高かった記憶があり、受験の意味も大きく異なっていることを実感しています。
高校卒業後、私は日本の大学ではなくカリフォルニア大学を選びましたが、日大を始めこれから私立大学への助成金は減らされるのは確実です。大学を卒業する意味がなくなりつつあるのは、すでに卒業者の「理解の低さ」からも明らかになっています。
実際に、政治や経済の話をしているとウンウンとうなずいてはいますが、表情から推測すると理解していない大卒者は多いように思います。そんな人間にも仕事はありますが、新しい仕組みを発想したり、創造することを全く期待されていません。
各新聞社の世論調査などで、安倍政権の支持率が不思議に高かったのは、アンケートに答えた人が質問の意味を理解していなかったからです。憲法改正以前に、憲法9条についてや外交について何も知らないまま選挙権だけ持って存在しているわけです。
日本には、恐ろしく無知・無教養な人間が多く、英語を勉強する以前に基礎的な知識や学力がないことが職場などで問題となっています。今年、北大所属のドイツ人研究者がノーベル化学賞を取りましたが、日本人候補者はアメリカの大学に所属しています。
残念ですが、フリーエネルギーなど物理学や量子論、医学について書くと、アクセス数が急激に少なくなっています。それよりも、政治家の汚職やワクチンの危険性、そして地震予測のほうが人気があるのは「内容がわかりやすい」からです。
ホリエモンを崇める人は新興宗教に洗脳された信者と似ている
(出典：2018年3月16日 BLOGOS）
NHK党が、国民の一部で人気が高いのは身近な内容で「わかりやすい」からです。しかし、若い人に受けがいいホリエモンやひろゆき、中田敦彦、メンタリストDaiGoなどは、民族的なルーツが日本ではない可能性があります。
若い人に人気があるのかはわかりませんが、社会学者の古市憲寿がなぜ政府の専門家メンバーに選ばれているかと言えば、それは能力で選ばれているのではなく、御用学者（売国奴）として国民を騙すことに利用されているからです。
要するに、テレビや新聞だけではなく、ネット上にも知識や教養がない人たちが溢れてしまっています。自分で物事を考え、思考することがもう20年以上もできないまま、ターニングイヤーの「2025年」に向かっていきます。
それよりも、有権者の80％がすでにワクチン接種済みであることから、コロナ騒ぎの仕掛け人「国際金融資本」のコントロール下にある新聞やテレビの情報を信じている以上、数ヵ月後に待ち受けている絶望的な事態の犠牲者となってしまうことのほうが重大です。
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