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空気を読みすぎて仕事ができなくなる人の矛盾

「和を以って貴しとなす」は、日本的には立派なことだと思います。しかし、それは1500年ほど前の倭国(後の日本)の頃にできたルールで、さすがに15世紀以上も経てば人の考え方や環境が変わるのは当たり前のことです。それなのにいまだに空気を読むなどでいうもので脅迫概念に苦しんでいる人がいます。

 

日本人は争わないことを優先する傾向がありますが、それを仕事場でそれをやってしまうと、もうそれは空気を読むという病気でしかありません。なぜなら、いちいち空気など読んでたら、仕事に対してモチベーションや効率が落ちることになるからです。

 

実は、空気を読むという言葉は危険極まりない言葉です。本来ならお互いを尊重することですが、いつの間にかイエスマンになるという意味になり、現代では余計なことを言わないほうが無難と解釈されています。しかし、それが仕事場にまで及んだら、それはもはや病気と言うしかありません。

 

というのも、会社から仕事で求められるのは必ずしも和ではなく、社員全員で仲良しゲームをやって会社が倒産しては意味がないからです。

 

さて、「仕事をする上で大切だと思うもの」、というアンケートを見てみると、中国、韓国、インド、アメリカなど他の8か国で最も重視されたのは「高い賃金・充実した福利厚生」です。中国では79.0%など非常に高い割合の人が重視している条件ですが、日本では39.0%と格段に低い水準だったことが分かりました。

 

代わって、最も大切だとされた条件が「良好な職場の人間関係」で56%と、他国が低かったのに比べ非常に高い数字です。続いて、「自分の希望する仕事内容」が51%、他国では重視された「明確なキャリアパス」は10.5%と非常に低いのです。

 

この結果から見えるのは、明らかに日本人が会社に「居心地のいい空間を求めている」ということです。日本の仕事場では、整った労働環境よりもストレスのない人間関係が優先されます。居心地のいい空間を求めているのに対し、日本人は世界一、自分の会社を嫌っていることが分かります。人に合わせ、空気を読んで仕事をしている反面、会社が嫌いとなると、私にはもう意味が分かりません。

 

居心地のいい仕事場のために空気は読みますが、会社が嫌いな日本人。日本人がなぜ会社が嫌いになるかといえば、それは空気を読んでいるからに他なりません。考えていたように、完全に矛盾していることがこれではっきりしました。

 

例えば、東芝が社長3代に渡って粉飾決算を行ったかというと、それは要するに改革ができなかったからです。粉飾決算を行いながら、役員の中でそれに反発する声が上がらなかったのです。かなり前から日本社会は、空気を乱さない人間が出世するようにできています。賛成する人間が重用されて、反対する人間は隅に追いやられます。

 

こうやって空気を読みすぎると、どんどん会社が嫌になっていき、最終的には共倒れしていきます。いわゆる共依存という人間関係ですが、空気を読むということは、責任転嫁の意味と同じです。思考回路が、誰かに依存したり、自分のせいではないとするのです。

 

つまり、空気を読むというのはイエスマンでいることと同義語になります。和を貴ぶ、というのを盾にして思考停止し、他の誰かが発言するのを待ってるだけの状態です。このような会社では人も会社も成長するわけがなく、職場は荒れ放題になっているはずです。

 

例えば、ある大手英会話スクールでは教えるのが上手なアメリカ人講師がいました。しかし、彼は職人気質なので日本人マネージャーにスケジュールや教え方を許可なく対応していました。彼からすれば、自分の能力なら可能だから言ったわけですが、マネージャーたちはよく彼を注意し、独断で動くなと叱っていました。

 

日本人マネージャーは、営業で一番売り上げを上げているスタッフに褒めて認めることをしなかったばかりか、外国人講師にも空気を読むことを強制していました。結局そのアメリカ人講師は、日本人マネージャーとのバトルに時間を費やすことになり、レッスン時間は大幅に減ってしまったのです。これはもう本末転倒です。

 

従業員に求められることは、笑顔で接客することではなく、商品知識を蓄えることでもありません。一番大切なのは、商品を買ってもらい、レッスンというサービスを受けてもらうことです。売るためはに何をしてもいいわけではありませんが、仕事で皆と肩を並べることは限られた状況以外では必要ではありません。

 

さらにもう一つ、サービス残業というのが日本の会社にはありますが、時給で賃金を得ているアルバイトですらサービス残業をしています。理由は、皆残業をしているから、なのだそうです。そんなことをするなら、電気代節約のために家に帰ったほうが会社のためにはなるはずです。

 

空気を読んで仕事をすると一体何が起こるかといえば、それは結局足の引っ張り合いになるだけです。出る杭は打たれ、誰かが不幸ならみんな不幸にならなければいけません。その中にあっては自分だけ抜け駆けはできなくなります。

 

さて、空気を読んでイエスマンになって皆と賛同するだけなら、あなたは本当に会社に必要な人材なのでしょうか。たしかに、仕事でも人間関係は切り離すことはできません。礼儀もあり、距離感を保つ必要があります。しかし、日本の空気を読むという習慣はただイエスマンなだけです。そのような人間が会社に何人いても意味がないわけです。

 

「~してはいけない」と押し付けてくるのに、いざとなったら「誰かがやってくれるだろう」、と責任転嫁する思考回路を持つ人は病気です。やりたいことがあるのなら、空気など読まずにやりたいことやった方が良いわけです。なぜなら、空気を読んでいたら、結局人並みのことしかできないからです。

 

それを会社が許さないなら、一刻も早く転職するなり、独立した方が良いのではないでしょうか。空気を読んで仕事をすれば、その他大勢の一人で居続けるだけです。それが嫌なら、空気なんて読むのをやめることです。

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