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独りでいると不安だからこそ、同調圧力に屈しないこと

動物や魚はそれぞれ大群で身を寄せ合って移動していますが、彼らは群れる理由は弱いからです。弱いから集団を作り、対象を分散させて命を守ろうと本能が働いているのが分かります。

 

一方、熊やライオンなどは単独行動をします。習性と言ってしまえばそれまでですが、彼らが群れない理由は強いからです。自分で捕食したり、外敵から身を守ったりと、自分だけで生きることができるので群れる必要がないわけです。

 

人間でも、群れる人というのは弱いから群れるわけです。それは、弱い自分の寂しさを紛らわすためでもあります。家族や社会から追い出されて寂しいからそういう人同士で集まるわけです。似た環境、同じ感情を共有できることは心地良いと感じます。

 

同時に、人間には晴らしたくても堂々とは晴らせない親や社会に対する鬱憤があり、自分という存在はここにあり、自分を見てほしいという欲求があります。それを表現する方法が暴走や炎上行為です。

 

彼らは一人では暴走や炎上行為はできません。集団だからこそ勇気を持つことができます。つまり、人間には帰属欲求というものが備わっていますが、群れたがるのは弱い証拠であり、群れると人間を弱くすることになり、団体旅行やフォロワーを多く持つツイッタラーのように、群れは発想を横柄にもします。

 

もちろん、コミュニケーション能力やリーダーシップなど、群れの中でしか磨かれない能力はありますが、それは個人の確信があるからこそ、他人を惹きつける魅力になるわけで、それは誰かの群れの中に入るのではなく、自ら群れをつくることでしかできないことです。強い確信を持つ人間が自ら会社を作って周りに人を集め組織を作るようになります。

 

一方、弱い存在の人間はサークルや職場の派閥、ママ友グループなどに所属しようとし、常に誰かに雇ってもらおうとします。孤独を恐れる方は、家に帰ればすぐにテレビをつけ、SNSにふけ、誰かに電話をかけて長電話するといったように、常に誰かと繋がっていることを求めようとします。

 

そのような方は、とにかく独りの時間が落ち着かない気分になりますが、同じように孤独に耐えられない人と集まる傾向があります。ただ独りでいることを避けるために集まったグループは、同じように孤独であるからこそ安心しているわけで、誰かの別行動に敏感に反応しては同調圧力をかける傾向があります。つまりお互いを常に監視しあう関係になりやすいのです。

 

例えば、一生独身を誓い合ったアラサー女子仲良しグループも、そのうちの誰かが結婚すると裏切者呼ばわりするのもそんな関係から来ています。しかし、そもそも人との繋がりとは、人生の質を高める過程で感じる感覚であって、自分は孤独ではないことを証明することではありません。

 

孤独でないことを証明しようとする行為は、相手を利用することと同じだと私は思います。自分が確認して安心したいがために相手の存在を利用するというわけです。

 

一方、孤独を楽しめる人も同じような人と親しくなる傾向があります。しかし彼らは、寂しさを紛らわすためという発想がないために同調圧力も監視もなく、自然な付き合いができます。要するに、独りの時間を楽しめるということは、自分の領域を尊重しているということでもあり、他人の領域を理解し尊重することも繋がり、自分の考えを押し付けたりはしません。

 

自分は自分、他人は他人というほどよい距離感を守ろうとすることで、他人にしがみついたり、他人を利用しようという打算がありません。つまり良質な人間関係を維持できるというわけです。東日本大震災後にクローズアップされた絆という言葉も、本来は個々人が感じれば良いだけのはずが、強制イメージがあるのも、その根底には絆を押し付けて自分が安心したいだけという発想があるからです。

 

これらは孤独に耐えられない人の発想です。彼らは孤独を恐れ、誰かに依存したいという搾取的な傾向があります。彼らは知的弱者であり、ずるい人間です。自分は何をなすべきかではなく、他人に助けてもらおうという発想しかないからです。

 

そもそも絆とは、誰かに助けてもらうためものではなく、相手を助けたいと思う自分の心であるはずです。相手に求めるものではなく、今さら絆と叫ぶような種類の言葉ではないということです。また、ネットで繋がっているというのも、停電したり電池切れになれば何の意味もありません。

 

絆とは、自分は相手を信頼して、相手も自分を信頼してくれているという相互信頼の感覚です。遠く離れていても、長いこと疎遠になっていても、何年ぶりかに会えばすぐ打ち解け、お互い相手のことを思いやっているからこそ、困っても相手に頼らないわけです。

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