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ノウハウ教材が好きな英語学習者が上達しない理由

ノウハウ教材が好きな英語学習者が上達しない理由のキーヴィジュアル

TOEIC対策や語学のノウハウ本が好きな英語学習者が多くいますが、英語を勉強するならまず書店に行って大量の問題集を買い求め、同時に必ずカリスマ英語講師の哲学書を買うようです。

 

私自身も、性質的に全体像をはっきり捉えてからでないと行動したこともあり、まずは調査のためにノウハウを集める傾向があります。しかし、正直なところ、そういうタイプは成功することはないように思うわけです。

 

世の中には、たくさんのノウハウ本があります。センター試験対策から宅建、TOEIC、就活面接、仮想通貨から株の選び方など、ネットで検索すればたいていの本を手に入れることができます。しかし、ノウハウ集めが好きなだけではまず成功することはありません。その理由は、ノウハウを集めるだけで満足してしまったり、挫折してしまうからです。

 

このようにノウハウを集めただけで満足してしまう方が結構いると聞きます。例えば、英語学習について調べているうちに軽い知識を頭に入れただけで、すでにやった気になってしまうというわけです。

 

実際には、まだ何にも始めていないのですが、それよりも厄介なのは、ノウハウを集めたことによって英語学習を挫折することです。英語を勉強しようと思ったきっかけは、会社の要請によるTOEICスコアの取得という場合が多いようです。

 

そして、「どうせなら英会話も本気でマスターしてみよう」ということで、英語学習の方法を調べているとTOEICには予想以上にライバルが多いことに驚き、「この人たちには勝てない」「ここまでこだわれない」と思うことで、結局断念することになります。

 

まだ何も始めていないのに諦めてしまうわけですが、ノウハウ本が好きな方によるある傾向と言えそうです。基本的にノウハウ本というのは、丁寧に解説されており、やるべきことが順番で書かれています。それを読むと「この通りにしたらうまくいく」と思うわけです。結局、それが落とし穴になっていると考えられます。

 

つまり、丁寧に書かれているだけに膨大な単純作業があることを見落とすことになります。例えば、TOEICのノウハウというのは、ただ「○○語の単語を覚えましょう」などと書いています。当然、TOEIC800点台を取るためにはつまらない単純作業を継続する必要があるわけです。これはどの分野でも同じことが言えます。

 

単純作業というのは、やるかやらないかの話でしかないので、ノウハウ本には簡単に書いてあるだけです。しかし、ノウハウ本が求める単純作業を完遂できる方というのは私たちが想像する以上に少ないと思われます。そもそもノウハウ本が好きな方というのは、単純作業が嫌いなわけですから、挫折することが当たり前です。

 

世の中の成功者の理論とは、最終的に試行錯誤してうまくいったことを続けることができるというものです。当然のことですが、試行錯誤を続けたから成功したわけです。しかし、ノウハウ本が好きな方というのは残念ながら自分で試行錯誤するのが苦手なようです。

 

ノウハウ本に頼ろうとする方というのは、自分で問題を解く前に解き方を読みたいと考えているところがあると思います。それでは試行錯誤どころか、継続することなどできるわけがありません。自分で考えずノウハウに依存してきた方は、イレギュラーなことが起こるとすぐに挫折してしまう傾向があります。

 

自分で問題が解決できない方が伸びるわけがなく、試行錯誤できない方が成功できるわけがないわけです。考えてみれば当然なのですが、ノウハウ本が丁寧であればあるほどできそうな気がしてしまうということです。しかし、結局、自分で試行錯誤できるかどうかなのです。

 

ノウハウ本が好きな方の問題は、自分に足りない部分が理解できないところです。普通、ノウハウ本どおりに方程式を解いたのに答えが間違っていれば、ここで試行錯誤するものですが、ノウハウ本好きな方は試行錯誤しようとはしません。

 

あくまでノウハウ本ベースでしか考えていないため、そのとおりにやっても結果が出ない場合、そこで止まるしかなく、結果が出ないことでまた違う種類のノウハウ本を買ってダメなところをあくまでノウハウ本の中から探そうとするわけです。

 

ノウハウ本のとおりにやって、うまくいかなかったらようやく英会話スクールに通うということになるわけですが、自分で考えることができない方というのは、問題解決も他人頼みになりがちです。特に大手の英会話スクールに行こうとするのが特徴になっています。

 

結局、ノウハウ本が好きな方というのは極度に失敗を恐れているのだと思われます。失敗しないためにノウハウを叩きこみ、お手本通りにやるわけですから当然です。とはいっても、何においても不測の事態や好ましくない事態というのは起こるわけです。

 

大手の英会話スクールに通う方のよく見られる傾向として、「このとおりにやったのに英語が上達しない。TOEICスコアが上がらない。もうやめたい。英会話スクールは詐欺だ」と勝手にふて腐れて放り投げるというものがあります。

 

しかし、問題はノウハウではなく、ノウハウがないと何もできないという生き方に気づかないことです。

 

ノウハウ本が好きな方は、コツコツ単純作業ができなく、試行錯誤もできなく、足りないものも理解しようとはしません。さらに、極度に失敗を恐れているため「最短で結果を出したい」と考えていますが、そのために努力はしたくないという矛盾からは何も得られないのは当然です。

 

ノウハウ本は無駄なものでなく、あくまで手引きとして利用するなら価値はあるはずです。しかし、それを最初から頭に入れてやろうとすると絶対どこかしらでうまくいかなくなります。まずは、基礎知識だけ勉強し、とりあえずやってみるべきです。

 

まずは楽しんでやってみることで、そこから結果を出すために勉強し、少しずつ不足を補って調整していく方が挫折しない確率が上がります。英会話を始めるなら、最初は中学英語で習った文法のルールと2000前後の単語数くらいの知識があれば十分です。

 

それで外国人と英語で話しかけてみて、もっと流暢に話せるようになるためにもっと確実に通じる英語を話すためには何が必要なのかを考え、ノウハウを勉強して調整していくというわけです。最初から専門的な経済書や小説を英語で読もうとしても、活かせるほどの下地が出来上がってうちは役に立つことはありません。

 

あくまで、基礎と実行力、そしてノウハウという図式で考え、最低限の知識を持ちつつ、まずは楽しみながらやって調整していくというのがコツです。

 
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