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欧米は個人主義、日本の個人主義は困っている人を放置するという意味がある


日本では一般的に、欧米人というのは言いたいことを言っていわゆる空気を読むことはない、とされています。ところが、それは日本人が日本の尺度でしかモノを見てないからそう感じていると思われます。

 

気遣いができるのは日本人だけではなく、世界中のどこに行っても気遣いしてくれる外国人は大勢います。それを知るにはまずは日本から出ることしかありません。それよりも、気遣いできない日本人も大勢いることが外国人にもバレつつあるようです。

 

私自身、日本人が「人と人(人間)」の間に流れる空気を重視し、対立しないように自分の主張を抑える傾向にあることは理解しています。和を大事にし、言葉よりその場の空気を重視するという文化です。そして、それが美徳であり、弱点であることも知っています。

 

だからこそ、他人に気を遣うのは日本人特有のものではないことを認識するタイミングに来ているように思うわけです。

 

これまで私は、欧米文化を個人主義の文化、日本文化を集団個人の文化と理解し、比較する日々を日本で送ってきました。欧米文化の個人主義とは、自分が思うことを思う存分主張し、ある事を持ち出すか持ち出さないかは自分の意見を基準に判断することです。

 

一方、日本人は長らく集団主義的とされてきました。現在でも、欧米人からは集団主義自体が日本人の基本的なイメージになっています。ところが、この通説が事実なのかどうかを確認するために、実証的な研究を進めたところ、日本人は欧米人より集団主義的だとは言えないことが明らかになっています。

 

また、日本人は集団主義的と広く信じられているという現状に、人間の思考を歪める心理的なバイアスによって作りだされたものであることも明らかになりつつあるようです。私のようにアメリカで育った者からすると、組織より個人を優先させる傾向は、欧米人より日本人の方が強いと感じることがあります。

 

欧米の職場には日本人が言うところの個人主義など存在しません。特に、成功している組織では、先に仕事を終えた人は自然と同僚を手伝う傾向があります。仕事の遅れには必ず原因があるものです。

 

仕事の分配量に誤りがあるか、想定外のトラブルが発生しているかのどちらかです。当事者が解決できない問題であれば、周囲の人間が助けなければと考えるのが、チームワークを重視する欧米人の感覚ではないでしょうか?

 

それに対して、日本人が使う個人主義というのは、困っている人を放置するだけの利己的な意味合いが近いように感じられます。本来、英語で言う個人主義の意味とは、集団に所属する一員としての役割や権利を相互に尊重し合う立場のことで、個人のワガママを容認してしまっては成り立たない概念です。

 

日本人は、互いの常識を暗黙の了解で共有できる極めて同質性の高い社会で生きてきた結果、コミュニケーション・コストを軽視してきた経緯があります。誤った解釈で輸入してしまった個人主義という言葉は、隣の席で困っている同僚や上司、社長を助けることができないほどに、個人を組織の中から孤立させてしまった結果だと思います。

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