Atlasマンツーマン英会話

母国語(日本語)の能力が高いことで外国語学習の難易度が変わる①|Atlasマンツーマン英会話

札幌駅前、札幌大通のマンツーマン英会話

Atlasの特徴レッスンコース・授業料一覧スクールを探す無料体験レッスン子供英会話Atlas KID'Sオンライン英会話

ホーム > これから全てが新しく始まる20代・30代のあなたに 

母国語(日本語)の能力が高いことで外国語学習の難易度が変わる①

日本では、かれこれ30年以上は英語教育の重要性が指摘されています。そして、来年2020年に控えた東京オリンピックを前に、その声は着実に大きくなりつつあります。

 

その一方で、英語の前に母国語である日本語をきちんと学ぶことの重要性も指摘されています。つまり、英語の勉強は、基礎となる母国語を習得してから学ぶべき、という考え方です。

 

私は、英語と日本語がビジネスレベル、そして韓国語とスペイン語も日常生活レベル以上で話せますが、外国語よりまず日本語をきちんと学ぶことは重要であると考えています。というのも、多くの日本人は自分の母国語は「自然とできるようになった」と思っているからです。

 

実際に、母国語で書いたり、話したりするアウトプットの練習は徹底して行う必要があるわけですが、家庭内で使う言語が日本語の場合、自然と日本語を話せるようになります。だから、日本語をわざわざ学ぶ重要性が軽視されているということです。

 

ところが、母国語というのは、全ての社会活動にとって基礎であり、言語の構造上の問題は別にして、基本的に母国語で話せないことは外国語でも話すことができないわけです。つまり、日本語がしっかりしていなければ外国語習得が人一倍苦労することになります。

 

だからこそ、まずは母国語である日本語をきちんと学ぶ必要があることは誰の目にも明らかです。例えば、12歳という言語の臨界期を過ぎて外国語を勉強する際、日本で生まれ育った人の思考回路は日本であることは間違いないはずです。だから、スタート地点はまず日本語ということになります。

 

そして、そこで初めて英語を聞いた時、まずは音として耳に入れ、それを頭の中で書き起こしたり、イメージしたりしながら一旦日本語に翻訳しながら理解するようにすることになります。これは「脳内翻訳」と呼ばれていますが、慣れてくれば脳内翻訳せずに外国語を外国語で考えながら話せるようになります。

 

しかし、脳内翻訳の状態では母国語の能力が重要です。なぜなら、母国語をきちんと理解して噛み砕けなければ、対応できる単語の選択肢の幅が狭まるからです。その際、知らない英単語があってもそれに近い意味の日本語を自分で解釈して簡易化し、それに対応する英単語を探すことができます。

 

これが日英のバイリンガルの場合、英語で会話をしていてもどこかで日本語が入り込んでくるようになるわけです。いずれにしても、言葉を噛み砕いて理解し、対応する単語を見つける基礎が、日本語力、つまり母国語を扱うレベルということです。

 

外国人との会話に慣れている方というのは、この言葉の噛み砕きが上手な場合がほとんどで、相手が理解しやすいように話すことができます。しかし、日本語を学び始めたばかりの外国人に難しい単語で伝えてもわかるわけがありません。

 

相手が理解していないことに気づいてゆっくり言い直す方もいますが、そもそもその単語を知らないうちはゆっくりでも伝わることはありません。そして、相手に英語で「どういう意味ですか?」と聞かれたところで、その単語の意味を日本語で簡単に説明できないはずです。

 

日本語能力が高く、解釈する力が身についていれば今とは異なる聞き方になることは明らかです。当然、細かいニュアンスも変わってくるので出会う人の種類も変わってくると思います。

 

いずれにしても、日本語能力が低いままでは説明するこはおろか、簡単に伝えることもままならないわけです。つまり、解釈をしてわかりやすくすることができないまま仕事をしたり、生活をしているだけです。

 Atlas CEO ピーター・ヨネナガが教える「倒産・休廃業(解散)を防ぐ英会話スクールの経営分析コラム」 Atlasマンツーマン英会話への転校をご希望の方に「大手英会話スクールのやめ方・中途解約方法」
生徒さんの声レッスン体験談
入会までの流れはこちら
無料体験申込はこちらから
ページのトップへ

Copyright Atlas Corp.All right reserved.