日本列島に上陸した巨大台風は、さほど大きな被害を受けなかったと言われてますが、これから日本はとてつもない苦難を受けることになると思われます。
日本に住む若い人たちが思うところも私はよくわかっているつもりです。しかし、私もAtlasも時の運にも導かれ、耐えられないことにも耐え、我慢できないことにも我慢し、今後の未来のために若い人たちの道をつくってあげたい、と考えています。
私自身、20年以上も生活してきたアメリカを自分の意思で離れ、ちょうど20年前に札幌市内でAtlasマンツーマン英会話を設立しました。そんな海外から来た私であっても、日本の皆さんの真心を信じ、いつも一緒に居続けたいと思っています。
ところが、感情の赴くままに行動することで何か問題を起こしたり、仲間同士で排斥したり、時局を混乱させたりして、道を外し、世界からの信用を失うようなことをしている若い日本人がいます。
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国がひとつとなって家族のように団結し、日本の復活を信じ、責任は重く、道は遠いことを心に留め、総力を将来の建設のために傾け、道義を大切にし、固くその考えを守り、世界の流れから遅れないようにするべきです。
若い人たちは、これらが私の意志だと思い、これから自分の夢を実現してほしいと思っています。
戦後、日本はアメリカGHQ(進駐軍)と結ばされた屈辱の100年(1945~2045年)契約が残り25年となりました。つまり、これから西洋文明をひっくり返す時期に入ったということです。現在、私は40代後半ですので、25年後には生きていないかもしれません。
このメッセージは、実はそのために次世代に向けたささやかな主張でしかありません。このコラムの読者の平均年齢は40代であることが分かっていますが、20代、30代との共感・共有(シェア)を願って書いています。
今の20代こそ、日本の復興の時代となるのは明らかです。実は、世界中が同じような状況にあるわけですが、ヨーロッパに住む人々もアメリカの軍事力の下に支配されており、東西冷戦という分断統治はまだ続いています。
そのような状況の中、ついにヨーロッパ陣営とアメリカ陣営の仲が割れ始めています。国際政治が複雑化しているのはそれが理由です。日本の本当の敵が分断し始めた今こそ、日本は本当の意味で文明的に独立しようとしています。
だからこそ、中国とロシアは何も言わずに様子をうかがっているわけで、アメリカは衰退するしかないことから、下手に手を出して戦争経済に協力してまで元気にしてやる必要はありません。
日本政府や日本銀行は、国民の虎の子である年金原資を使ってまでアメリカ経済を支えていますが、それもあと数年も持たないはずです。いよいよアメリカは必然的に崩壊し、欧州諸国や日本などの先進国もドミノ倒しになり、一斉に崩壊することになります。
その理由は、若い人たちが働かないからです。人口も増えないので需要が増えることもありません。その時こそ、私たち日本人が復活する時です。私たち日本人は、まず私たちが何者であるのか自覚することから始めるべきです。
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