語学の学習は好きだけど、特に外国人と英語でコミュニケーションをとりたいというわけでもない。そういう人はかなりいるのではと思います。あくまで学問的でアカデミックな分野で研究するための語学が好きなのですね。
信仰心がない聖書学者、経済観念がない経済学者、英語が話せないTOEIC990点満点の資格マニアのなどですが、何かを研究する能力と、個人的な嗜好で活かす能力とは別なのでしょう。TOEICなどの試験では、点数をアップさせることをゲーム感覚で楽しんでいる人もいます。また、留学希望者でなくてもTOEFLのスコアをアップすることで自己肯定感がアップするのでその後の人生にも目に見えない形で役に立っている人たちも少なくないようです。
このように英会話スクールや語学学習を必ずしもコミュニケーションのためにではなく、自信強化のためにしている人がいてもいいと私は思うのです。もちろん別に語学だけじゃなくても、ピアノやサッカーでも同じことがいえるでしょう。しかし、英語や語学は楽器やスポーツ以上に何かと将来役に立つ場面が多くなることは確かでしょう。例えば、海外旅行でレストランのメニューや道路の標識などを見るのに使えそうくらいのお得感を持っていれば間違いないでしょう。
研究者タイプの学習者には、言語学やその国の歴史や文化面でじっくり勉強。ゲーム好きタイプの学習者には、TOEICやTOEFLなど資格試験にチャレンジ。コミュニケーションを取りたいタイプの学習者には、パーティーやイベント、旅行などのステージセットを自分で用意するのが学習のモチベーションをあげるのには最適といえそうです。 |