親の介護で英会話スクールに通えなくなった。今後は高齢化社会でどんどん増えそうな問題です。おそらく本当の理由は、介護で体力や時間が消費されてしまい通えない、という問題と、親が病気で苦しんでいるのに自分だけ外に出て語学なんか習いになっていいのだろうか?という問題があるのではないでしょうか。
この物理的な意味での時間、お金、体力よりもどちらかというと心理的な意味の方が大きいと思うのです。
私が思うことは、今、親が大変な状況にあるからこそ、介護者には無理をしてでも英会話スクールに通う時間だけは確保してほしいということです。そうやって思い切って介護から1,2時間離れて時間を確保することは、その人の新しい活力を与えるので、結果的には介護される側にとってもいい影響が出るはずです。
1,2時間の楽しい英会話レッスンも病気で苦しむ家族にももっとうまく接することができるようになるので、結局は病人のためにもなるのです。
そして大切なことは、そうやって自分だけ1,2時間学習環境にいることを決して申しわけないなんて思わないことです。もうひとつ、介護だけの毎日なんだから英語なんてやって使える日は来ない、など将来的に悪い予言をするのもいけません。つらい状況だからこそ優雅にゴージャスに学習しましょう。英会話スクールにも継続して通いましょう。その心のゆとりが病人を結果的にはハッピーにするのです。 |