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サロンのご案内

「ニーハオ☆中国沙龍」は多くの中国語学習者や生徒様の要望をもとに、生徒様満足度の高い中国語教室を目指して設立したマンツーマンに特化した中国語サロンです。

無駄をなくし、あなたの中国語学習の目標を明確に設定して、小回りのきくマンツーマンレッスンと日本人とネイティブの中国人による手厚いサポートが特徴です。

Atlasでは、中国での経験が豊富な日本人・中国人カウンセラーが、わかりやすく中国語学習をカウンセリングします。中国、台湾、香港関連の書籍(ビジネス書、映画集、三国志関連書籍、旅行情報誌など)が大小500冊以上を読むことができます。

「ニーハオ☆中国サロン」は、横山光輝氏の代表的漫画作品である「三国志」「項羽と劉邦」「水滸伝」全巻や吉川英治氏の大衆小説「三国志」全8巻、中国・香港・台湾など華流スターの写真集、書籍、映画を中心として、トータル的に中国語ライフを意識し、そのデザインコンセプトを「華流ライブラリー」としました。アットホームな質感と同時に、整理された機能美と勤勉な雰囲気を演出し、知的好奇心を刺激する「三国志で学ぶ中国語の日々」を提案します。

「ニーハオ☆中国サロン」は、中国文化に触れることで日々の活力としていただきたいという願いを込めて「中国語の向上」と「中国を通じた日常生活への活力」をラーニングコンセプトとしたゆったりとくつろげる空間にデザインされています。学生はもちろん、忙しい主婦や会社員にも無理なく通っていただけます。また、当サロンは学生からシニア層まで幅広い世代の方々の利用を想定し、レベルや目的に合わせたマンツーマンレッスンをご提供しています。

【特集1】日本には「三国志」関連のゲームやアニメや書籍があふれています。
なぜ日本人は三国志が好きなのでしょうか?ピジネスパーソンに人気の理由を解説します。

三国志の魅力とは?

「三国志って聞いたことはあるけど、よく知らない」という方もいると思いますので、そこから解説しましょう。ざっくりと解説すると、「三国」つまり中国の国が3つに分かれ成立し滅びるまでの話です。魏・呉・蜀の三国のことで、舞台は西暦200年前後。後漢時代末期からの話となります。

基本的にこの三国の君主を主人公としたストーリーとなっています。魏の君主は曹操、呉は孫権、蜀は劉備でこのあたりの名前は聞いたことがある人も多いでしょう。

中でも劉備を主人公にした物語が多く、劉備が亡くなってからは参謀の諸葛孔明が主役になったものや、劉備の義兄弟の関羽が主役的な役割を果たしているものもあります。

ビジネスパーソンに人気の理由

三国志がビジネスパーソンに人気であることは、毎年ビジネス誌などで特集を組んでいることからもわかります。三国志が心に残るのは、三国志の君主や武将の考え方や言葉が、今のビジネス論、組織論、人心掌握などにも通じるものが多いからです。ちなみに現在でもことわざとして用いられているエピソードも多くあります。

たとえば「苦肉の策」「破竹の勢い」「三顧の礼」「泣いて馬謖を斬る」などこれらは実は三国志からきています。生死をかけた戦いの中で、知恵を絞って計略をはかり、敵を陥れて戦に勝つ。部下の心をつかみ、戦わせ、組織の拡大を目指す。命はかけないまでも、ビジネス上の戦略や組織マネジメントに通じるものがあると考えてもおかしくないでしょう。

そして「3」という数字が分かりやすく整理しやすいということもあるでしょう。「三つ巴」「三すくみ」といった言葉がありますが、「2」では1対1の双方向、相対するだけでしかなく、3つ目の要素が生まれて「1対1」でなくなると、「2対1」という構図も生まれるなど、瞬間にドラマが生まれます。それは「三角関係」という言葉からもわかります。

上司にしたいのは誰?

よく芸能人の「上司にしたいランキング」が発表されますが、ファンの間では三国志に登場する武将にあてはめて考えることもあるようです。

日本の武将では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の武将の考え方や性格を「ホトトギス」を用いて表現しわけていますが、三国志の武将の特徴にあてはめて理想の上司像を考えると、人気は劉備・諸葛孔明・関羽、そして曹操と続きます。

劉備は三国の1つである蜀を建国した英雄であることはもちろん、大義のために戦い、部下思いの器の大きさが人気のようです。能力が高く面倒見のよい上司を求めているということでしょう。そして、諸葛孔明は劉備に仕えていた軍師としても有名です。やはりいつの時代でも賢く頭が切れる人物は人気のようです。

またゲームの登場人物としても印象深いのが関羽。頼もしく義理人情に厚い部分は男性に特に人気があるです。また悪役として描かれることが多い曹操。結果的に劉備に破れてはしまったものの、武将としては実力者です。仕事ができる上司というイメージなのでしょう。このように上司として尊敬できる点がビジネスパーソンには人気なのです。

コンテンツやコラボの事例 映画、ゲーム、自治体の啓発ポスターほか

三国志を用いたコンテンツとして有名なのは、吉川英治氏の小説『三国志』でしょう。映画にもなっており、上映された「レッドクリフ」は記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。諸葛孔明が圧倒的な存在感を感じさせる映画となっています。

横浜市交通局や神戸市長田区は、乗車マナーポスター7種類、防犯ポスター3種類に三国志を活用しています。

たとえば振り込み詐欺撲滅ポスターには、諸葛孔明が登場。「お待ちください。その息子さんからの電話、罠かもしれません。」この言葉にピンと来る人もいるはずです。罠と言えば諸葛孔明。この絶妙さにはファンはしびれているのではないでしょうか。

忘れてはいけない横山光輝の漫画「三国志」

また、忘れてはいけないのが横山光輝氏による漫画です。1971年から86年まで連載され、TVアニメも91年から92年まで放映されました。累計発行部数は7000万部ともいわれ、全国の学校・図書館に置かれているなど浸透しています。「三国志ロワイヤル」ともコラボしました。横山光輝バージョンの武将キャラがゲットできると人気を集めたばかりです。

特に中高年の男性を中心に三国志ファンは多いため、女性や若い人の中には「自分が楽しめるコンテンツではない」と食わず嫌いになっている人もいるかもしれませんが、これだけ長い年月、多くの人に愛された作品だけに、誰もがそれぞれの楽しみ方を見つけられるはずです。読んだり見たりしたことがないという方も一度触れてみてはどうでしょうか。

【特集2】三国志の武将たちが発した言葉は、今なお名言として語り継がれています。ここでは、人材育成・人間関係・勝負事など、ビジネスパーソンが知っておきたい名言を紹介します。

①人材育成

部下に対する指導法など人材育成において行き詰まった経験をしたことがある方もおかれるでしょう。以下の2つは呉の武将、周瑜公瑾(しゅうゆこうきん)の言葉です。

「何事もその基は人です。人を得る国はさかんになり、人を失う国は亡びましょう」

いつの時代になろうが、かならず人の中には人がいるものです。ただ、それを見出す人のほうがいません。また、それを用うる組織が悪くて、有能もみな無能にしてしまうことが多い、という意味です。

部下を有能にするか無能にするかは上司の手腕にかかっているとも言えるでしょう。

部下に対して「あいつはなぜ無能なんだ」と頭を悩ませることもあるでしょうが、実際は上司が部下の能力をうまく開花させることが出来ていないためなのかもしれません。

「泣いて馬謖を斬る」

蜀の軍師、諸葛孔明の言葉です。実際に使ったことがある人もいるでしょう。馬謖は「才器、人に過ぎ、好みて軍計を論ず」と言われるくらいの俊英であり、諸葛孔明からも才を愛されていました。しかし、諸葛孔明が魏を攻めた際、馬謖は指令を無視しそして大敗しました。

諸葛孔明が手塩にかけて育てた優秀な人材でありましたが、軍規を守るため泣きながら馬謖を処刑し、全軍に詫びました。可愛がっていた部下を叱るときなどに使われることが多いようです。規律を守るために、私情をはさまず決行するということでしょう。

②人間関係

人間関係はいかなる時代においても大切なことです。以下の2つは劉備玄徳の言葉です。上司と部下、同僚だけでなく全ての人間関係において心に留めておきたいものです。

「悪、小なるをもってこれをなすなかれ。善、小なるをもってこれをなさざるなかれ。ただ賢、ただ徳、よく人を服す」

悪はたとえわずかでも行ってはならない。善は、たとえわずかでも行わなくてはならない。人を動かすのは、おのれの賢明さと人格の二つであることを忘れるな、という意味です。相手に対しての気持ちの持ち方、態度の示し方の基本とも言えます。

「大事を成すには人をもって大本としなければならない。自分を慕ってくれている人を見捨てることなど出来ない」

何かを成し遂げるには人こそ第一であるということです。どんなに有能な人であっても結局1人ではほとんど何もできません。人の心を集めることが先決なのです。人の上に立つ立場の人は心にとめておきたい名言です。

「三顧の礼」

三顧とは三度訪れるということです。劉備玄徳が無位無冠の諸葛孔明を軍事として迎えるため、3度も訪れてスカウトしました。結果、諸葛孔明は劉備玄徳の態度に感動し、劉備に仕えることとなりました。地位が高く目上の立場であっても、賢人に対して自ら物事を頼むことが大切、という意味です。ヘッドハンティングなどにも優秀な人材を迎え入れた時に使われることもあります。

③勝負・相場

「勝負は変化あり、詳らかにせざるべからず」

勝負は常に変化するもの、予断できるものではありません。人間関係や組織も日々変わっているものであるため、よく見定めることが大事なのです。毎日が勝負であり、いかにまわりに目を向けていくか、という意味です。

「兵は神速を尊ぶ」

三国志の魏書・郭嘉伝にある言葉です。戦いでの用兵は迅速に事を行うことが大切、という意味です。一瞬の遅れが運命を左右することもあります。これは魏の曹操が北方に逃れた袁熙、袁尚を攻めようとしたとき、難路と悪天候のため郭嘉に引き返すことを相談した時に、郭嘉が答えた言葉です。

「千里も離れた敵を攻める時、軍用の荷物が多かったら動きが鈍くなる。荷物を置いて身軽な状態で不意を襲うことが戦略的に大切。」

仕事においても勝負をかける時はスピードが大切、という意味でしょう。

「苦肉の策」

普段からよく耳にする言葉ではないでしょうか。現在は苦し紛れに考え出した手段、切羽詰まった状態から逃れるための手段として使われていることが多いようですが、実際は敵をあざむくために自分や味方を苦しめることを意味しています。映画「レッドクリフ」の中の「赤壁の戦い」で、呉の武将の黄蓋が自らの体をムチで打たせ、魏軍への投降を偽ったシーンが印象的です。

「天下三分の計」

三顧の礼をつくして訪れた劉備の熱意に打たれ、諸葛孔明が考えた戦略構想のことです。弱者が強者に従うことなく生き抜くために、強者同士の対立を利用しています。

諸葛孔明は劉備に対し、曹操への対抗策として説いたもので、劉備、曹操、孫権とで中国を三分割するという策略です。しかし、これは均衡を保つことが目的ではなく、中国全土の統一を最終目標としています。三分することは統一のための手段です。

 


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