Atlasマンツーマン英会話

世界幸福度ランキングで10年連続最下位の日本|Atlasマンツーマン英会話

札幌、東京、横浜、名古屋、大阪梅田エリアのマンツーマン英会話

Atlasの特徴レッスンコース・授業料一覧スクールを探す無料体験レッスン子供英会話Atlas KID'Sオンライン英会話

ホーム > すべての「人」へ、今、起きている本当のことをあなたに

世界幸福度ランキングで10年連続最下位の日本

アメリカのシンクタンクであるピュー・リサーチセンターが世界各国の幸福度を調べたところ、国民1人あたりのGDP(国内総生産)が向上した新興国の幸福度の伸びが顕著ということがわかっています。また、イギリスのタブロイド紙デイリーメールは、この調査結果を「幸せはお金で買えることが証明された(More money DOES make you happier)」という刺激的な調子で報道していました。

 

幸福度ランキングでは、イスラエルが75点、米国が65点、ドイツが60点、英国が58点といった国が上位を占めています。一方、前回調査の2007年から最も幸福度が伸びたのは、インドネシアで35ポイント(23点→58点)。次いで中国(26ポイント)、パキスタン(22ポイント)、マレーシアとロシア(ともに20ポイント)と続きます。経済成長が著しくGDPが上昇した国が目立ちます。

 

記事によると、日本の幸福度は43点で、韓国の47点やイタリアの48点、フランスの51点を抑えて先進国最下位となっています。ただし、参考としてEU加盟国ではギリシャの37点があります。いずれにしても、日本は2002年が驚異の39点ですから、それから考えるとかなり回復したのかもしれません。とはいえ日本のGDPは、アメリカと中国に次いで世界第3位なのです。

 

結果的に、「幸福度はGDPに比例する」という推論を真っ向から否定する結果となっています。(参考)More money DOES make you happier (Daily Mail Online) / People in Emerging Markets Catch Up to Advanced Economies in Life Satisfaction (Pew Research Center)

 

先進国中、幸福度は最下位というのを考えると分かる気がします。日本は年々生きづらい国になっているからです。最も感じることは、笑いのセンス感覚が分からない人が多いところです。日本人なのに、粋や鯔背(いなせ)の意味がわからない人ばかりで反応が悪いのも目立ちます。

 

最近は、どこを見てもそのような人が多く出没し、さらにインターネット上には心を病んでいる人が多く見受けられます。この日本社会を覆う不穏な雰囲気とギスギスした雰囲気で暮らしていると、なぜこうも心の乾いた、さびしい人生を送っているのかと思うことがあるのです。

 

そもそも、「なぜ日本人は幸せではないのでしょうか?」と、根本から問う人が皆無なのです。最も悪いフレーズは、「お客様は神様」です。日本人の場合、根が几帳面で生真面目なこともあり、必要以上のサービスを提供してしまうことがあります。

 

しかし、そのような生真面目に丁寧なサービスを提供しているけれど、やっていることはカラオケ屋の店員だったり、携帯電話の販売員だったり、英会話の講師なのです。カラオケや携帯電話、英会話というのは本来遊びの道具だったのです。そこまでして真面目にサービスを提供する必要があるのでしょうか?

 

しかし、ここに来て、もう誰もやさしく突っ込んではくれなくなったようです。日本では勤勉で真面目なことが美徳であると子供のころから教育されています。しかし、今や昔とは大きく環境が変わりました。日本人が生活必需品を作らなくなった時点で、単なる遊びの道具になってしまったというわけなのです。なぜ誰もそう正直に突っ込んであげないのでしょうか?

 

日本では、ますます産業構造と精神構造のギャップが拡大しており、教育の方は昔から変わらず真面目第一主義のようです。しかし、精神構造は昔のままであり、お客様は神様という思想も変化がありません。「懇切丁寧、細部まで」というのが日本人の美徳とも言えますが、しかし、やっていることは遊びのサービスしか提供していないのです。

 

例えば、サラリーマンが会社に行ったら毎日のように「効率効率!」と上司からどやされているように、そこで仕事の遅い人やできない人は排除されているのですが、しかし、この地球上で最も非効率な動物はその人間なのです。特に、日本では年々空き家率が上がっていますが、その空き家を誰かに使わせればいいだけのことなのです。

 

そのまま放置しておけば家は自然と腐っていくのですから、メンテナンスをしてもらいながら誰かに使わせればさらにその家は長持ちするはずです。しかし、その空き家をそのままにし、別の場所に新築マンションを建て、そして何十年の住宅ローンを組んで買うというのです。

 

iphone5、iphone6、そしてiphone7が登場しましたが、iphoneはどこまで数字を並べ続けるつもりなのでしょうか?そのたびにレアメタルを大量に消費して自然を破壊しつくしているのです。100円ショップに行けばここでもモノが溢れていますが、デザインも値段も100円ショップで十分なはずです。これ以上、日本人に買うモノなどあるのでしょうか?

 

物質的にはすでに飽和状態を通り越していますが、これでもかとテレビCMを流しています。基幹産業の自動車にしてもいまだにテレビCMを流してますが、昨年は一昨年のほぼ半分しか車が売れていないのです。効率重視や大量消費などすでに日本では限界を超えたところに立っています。

 

よく観察してみると、お互いに競争して、効率化を目指しているようですが、社会全体として完全無欠の非効率を目指していることになっているのが現在の人間社会なのです。セブンイレブンやワタミなどのチェーン店の店長や店員は自殺までして働くほど価値が高いのでしょうか?

 

これだけモノが溢れ、サービスが溢れてはいますが、提供しているのはほとんどの場合、遊びです。おまけに、昔とは違い、国民の4割以上が身分不安定の非正規雇用なのです。もはや日本に安定などありません。東日本大震災の時もそうでしたが、日本人は我慢してはいけないことまで我慢してしまうほど内罰的なところがあります。

 

だからこのおかしな状況に対してブレーキが効かない状態であり、度を過ぎてしまっています。もう本当は誰もが疲れきっているのですから、従業員ともなればわずかな賃金であれもこれもサービスしなければならないのです。お互い疲れきっているのに。もう疲弊しきっているのに、そして会社を辞めればいいのに。

 

本当はみんな分かっているのですが、外見だけはキレイにし、心の中は辛くて悲しくて悲鳴をあげているかのようです。国自体がブラック企業に成り果て、病んでしまった国民、それが日本人です。今回の統計を見てそのように再確認することができました。

 Atlas CEO ピーター・ヨネナガが教える「倒産・休廃業(解散)を防ぐ英会話スクールの経営分析コラム」 Atlasマンツーマン英会話への転校をご希望の方に「大手英会話スクールのやめ方・中途解約方法」
生徒さんの声レッスン体験談
入会までの流れはこちら
無料体験申込はこちらから
ページのトップへ

Copyright Atlas Corp.All right reserved.