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ピコ太郎のPPAPが世界に受けた理由は英語がパスポートだということ

最近おろそかになっている語学について書いてみたいと思います。

 

I have a pen, I have an apple・・・で話題を集めたピコ太郎のPPAPのメガヒットの特徴は、YouTubeを通じて世界中に話題になったことでした。

 

カナダの人気歌手ジャスティン・ビーバーが「この動画はオモシロイ」と取り上げたことにより話題が世界中に広がった結果、日本人として26年ぶりに全米ビルボードのトップ100に入るほどのメガヒットになったのです。

 

そもそもなぜPPAPが世界で受けたのか、その大きな要因は英語の歌だったということです。その歌詞は、英語を愛び時始めた人が最初に習う様なシンプルな構文で書かれていることで、どの国でも理解できるのです。英語はいわば世界で成功するためのパスポートだと改めて実感しました。

 

ビジネスの世界でも英語は世界で使える共通語になっています。海外の空港の免税店でたばこや洋酒を買うと、注意事項などは書かれた説明書が同封されています。その際にどの国の商品でもまず間違いなく英語の説明文が書かれていることがわかります。その他、フランス語やドイツ語、スペイン語、そして日本語や韓国語、中国語など様々な言語で取扱説明書が書かれているのです。

 

また、国際的な言語研究の学会に参加すると、英語が重要なコミュニケーションツールになっていることを実感できます。公式・非公式を問わず、世界中の人々がコミュニケーションに使うのはやはり英語です。非英語圏の人でも発音や文法に躊躇することなく、積極的に英語で話そうとします。

 

こうした中で、日本人はどうしても億劫になり、会場でも日本人だけで集まることが多いのですが、せっかくの国際学会なのに、人脈や情報の広がりができないようなのです。さらに、G7やG20などの国際会議には、政治家やグローバル企業のCEOなどの要人が集まりますが、やりとりは基本的に英語です。

 

重要な国際会議では、誤解が活きないようにプロの通訳が付きますが、それでお休憩時間のちょっとした会話から相手の本音をつかめることもあるでしょう。なりより英語による直接の対話で世界中の知り合いから情報が入るようになるのです。

 

私は、会員制語学スクールを経営していることから、日本在住の様々な外国人とメールでのやり取りを英語でしています。また言語学専門の大学教授が来日した時には食事を一緒に取ることもあります。お互いの顔を見ながら、身の回りの話題で笑い合うのです。そんな人間関係を構築することで人材の採用やイベント開催準備もスムーズに進めることができます。

 

さて、私が語学に興味を持った背景には教育環境の影響があると思います。7歳で単身渡米し、寄宿所(ボーディングスクール)に入り、アメリカで教育を受けることになりました。その小学校には世界中から子どもが集められていて第二言語である英語で生活していたのです。

 

そのような教育環境の中で、私の意識は常に海外を向いていました。その影響もあり、小さい頃から外国語で身を立てたいと考えていました。その一方、大学の授業で体験したアメリカ連邦政府の外交官(国務省)を招いてのクラスディスカッションの中で同時通訳レベルの高さに圧倒されました。

 

まるでシナリオがあるかのように専門用語を見事に訳しているのを見て、外交官になる道のりの遠さを実感して、語学で身を立てることは諦めました。ただ、語学の道に進みたいと考えていたため、英語以外の言語を模索したことがありました。

 

特にカリフォルニア州ではスペイン語はもちろん、フランス語やドイツ語、イタリア語の話者がたくさんいました。そして特にサンフランシスコのサンセットやリッチモンド地区などには身近に中国語や韓国語が聞こえる環境に住んでいたため、そこで現時点ではあまり注目されていない今後伸びそうな言語について考えたことがありました。

 

1980年代にスペイン語、1990年代に韓国語や中国語を学んだことは、英語や日本語の上達にも役立ちました。英語で書かれたスペイン語辞書や日本語で書かれた韓国語の辞書はたくさんありました。しかし、この4カ国語の辞書で4つの意味を調べました。違う言語を学ぶことは、世界をみる次元を増やすことになりました。

 

日本語だけでは、日本の中の情報しか入ってきません。しかし、日本の外では凄いスピードで変化が起きているのです。英語が苦手だと結局「見ざる、言わざる、聞かざる」状態になってしまいます。それはビジネスをする者にとって、重大な機会損失になるのです。

 

最後に、日本人の場合、左脳でほぼすべてを処理するという傾向があります。右脳で処理しているのは西洋音楽と雑音くらいのものなので、感情と論理が入り混じった意思決定をしてしまうことがほとんどです。10歳くらいまでの間に日本語環境で暮らした人物は人種を問わず必ずこうなることが科学的に実証されています。ちなみに同様の現象は日本語以外はポリネシア語だけで見られるといいます。

 

それに対してそれ以外の言語環境で育つと、たとえ日系人であっても左脳で論理、右脳でそれ以外を処理するようになるようです。こうなると徹底した合理主義も可能になるわけです。体感的には、かなり若い時期に徹底した他言語学習を行うと、引出が二つ、三つ持てる状態になりやすく、日本語脳であっても限りなく後者の脳に近似したものへ再編成することは可能であるようです。

 

私は、それを知ってから自らの脳の働き方をその意味で意識し始めました。結論として、脳は先天的に意思決定の冴えを決めているのではなく、これを決めているのはその人物がしゃべっている言語なのです。

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