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世界の国々で2番目に最も使われている言語を知ることで見えてくる「もう一つの世界」

日本で最も使われている言語はもちろん日本語ですが、アメリカなら英語、フランスならフランス語というように、その国ごとに最も用いられている言語が何であるかはおよそイメージできるものですが、「日本で2番目に使われている言語は?」「スペインで2番目に使われている言語は?」と尋ねられると意外なほど答えに困ってしまいます。

 

インフォグラフィック「Second Languages Around the World」はそんな言語の知られざる実態を教えてくれています。http://www.movehub.com/blog/global-second-languages

 

「世界の国の第2言語」を示したインフォグラフィックは言語ごとに色分けされており、日本の部分は他とは異なる黄色が塗られていることがわかります。

 

http://www.movehub.com/blog/global-second-languagesへのリンク画像です

 

ヨーロッパでは、イギリスの第2言語はポーランド語、フランスは英語、スペインはカタロニア語、といった状況でした。ロシアの第2言語はタタール語でした。

 

北米では、カナダはフランス語、アメリカはスペイン語となっています。メキシコは推定150万人のナワ族が用いているナワトル語でした。南米のブラジルはスペイン語、チリは英語、アルゼンチンはイタリア語となっており、エクアドル、ペルー、ボリビアにかけてはケチュア語が分布しています。

 

中央アメリカは、フランス語の影響を受けたクレオール言語やパトワ方言、英語をもとにしたパトワが用いられており、欧米列強の影響を受けた痕跡が感じられます。アフリカは、インド=ヨーロッパ語族とアフロ=アラビア語族、そしてコエ語族とサンダウェ語などからなるコエ・サンダウェ語族に分かれています。

 

中央ヨーロッパ以東のユーラシア大陸とオセアニア地域では、西はインド=ヨーロッパ語族が大部分を占めています。中国の第2言語は広東語で、黄色に塗られた日本は朝鮮語族です。東南アジアは英語が中心で、オーストラリアは中国語の公用語として定められているマンダリン(普通話)となっています。

 

それぞれの言語が占める割合は、英語が最大の55%、フランス語が14%、ロシア語が13%となっており、以下スペイン語、クレオール語、アラビア語、クルド語などが続いています。

 

また、世界の言語を「母語として話している人の数」「公用語として話されている国の数」「インターネットで使われている人口」の3つのランキングに分けて比較したわかりやすいインフォグラフィック「最も話されている言語TOP20」を旅行サイトのトリップアドバイザーが公開しています。

 

ということで、言語別インターネットユーザー数と母語人口でのランキングの変化を見てみました。

 

世界で最も交わされている挨拶は?
(トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える)
トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見えるへのリンク画像です

 

2位である英語を大きく引き離して母語人口第1位の中国語は、言語別インターネットユーザーの順にランキングすると僅差で英語に続く第2位に、母語人口第9位だった日本語はインターネット上では第4位とランクアップし、母語人口だとトップ10圏外だったフランス語もインターネット上では第8位と大きくランクアップする結果となりました。言語別インターネットユーザートップ10をランキングすると、以下のように順位が入れ替わります。

 

◆第1位:英語(5億6500万人)

 

母語人口としては中国に続いて2位だった英語ですが、インターネットで英語を使用する人は5億6500万人となり10カ国中トップで、トップ20位の中で唯一母語とする人の数よりもインターネットユーザーが多くなっているという結果に。60カ国が英語を公用語としており、外務省によると、現在、世界の国の数は195カ国なので、約3分の1弱の国が英語を公用語としているわけです。

 

◆第2位:中国語(5億1000万人)

 

英語とは反対に1位から2位になったのが中国語。インターネットで中国語を使用する人は5億1000万人で、母語として使われている言語では英語に大差をつけていますが、インターネットで使用されている言語では僅差で英語にトップを譲る結果に。中国語を公用語としている国は3カ国です。

 

◆第3位:スペイン語(1億6500万人)

 

インターネットユーザーと母語人口で順位が変わらなかったのがスペイン語。スペイン語をインターネットで使用している人は1億6500万人で、いずれのランキングにおいても世界第3位です。スペイン語を公用語としている国は21カ国。ヨーロッパではスペインの1カ国だけが公用語としており、その他の多くはアルゼンチン、キューバ、メキシコなどの南米やカリブ海、中央アメリカの国々です。

 

◆第4位:日本語(9900万人)

 

第4位は日本語で9920万人。日本語を母語としている人は1億2500万人で20カ国中9位ですが、インターネットではランキングを5つ繰り上がっています。日本語を公用語にしているのは日本だけだと思われがちですが、パラオのアンガウル州でも日本語を公用語としています。1914年から1945年までは日本がパラオを統治しており、その間、日本人の教師が日本語で授業を教えていたことが要因です。

 

◆第5位:ポルトガル語(8260万人)

 

母語としては1億7500万人が使用し第6位だったポルトガル語ですが、インターネット上でポルトガル語を使用しているのはその人の半分以下である8260万人で、第5位となっています。ポルトガル語を公用語としている国は9カ国ですが、人口が多いブラジルが公用語としていることが結果に影響していると思われます。

 

◆第6位:ドイツ語(7540万人)

 

母語ランキングでは10位だったドイツ語をインターネットで使う人は7540万人で、これは第6位。ドイツ語を公用語とする国は9カ国で、話されている地域はヨーロッパに集まっており、オーストリア、スイスなどがドイツ語を公用語としています。

 

◆第7位:アラビア語(6500万人)

 

アラビア語を母語としている人はランキング5位と上位だったわけですが、インターネット上となると6540万人で、これは10カ国中第7位です。27カ国がアラビア語を公用語としており、主にアラブ首長国連邦、サウジアラビアなどの西アジア、モロッコやエジプトなどの北アフリカのアラブ諸国で話されています。

 

◆第8位:フランス語(5980万人)

 

フランスは母語人口のランキングでは16位とトップ10圏外でしたが、インターネットでは第8位。5980万人のインターネットユーザーがフランス語を使用しています。フランス語を公用語としている国は39カ国あり、これは英語に続いて多いという結果に。主にフランスとカナダ・ケベック州、そしてカメルーンやコートジボアールなどのアフリカ西北部で話されています。

 

◆第9位:ロシア語(5970万人)

 

国連の公用語にもなっているロシア語は母語として使用する人も多いのですが、インターネット上でロシア語を使用しているという人は5970万人で、第9位という結果に。母語人口のランキングでは第7位だったので、2ランクダウンしています。ロシア語を公用語としている国は6カ国あり、そのすべてがベラルーシやカザフスタンなどの旧ソ連構成国です。

 

◆第10位:韓国語(3940万人)

 

韓国語も母語人口ではトップ10圏外である13位。しかしインターネットで韓国語を使用する人は3940万人となり、これは第10位にランクアップしました。ちなみに、総合情報サービス会社Bloombergによると韓国におけるインターネットの普及スピードは世界で2番目に早いようです。1位は香港で、日本は3位。韓国語は大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の2カ国で公用語とされています。

 

ランキングで使用されている公用語とは「国などが公式の場で使用するように定めた言語」を指し、母語は「その人が最も親しみ得意とする言語」を意味するのですが、「母語として話している人の数」のランキングで第4位の「ヒンディー語」、第8位の「ベンガル語」、第14位の「パンジャブ語」、第15位の「テルグ語」、第17位の「マラーティー語」、第18位の「タミル語」はすべてインド国内で話されている言語でした。

 

インドでは22の公的な言語があり、900の方言、122の言語そして216の母語があります。そのため、準公用語として英語を採用し、公的な場やビジネスにおいては英語でコミュニケーションをとることで言語による隔たりをなくしているようです。

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