最近よくニュースで報道されるのが、子どもへの虐待です。これは表に出ているだけの数字で水面下では恐ろしいほどの虐待があると考えられています。
いつの時代も、結局のところ被害は弱者に向かうものですが、ストレスが親を叩き、その親が子を叩くというのは、その人間の本能が崩壊しているということです。要するに、これだけ大量に子殺しをやる生物というのは、生物として本来終わっていると言えます。
成人になる前、「ちゃんとした大人になりなさい。立派な社会人になりなさい。」と口々に叫んできた親や先生の考え方は本当に正しかったのでしょうか？それとも間違っていたのでしょうか？
事実、多くの日本人は家族と引き離されて、まったく縁もゆかりもない町で就職し、意味のわからない製品を作ったり、売ったりすることに集中させられ、長い間、頭をいっぱいにさせられてきました。現在でも、意味もなく競争させられて、日々ラットレースのように競争させられています。そしてお互いに分断させられ、いがみ合い、お互い不信感を持つように仕向けられています。
この社会構造については、「反・正・合のヘーゲルの弁証法」が何かを理解できれば、これは単純な手法であることがわかります。争いのない所にわざわざ争いを作り出し、人をコントロールする統治手法のことです。この手法にすっかりやられてしまったのが社会構造的に最も多いいわゆるB層です。
誰かが作り出した社会規範と常識というものは昔から、「社会は厳しいところです。だから寝る間も惜しんで働きましょう。勉強しましょう。これだけ競争して切磋琢磨していればバラ色の未来が来るはずです。」と言った人が大勢いました。しかし、本当に社会を変えるような大事な技術（イノベーション）を公開されてないので決してバラ色の未来が来ることはありません。
どうでも良い技術だけ公開されて競争させられているわけですから、そうやっていつまでもラットレースをさせられ、コントロールされる日々が続いているだけになっています。しかし、本来はそんなことする必要は全くないのです。家では奥さんやお子さんが寂しそうに待っているのにこれから残業などしてどうするつもりなのでしょうか？
昔ならば、「遊んでばかりいないで真面目に働け！」と、言われることを真面目にやっていたのが大半の日本人でした。しかし、毎日のように残業して、モデルチェンジした商品の広告戦略を考えても、半年毎にモデルチェンジされたスマートフォンや車を購入するなどはすでに日本の消費者は消費することに飽きています。
現代社会の一般的な社会人とは、洗脳ロボットに近いものを感じます。したり顔で「ああしろ、こうしろ！」と命令し、自分を正義だと思い込んでいる人間がいます。そのような人間たちはシステムの一部となって迫って来ます。
私なども自分の力で会社を創業し、25年も会社を運営し続けているわけですから、ブログで自分の好き勝手に書くのことくらいは社会的に許されているはずです。それをなぜ見ず知らずの人に「ああせよ、こうせよ」と、言われなければならないのでしょうか？
システムの一部になった人間たちの話しなどもはやどうにもなりません。子殺し社会の規範、そんな社会の常識、価値観など相手にしてはいけないということです。こう考えると、日本全国で100万人ともいわれている引きこもりは直感的に理解しているのではないでしょうか。
つまり、引きこもりとは感覚が鋭く、感受性が高い人種ということです。何かがおかしいと感じているようなのです。自分に正直過ぎるあまり、だからこの社会を拒否するようになるのです。
怠け者とか落ちこぼれとか人間失格などとののしられながらも、散々にダメ出しされながらも理解しているようです。わけの分からないインチキな商品を作り続け、売り続けている人間より、よっぽど正常といえるかもしれません。
さて、最近、同時多発的な出来事により何か縁のある人は集まり出しているように思います。特に、何か世界的に重要なイノベーションが日本から生まれる気がしています。なぜなら、次元を超える人が覚醒しているからです。今までの枠にとらわれない新しい人が次々と生まれています。
なぜあなたはこのコラムを読んでいるのでしょうか？
それは、インターネットを徘徊してここにたどり着いたわけですが、時代は明らかに転換期に来ているのはご存知でしょうか。私は、この世界に対する強烈な違和感を感じるからこそ、日々正直な思いをコラムに書き連ねています。あなたは強い生き辛さを感じているかもしれません。なぜか社会に馴染めないと感じているかもしれません。
しかしそれは、当たり前のことです。本当に大事なことはすっかり置き去りにされて、テレビや新聞では事実ではないニュースを流し、基本的にお笑い番組かグルメ番組しか放送されていません。子どもが虐待され、毎年3万人が自ら命を断つ社会がまともなわけがないのです。
どんな動物でも真っ先に守るのは自分の子どもです。自分の未来である子孫です。学校や会社でも周辺の人間もどこかおかしく見えています。意思のないロボットのように見えます。だから多くの日本人が社会を拒絶し、引きこもったり、悩み苦しんでいるのではないでしょうか。
次元を超える人とは、追い詰められ、虐げられる日本の若者の中から生まれる可能性が高いと感じます。だから私は応援することにしました。あなたはそのままでいること、徹底的に自分らしくあること、他の人間に惑わされないこと、社会に絶対に流されてはいけないのです。
| 
