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他人と違うことを堂々とする勇気「欧米的金融資本主義について」

今から約22年前、私が士官学校に入学した時、またアメリカ国務省付きに内定が決まってからすぐにマナー研修というのがありました。どこから費用を捻出したのかは知りませんが、ホテルでフルコースを食べながらバトラーの方々からお作法を学ぶというものでした。

 

楽しい研修だったことを覚えていますが、その時、同期の韓国系アメリカ人が、少しだけ意地悪い質問をしたのです。

 

「外側からフォークやナイフを取るのは分かりました。しかし万が一、間違った順番で取ってしまったら、どうすればいいのでしょうか?」

 

「これはまた意地悪な質問を…」と、皆がクスクス笑いながらバトラーを見ると、彼は動じることなくこう言い切ったのです。

 

「そんな時には、これこそが正しい作法だといった顔をして平然と食べ切れば良いのです。誰も何も言いません」

 

あれから20年以上の月日が経って今思うことは、この答えは正しいということです。やはり世界には明らかに2種類の人たちがいます。「枠組みを創る人」と「与えられた枠組みを守る人」です。枠組みを創る人はその立ち居振る舞いがそのままルールとなり、これを守る人が必死に真似をしていきます。

 

結局、何が正しいかは前者が全て決めることになるので、そこに正解はありません。要するに、堂々と「これがルールだ、何が悪い」と気張っていれば、何も問題はないというわけなのです。

 

最近、北海道のニセコの高級リゾートホテルに滞在している数名のオーストラリア人の富裕層たちからある人を通じて、突然、電話で呼び出しを受けました。指定されたホテルのロビーに着くと、派手な高級スーツを身にまとった見るからに金持ちそうな装いで、見るからにユダヤ人といった単語が頭に浮かびました。

 

しかし、そんな富裕層たちは、その上をいく超富裕層たちの単なる使用人に過ぎないのが本当の世界だということを知る良い機会になったのです。そして女性であれば、サンダル履きにスパッツといった姿で登場したりします。そして開口一番、早口の英語で言われたことは、「日本人はおかしい。あの集団的自衛権や共謀罪とは一体何のためなのか?」

 

思いのほか日本について熟知しているそのオーストラリア人は、「いやいや、日本は欧米とは違うルールで走っているから価値がある」と言うのです。

 

そして「今、世界はアメリカを筆頭にとにかく戦争を引き起こし、マネーを動かす方向へと収斂しているから、バランスを失くしている。だからこうした状況を止めることができるのは日本しかいない。なぜなら、日本だけは平和憲法という違うルールでいたから。それが日本はアメリカと全く同じ戦争ゲームを行おうとしている。これほど無意味なことはない。なぜ日本人にはそれが分からないのか?」とも言っていたのです。

 

集団的自衛権は国際社会の常識と賛成論者たちは口々に言っています。失われた25年の間に、誰かが最初にやったらそれを真似することばかりをする癖が刷り込まれた私たち日本人にとっては、納得してしまう論理でもあります。

 

しかし、彼らからすると、これほどまでにおかしなことはないようです。なぜなら、日本人を日本人として価値あるものとしてきたのは、他国とは違うルールで生きる癖があったからだけです。日本人は、そうすることによってのみ欧米人とは違う価値が生まれ、イノベーションが起きるというわけです。

 

ところが安倍首相は、どこに脅されたかは分かりませんが、「皆と同じ集団的自衛権と共謀罪というルールにしましょう」と言っています。そして世界の投資家やエリートたちの逆鱗に触れてしまっています。だから日本的な日本人に言いたいのです。

 

他人と違うことを行う勇気をを持つということです。日本人が勇気を出して、そうするかどうかを世界の投資家や金融エリートたちは海の向こうから見ているようなのです。

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