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日本人に多いとされている2つの対立軸(ヘーゲルの弁証法)思考から抜け出す方法

これまで私は、世界の1%に当たる世界各国の統治エリートたちが基本的にこの世を統治していることや、日本人が子どもの頃から知らないうちに学校教育やマスメディアによって考えることができなくなっていることを大胆に書いてきました。

 

しかし、多くの方にそのような話をしても「話が大きすぎる(マクロすぎる)」ということで大人しくしていた時期がありました。しかし、それにより脳内の仕組みが作れない状況が続いているのは明らかさと思うわけです。

 

例えば、たまにNHKの国会中継が放送されているのを観ることがありますが、目を凝らしてひとり一人の政治家や官僚の表情や仕草を観察してみると、単なる自民党と野党の政治ごっこにしかすぎないことをどれだけの日本人が感じているのでしょうか?

 

事実、学校を卒業した後、多くの日本人は家族と引き離されて、まったく縁もゆかりもない町で就職し、意味のわからない製品を作ったり、売ったりすることに集中させられ、長い間、頭をいっぱいにさせられてきたと感じることはないでしょうか。

 

現在、意味もなく学校や会社内で他者と競争させられていて、日々ラットレースのように競争させられていると一瞬でも感じることがあると思います。そしてお互いに分断させられ、いがみ合い、お互い不信感を持つように仕向けられているとまではいかないかもしれませんが、少しは感じることがあるはずです。

 

この現代の社会構造については、「反・正・合のヘーゲルの弁証法」が何かを理解できれば、これは単純な手法であることがわかるようになると私は考えています。そもそもヘーゲルの弁証法とは、「争いのない所にわざわざ争いを作り出し、人々をコントロールする統治手法」のことです。この手法にすっかりやられてしまったのが社会構造的に最も多いB層と言われているようです。

 

誰かが作り出した社会規範と常識というものは昔から、「社会は厳しいところだから寝る間も惜しんで働きましょう。勉強しましょう。これだけ競争して切磋琢磨していればバラ色の未来が来るはずです。」と先生や親、テレビの御用学者が言っていたことです。しかし、本当に社会を変えるような大事な技術(イノベーション)を公開されてないために、これまで決してバラ色の未来が来ることはなかったわけです。

 

弁証法についてさらに具体的に説明すると、例えば、「資本主義」対「民主主義」、「自民党」対「民主党」、「キリスト教」対「イスラム教」、「読売新聞」対「朝日新聞」、「経営者」対「従業員」などがあります。

 

いずれにしても、昔から統治側というのは、まず2つの対立軸を作り、一般庶民はあらかじめ決められたルールや枠組みの中に閉じ込めておいて、両陣営に分けてお互いに争わせることが得意です。あくまでも庶民たちを決められた枠の中でルールを守らなければいけないようにしているように思います。

 

そのルールとして、例えば、いきなりナイフで相手を切りかかったりなど暴力を起こす人は社会的に退場させられ、一時的に隔離されるといったものがあります。仮に、あなたが国会議員だとしたら、いきなり国会生中継で、「米国債を売ろう!」とか「実質の1ドルは60円だ!」などと言ってはいけないわけです。さらに、

 

「なぜ中小企業は何のサポートもなく倒産して、経団連所属の大企業だけ日銀が株を買支えしているのか?」

 

「なぜ日本の大企業の株主は外国人投資家や外国企業資本になっているのか?」

 

「なぜ人材派遣会社が従業員の給与を半分以上も徴収しているのか?」

 

など、目がキラキラした子どものように代表質問する国会議員というのは国会では即退場させられることになり、社会的にも追い詰められた挙句に、一時的に隔離させられることになります。これは国会議員に限らず、あらゆる業界にも言えることですが、社会問題とは関係のない質問をしているだけで、時間と金だけが浪費されていることには何ら変わりありません。

 

要するに、自民党支持でも民主党支持でもどちらでも同じような結果になるしかない状況を設定させられているわけです。なぜなら、この国会自体が機能していないからです。同じように、読売新聞と朝日新聞のどちらを読んでいるとしても同じ結果になるだけです。そもそも大新聞だけしか認められないことがおかしいわけです。

 

例えば、ニュースで銃乱射事件が報道された際、「銃規制賛成」対「銃規制反対」という対立軸による議論がよく起きますが、賛成する人も反対する人もその問題に目を向けていることには変わりないわけです。「芸能人の不謹慎発言や行動が許せない」と、炎上や不倫騒動報道によってその芸能人を擁護するか、それとも責めるかなど、結果的にどちらでも同じ結果になるだけです。

 

結果、どうでもいい話題に目を向けて国民全体がイライラしているのには変わりなく、統治エリートたちは庶民による賛成でも反対でもどちらでもいいと考えています。なぜなら、人々が賛成や反対と思った瞬間に生産性の低い「人間」として捕えることができ、より統治しやすくなるからです。

 

彼らは、問題に目を向けた瞬間、あなたがどちらかの枠に入ることにより、あなたに楽しくはない現実の構成員になってもらうのを目的として「ヘーゲルの弁証法」というシステムを用いていることがわかっていると考えられます。

 

特に、会社内ではこのことが分かりやすくなってきているように感じます。2つの対立軸にせずに物事を考えることができればいいのですが、多くの場合、「うちの会社はダメだ。もっとこう改善すべきだ。」などといつまでも文句を言いつつも勤めている会社から毎月のように給料をありがたく受け取っています。

 

経営者というのは、社員たちに対して仕事上の問題点を取り上げ、それを改善しようしたり、直そうとしますが、そうすると急激に社員たちの心が重くなり、むしろ改善することはないように思います。どちらにしても統治エリートたちが作った枠組みの中の行動だけが全ての世界になっているように思うわけです。

 

このすぐに2つの対立軸にしてしまう脳内回路を変えるためには、楽しい現実を創っていくしか方法がないと私は思います。その方法とは、自分の目を向けた方向に現実が創られ、意識を向けた方向にエネルギーが流れることで現実ができるというものです。つまり、ニュース一つのことでも賛成でも反対でもなく、とにかく自分が現実を創ろうとする姿勢が大切になっいぇきます。

 

例えば、殺人事件が報道されたとしても気に留めることなく、天気もいいのでどこかに遊びに出かけたり、国会中継をテレビで観たとしても、自民党でも民主党でもなく、それ以外に自分はどんな生き方をしたいのか、と考えることが重要になるわけです。

 

最近は特に、いよいよ嫌な世の中になりつつあります、「良い」「悪い」という2つの対立軸などどうでもいいことであって、現代社会を否定するのでも肯定するのでもなく、自分が楽しい方向に目を向けるだけしかないように思います。

 

そのような思考法で日々の自分の生活を大事にすることができれば、気づいた時にはヘーゲルの弁証法から抜け出している自分に気づくようになるかもしれません。

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