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「日本・英語会議(Japan English Meeting)」について

ちょうど1年ほど前に、フェイスブック上で新しい試みを始めました。フェイスブック上では、見逃しがちなメディア記事を私たちAtlasが掲載し、裏側で本当に起きていることをコメントし、気の合った仲間たちとシェアする場です。

 

このようなコンテンツをグループと呼んでいますが、そこに「日本・英語会議(Japan English Meeting)」という公開グループを立ち上げたというわけです。https://www.facebook.com/AtlasSchool/

 

昨年までは公開グループにしていましたが、今年から誰でも読めるようにしました。フェイスブック上で検索してもらえば、誰でもそこでの議論を読むことができます。実際に「日本・英語会議」では、英語の記事だけはなく、日本語や中国語やフランス語、ドイツ語などのマスメディアも掲載しています。

 

これまでの歴史を振り返ってみると、実際に私たちが生きてきた時代というのはアメリカが世界の中心とした世界秩序によって保ってくれていたわけです。しかし、トランプ政権後にそれが揺らぎ始めている中、世界中から聞こえてきたのが「日本がこれからの世界秩序の中心になる」、という声です。

 

これが私たちが「日本・英語会議」をコンテンツにした理由の一つになっています。しかし、そうは言っても日本が超大国アメリカのように世界の警察官になり、振り回し始めるとは全く想像ができません。なぜなら、日本には世界に名だたる平和憲法(憲法第9条)があるからです。

 

ただ、最近は武器輸出三原則を緩めるなどして、三菱重工や川崎重工、IHIなどの最新技術を軍事転換し、これをすり抜けようとする試みを政府が何度となく行っていますが、平均レベルの日本国民は全くそうした動きに明らかについていけていません。

 

それもそのはず、戦後の日本は73年以上も平和を享受してきたからです。そのために警察官として、あるいは軍隊を持って相手に言うことをきかせるなどということは、最初から戦争を仕掛けることなどできなくなってしまったというわけです。

 

それではスイスなどの永世中立国を除いた世界で唯一、平和を象徴とした日本が世界秩序の中心となり、世界全体が平和になるのは何によってなのでしょうか?

 

こう考える時、私たち日本人は大きな壁にぶち当たることになります。日本では最近、東京だけではなく、地方都市やその近郊でも地方自治体と地元企業による地域ブランディングが行われています。

 

そうした中、各地方が持つ良さがあらためて認識されるようになっており、それに魅了されるように大勢の外国人たちが日本を訪れ、最終的には永住してしまっています。

 

一体、日本のどこに魅了されているのかと言えば、そもそも私たち日本人自身の意見がまとまっていないわけです。しかもこの議論をやりすぎると、次第に右翼的になり始め、ある人は「日本以外の他の国は一切要らない」といった国粋主義を唱え出してしまうため注意する必要があります。

 

そのような結果になることを知ってか知らないか、私たち日本人はこのことについて議論が始まるたびに結論はあえて出さず、雰囲気の上だけでなあなあで話が終えられてしまうということです。それでもほとんどの日本人は、日本が一番と思っています。

 

しかし、いざ日本の外へ一歩踏み出すと、事態はそんなに甘くはなく、個人主義的な欧米人や超マイペースなアジア人など日本人の気質とはどうも合わないことに気付いてしまうわけです。

 

これを現在の代表的な為政者に例えてみると、アメリカのトランプ大統領やロシアのプーチン大統領、中国の習近平主席など、強烈なキャラが居並ぶ中、日本のリーダーであるはずの安倍首相はどう見ても影が薄いと感じてしまいます。

 

はっきりとした理由は分かりませんが、どうも彼ら外国人とは違うことは確かなようです。それでも日本を中心とした新世界秩序がまもなく実現されようとしているのは一体なぜなのでしょうか?

 

そんな疑問を持つ多くの方々と、率直な話し合いの場をつくろうと思い立ち、立ち上げたのが「日本・英語会議(Japan English Meeting)」なのです。驚いたことに多くの方々に読んでくださり、活発な議論が行われています。

 

そうした様子を見るたびに私は、最後に生き残るのは欧米諸国やロシア、ましてや中国ではなく、日本だと思うわけです。このような形の見えない未来について語り合うのは面白いもので、ぜひ一度、弊社のフェイスブックに来訪されてはどうでしょうか?

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