少子化対策しても「家族消滅」に向かう日本の現実 やがて日本は「超高齢独身国家」となる運命
(出典:2024年1月14日 東洋経済ONLINE)
すでに「死に体」である日本政府と多くの日本国民は、これから始まる壮大な社会変革についていけなくなり、淘汰されていくことが予想されます。
日本の場合、中央政府や自治体がなくても町内会レベルで何とかやってきた過去がありました。各地域それぞれにリーダーが存在し、地域全体で共有された思想や生活様式で何とか生き残っていくわけです。
しかし、欧米諸国やロシア、中国などではどうしても国家レベルのリーダーを必要とする傾向があり、アメリカはドナルド・トランプ、ロシアはウラジミール・プーチンのような強烈な個性を持つ旗振り役が国民を引っ張っていくしかありません。
なぜプーチンやトランプは支持を集めるのか 両者の人気の背後に浮かび上がる「怨念」とは
(出典:2023年8月30日 Yahooニュース)
この2人のリーダーに共通しているモットーは「社会的格差の是正」であり、「反グローバリズム」です。トランプは建国した1776年の原点に戻ろうとしており、プーチンは1917年のロシア革命に戻ろうとしているのかもしれません。
特に、ロシア人は西洋文明の価値観とは別の価値観を持っており、プーチン政権の政策は表向きの「民主主義」や「市場原理」は一時的に利用しているだけです。なぜかと言えば、欧米人の価値観は未だに植民地主義だからです。
まともな欧米人も日本に住んでいますが、観光でニセコなどのリゾートに来ている欧米人には日本人を下に見ている人間もいます。当然、オーストラリア人やニュージーランド人などの白人も含まれます。
プーチン政権「カトリックは侵略者だから禁教に」 ウクライナの占領地域で弾圧 宗教対立蒸し返し侵攻正当化
(出典:2023年12月27日 東京新聞*)
いずれにしても、ロシアには独自の伝統や倫理観があり、ロシア正教というカトリックやプロテスタントとは明らかに異なる信仰の在り方からもわかるはずです。実は、トランプもプーチンと似たようなことを言っており、キリスト教による伝統的な価値観と倫理を取り戻そうとしているように見えます。
つまり、プーチンもトランプもキリスト教による伝統的な価値観と倫理を必要と考えており、アメリカ人にも伝わるメッセージであることは間違いありません。「普通のアメリカ人」は、誰もロシアと戦争することを望んでいません。
だから、ウクライナ戦争を即時停戦すると発言しているトランプの人気は高く、熱狂的な支持者たちはトランプ再選はほぼ確定していると信じたいわけです。ロシアとアメリカの国教はキリスト教であり、日本人には理解しにくいかもしれません。
しかし、両国はそれぞれ街をつくる時に最初に教会を建て、周辺に家を建てて街を形成し、日曜日には家族全員で礼拝に出席して、お互いの価値観や倫理観を確認し、支え合いながら生きてきました。
私は、モスクワやサンクトペテルブルクのようなロシアの大都市には行ったことがないのでわかりませんが、友人のロシア人の話を聞いているとアメリカ人と共通している価値観を持っていることを何度も確認しています。
私自身、アメリカの一般的なプロテスタント(バプテスト教会)で21歳の時になぜか洗礼を受け、クリスチャンになりました。アメリカにもカルト宗教は存在しますが、1ブロックごとに教会があるアメリカの大都市では日曜日に教会に通い、聖書を読むことはかなり当たり前のことです。
「トランプは21世紀のキリスト」だって!? キーワードはWWJD
(出典:2024年4月3日 現代ビジネス)
一方、日本では声をかけてくるのはカルト宗教だけで、仏教について説いているはずの僧侶はカネ儲けに忙しく、神道は宗教ではないのでそもそも儀式を行うだけの宮司からは何も学べません。要するに、人生について教える師がいないということです。
いずれにしても、欧米諸国やロシアには未だに聖書から生き方を学び、牧師から聖書を解釈した言葉を貰えるという伝統的な生活様式は数百年も続いています。祖父や父もそのような生活をし、これからも継続していくということです。
私が知っている限り、現代のアメリカ人では教会を中心とした生活様式が失われ、家族や地域が機能不全の状態にあります。特に、コロナ騒動以降は治安が悪化し、貧富の格差がさらに開いて社会が分断するようになりました。
だから、アメリカ人はトランプに期待しているわけですが、腐敗した連邦政府の官僚や州政府の役人を排除し、家族と地域の絆を取り戻すという戦いが起きています。日本で言えば、旧統一教会と深い関係のある自民党議員や関係者たちを追い出すようなことです。
日本人と在日外国人の間で強まる不協和音…互いの「生の声」に見るジレンマの実態
(出典:2024年3月1日 DIAMOND online)
近い将来、日本政府や地方自治体は今のような権力を失い、町内会ではなく、もっと小さな単位の地域共同体をそれぞれのリーダーが引っ張っていくことになるかもしれません。しかも、リーダーに選ばれるのは意外な人物であったりします。
それが日本の不思議な文化であり、日本を研究している外国人学者にも理解できないことです。すでに日本も社会的な分断は起きていますが、それは西洋文明によるグローバリズムが浸透しているからです。
ある程度日本的にアレンジされていますが、お互いに疑心暗鬼になって信用されていません。このような暮らしにくい社会構造がいつまで続くのかはわかりませんが、ワクチン接種者が全体の80%を超えている日本ではむしろ孤立したほうがいいように思います。
この3年、非接種者の一部は接種者の体内から出るスパイクたんぱく質や酸化グラフェン、つまりセシウムという放射性物質に苦しんできました。「シェディング」という形で接種者たちの周囲にいると吸い込んでしまうということですが、もはや勤務体制にも限界が来ていることは明らかです。
これまで特に接種者を毛嫌いせず、受け入れてきましたが、もしレプリコンワクチンが普及すれば二度と大都市中心部には行かなくなると思います。また、レプリコンワクチン接種者とは距離を置くようにするのは当然のことです。
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