ニューヨーク株式相場は、4営業日にわたる大幅続落を受けた値頃感からまとまった買いが入り、一転して1000ドル高という急反発しました。それを受けて、日経平均株価も750円高となりました。
いつものように、欧米のヘッジファンドは空売りで売り浴びせた株を、今度は買い戻し、素人投資家が寄ってきたところでまた空売りをかけるという繰り返しを延々と行っているわけです。これが、国際金融資本の財源となっていることから、世界中の金融業界関係者がこのシステムをやめられなくなっています。
今回の暴落でも分かるように、株価が急激に下落していくと、たいていの素人投資家は慌てて売りに走るため、すかさず国際金融資本がマスメディアを利用し、嘘八百をテレビや新聞、そしてインターネット上にも報道します。つまり、嘘八百を拡散させるのがテレビの役割となっているだけです。
フェイクニュースの老舗としては、CNNやロイターがあります。大企業から広告費を集めることでCIAやNSAなど諜報機関に勤めるエージェントの高額な給与を捻出し、さらに世論工作もするというビジネスモデルで運営されています。
だから、新聞記者と証券会社の社員というのは他の業界のサラリーマンよりも給与体系が高く設定されているわけです。いわば口止め料のようなもので、本当のことを言わなくなっています。その他にも、安倍政権のためのいわゆる御用経済学者や経済評論家たちがいます。
彼らは欧米のヘッジファンドの飼い犬であって、そのヘッジファンドは国際金融資本、つまり、ヘッジファンドにマネーを貸している欧米のグローバル企業の飼い犬であることから、嘘を並び立てることが今の時代の学者の役割になっているということです。
歴史を正しく振り返ってみると、このような現象は特別なことではなく、江戸時代では当時奨励されていた儒教について人々に語らなければ出世できない、という御用学者の世界とほぼ同じことが起こっています。
江戸時代では、幕府に忖度する御用学者以外は存在できなかったとされており、昼は儒教についての授業を藩士たちに講義していましたが、夜の私塾では昼とは全く逆のことを言っていたようです。
具体的に言えば、昼は生活のために上から言われた通りに働き、そして夜はカネのためではなく、ただ言いたいこと言いたいだけの社会であったわけです。ということは、現代のブログや掲示板がその私塾の役割となっていることが分かるはずです。
しかも、夜な夜なインターネット上で議論に参加している者の多くは、昼の仕事のストレスを解消しようとああでもない、こうでもないと身分を隠しながら好きなことを言っているだけです。だから、「真相」や「真実」に至ることができていません。
私たちAtlasは、この情報リテラシーを学ぶ場をデジタル上ではなく、アナログでの場を提供しようと考えています。まずは、札幌市北24条駅付近で北海道大学の学生をターゲットとし、その後は他の大学生やビジネスパーソン、投資家、企業経営者、そして一般的な方にまで広げていこうとしているわけです。
話を元に戻しますが、このように表(昼)と裏(夜)が巡っているのは人間社会の原則であって、課税社会と非課税社会という方程式で虚数と実数が入れ替わるのをみると、宇宙の構造そのものがそうなっているのかもしれないということです。
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