なぜ法相に? 核心は買収ではなく安倍首相の捜査妨害
(出典:2020年6月20日 日刊ゲンダイDIGITAL)
ご存知とは思いますが、現役の河井克行・元法務大臣と河井案里・参議院議員が逮捕されました。ところが、逮捕したのは警察ではなく、最高検察庁であるということです。
実際は、東京地検特捜部が逮捕したわけですが、大変珍しいケースですが今回は法務省と連携した形での逮捕劇となりました。
つまり、アメリカや中国、北朝鮮などでも国内で激しい権力闘争が行われているように、日本でも政治家と官僚の間で権力闘争が行われているということです。
河井克行議員は、昨年9月11日の内閣改造で安倍首相からの特別な計らいから法務大臣に指名され、2か月持たずに辞任しています。実は、河井夫妻というのは「統●教会」という新興宗教の幹部であると言われています。
河井議員は、●一教会の会員が集まる集会の主催者であり、その他に数人の自民党議員も含まれているとされています。先月、賭けマージャン問題で辞任した黒川検事長が安倍首相から検事総長に抜擢されましたが、スキャンダルで失脚したわけです。
これまで小渕優子議員や、甘利明議員の犯罪を裁判で無罪にしてきた黒川検事長は、法務省と検察庁に●一教会所属の者たちを多数引き入れたと言われています。当然、採用するための試験はなく、コネで入省・入庁させてきたことは言うまでもありません。
統一協会が再び名称変更 「天の父母様教団」へ
(出典:2020年4月7日 CHRISTIAN TODAY)
153年も続いてきた日本の官僚機構というのは、これまで●価学会なども含めて政治宗教団体に牛耳られているのが現状です。実は、外務省や財務省にも多くの会員たちが所属していると言われています。
日本会議や神社本庁などは単なるロビー団体に過ぎなく、無能な安倍首相が8年も政権維持ができる不自然さから考えると、日本は完全に新興宗教団体に支配され続けてきたと言えます。
●一教会と言えば、これまで日本の芸能人の合同結婚式や霊感商法によるトラブル、そしてマインドコントロールによる勧誘活動などが社会問題となり、裁判も多数行われている印象が強いと思います。
若者を餌食にする「キャンパスカルト」の正体(1)旧友との再会が一転して…
(出典:2020年4月4日 exciteニュース)
報道記事にあるように、全国の大学のサークルや別の宗教団体の中にも潜入しているカルト集団のことです。実は、このカルト教団は欧米諸国にも信者がいるようで、組織の規模が大きくなっているようです。
なぜこんなに怪しい人間たちが、世界的に影響力を持つ勢力として存在しているのかと言えば、これまでカネやハニートラップ、そしてマインドコントロール技術など、ありとあらゆる手段を使って人々を支配してきたからです。
「河井案里」捜査担当検事が自死していた 夫妻は“暴露”の切り札に…
(出典:2020年6月17日 Yahooニュース)
今回、河井議員夫妻が逮捕された背景には、昨年12月に東京地検から広島地検に赴任してきた30歳前後の担当検事が自殺したことが事の発端となっています。河井議員が犯した選挙違反の捜査検事であったということです。
問題は、1億5000万円を買収に使った公職選挙法違反ではなく、赴任してきたばかりの若い検事が自殺にまで至ったことです。河井克行議員は、昨年9月から2ヵ月ほど法務大臣をしていましたが、その時に法務省や検察庁(最高裁判所)の幹部たちの受けはかなり悪かったようです。
それで今回の事件が起きたことで、いよいよ政治家と官僚、つまり安倍政権と検察とが全面対決することになりました。毎週木曜日に発売される2つの週刊誌を読んでも、具体的なことは何も書かれていませんが、日本の権力者たちの間で戦争が起きているのは明らかです。
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