花王が品薄の「消毒液」20倍以上増産を急ぐワケ 外部委託に加えて国内自社工場でも生産する
(出典:2020年4月15日 東洋経済Onlin)
大企業や各自治体の役所では、ロビーにアルコール消毒液を設置している場合が多いですが、新型コロナウイルスについてさほど詳しい知識はなく、対策をしているポーズを内外に見せているのがほとんどです。
何しろ勤務している人の数が多いわけですが、ウイルスに感染した可能性のある社員や職員のその後については結果を公表していない企業があるのは明らかです。
しかも、意味不明な場所を通行禁止・閉鎖にし、そして部屋の人数を制限するなどやる事なす事が全て不自然である傾向があります。
特に、ある電機メーカーはウイルスを議題に挙げると「コロナ疲れ」なのか、ストレスを爆発させて激怒する社員も増えているようです。そして、工学系が多いせいかウイルス対策の方法を考えたくない社員が多いとのことです。
当然、大企業ではウイルス対策の基本の教育を従業員にすることはありません。特に、自動車メーカーなど工場などで勤務している作業員や労働者の一部は、休憩時間にウイルスが集まりやすい場所で寝ていることもあります。
これでは、いつ感染者が出ても不思議ではないわけです。その作業員のほとんどが派遣・契約社員であることから、大企業は正規と非正規社員を区別して扱っているように思われます。つまり、いくらでも代わりはいるということです。
いつの時代であっても、危機な仕事で怪我をしたり、病気になるのは子会社や下請け会社の従業員です。東京・大阪本社の幹部たちは、長年安全なポジションで毎日適当に仕事をするフリをしてきたわけです。
ある大企業(電機メーカー)の子会社に勤める方の話では、本社へクレーム対応に向かったところ居眠りや談笑をしていたのをよく見かけると言います。本社にいる幹部たちは、基本的に子会社や下請け会社の社員を人と思っていないところがあります。
緊急事態「3カ月で事業不安」3割強 社長アンケート
(出典:2020年4月13日 日本経済新聞)
ここ30年ほどの日本の社会構造そのものは、他者の苦労を考えずに「今だけ、カネだけ、自分だけ」がまかり通ってきた感があります。何十年も散々こき使われた挙句、いつも左遷の恐怖に怯えて生きることに嫌気がさした人は少なくありません。
そのような状況の中、いよいよ良心の呵責に耐えかねた人々が声を上げ始めました。問題のある会社というのは、昔から近隣住民や同じビルにいる他業者からの苦情も絶えないものです。今さらですが、従業員のモラルが低すぎるわけです。
作業着のまま電車に乗って帰宅したり、ロッカーに貴重品を入れてカギをかけても盗難に遭うことも多いと聞きます。従業員が本社や自分の上司からの制裁を恐れ、誰もウイルス対策について意見を述べようとはしないはずです。
ある事業所では、社内にコロナウイルスの話題を一切持ち込むことを禁止している部署もあるようです。しかし今後、「緊急事態宣言」が出された7都府県以外でも感染者が増えていくものと思われます。
IMF、「世界恐慌以来の経済危機」 新型ウイルスで170カ国に打撃
(出典:2020年4月10日 BBC)
このことは、各自治体の役所や警察署、学校、そして自衛隊員たちなどでも当てはまります。夕張市のように財政が破綻したとこで、もはやここまで来ると誰も立て直そうとはしないでしょう。いよいよ、私たち人類は世界恐慌に入りつつあります。
今、新型コロナウイルスに対する危機感が全くない人間が大勢います。無能な人材が集まった公務員とは言え、そこには明日も食べていくために出勤しなくてはならない人がいます。人を騙すような役所になど通勤するのが馬鹿らしく感じている人は多いと思います。
自分に嘘ついてるようで苦しく感じている人も多く、見た目には限界、発狂寸前のようです。何らかの原因で命を落としても、成仏せずに役所内を亡霊として彷徨う職員も多いと聞きます。札幌市の地上げ屋(通称:業者)チームの話を聞いただけで吐き気がするほどです。
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