札幌市内の小中高校、再び休校 知事と札幌市長、早期収束へ緊急共同宣言
(出典:2020年4月13日 北海道新聞)
北海道では、休校と春休みが終わってこれまで以上に子どもの姿が目立つようになりました。小学生は服とコーディネートしたマスクをしていますが、大学生はマスクをしていない割合が高くなっています。
札幌市内には、デパートやショッピングモールなどの大型商業施設が多数あり、その他にもイオンモールやイトーヨーカドーなどがあります。3月18日に「緊急事態宣言」が終了した後、4月からはほとんど全ての店舗が開店するようになりました。
当然、入口にはアルコール消毒液が置かれていますが、1月と比較しても平日なのに家族連れの男性が多くなっています。モールのフードコートには学生や子どもが多く、高齢者や小中学生グループもいます。
スターバックスの利用者は意外と低年収若い世代が多く平均年齢が約40歳
(出典:2018年2月2日 LivedoorNEWS)
スターバックス・コーヒーでは、ノートパソコンを持ち込んだテレワーカーと思われる人たちが多数集っており、彼らも感染源の一つであることを確認しました。漏れ聞こえた話の内容も、相変わらず中身がスカスカの表面だけの会話となっています。
スーパーに行くと清掃用品の一部、例えばキッチン・食卓用アルコール消毒液はいつ行っても品切れが続いています。米やカップ麺、パスタなど保存性が高い商品は店頭に並んでいます。ただし、日中であるにも関わらず、1月とは明らかに客層が少し異なるのが気になります。
一方、ファミレスやカフェなどではノートPCで2時間程度作業をしている子連れワーカーや、ネクタイをした男性が増えているように思います。普通の寿司屋よりも美味しいと評判の北海道内の回転寿司チェーンは、2月から客数が約7割ほど減少したそうです。
行列ができるほどのトリトンなど人気店は、全く並ばなくてよいくらい客足が減っています。当然、衛生管理のために寿司は回っていませんが、直接オーダーするか、タッチパネルで注文しています。
定山渓わずか70人に、北海道の3月訪日客は96%減
(出典:2020年4月10日 日本経済新聞)
札幌の「奥座敷」と呼ばれる定山渓温泉街ですが、安部政権に乗っかってインバウンド(訪日中国人観光客)を見込んでいた結果、地元を大切にしなかったことで壊滅状態に陥っていると報じられています。
また、「歓楽街」のすすきのを中心に、大通や札幌駅周辺にある居酒屋などの飲食店は、どこも人が普段より少ない印象を受けました。まず、歩いている人の数が1月と比べて半分以下の印象があります。これを契機に、店を閉めてしまった居酒屋やバーもあるようです。
他方、高齢者が多数集まる介護施設では、ゲストはマスクを着用はもちろんのこと、フロントで手をアルコール消毒しなければそこから先には入れなくなっています。施設内のイベントも全て休止となったようです。
病院やクリニックが多数入るメディカルビル内では、院外の通路にも椅子があって順番を待っている人たちがいました。院内の受付カウンターにはアルコール消毒液が置いてあり、手の消毒を求められています。
今の時期は、流石にどの病院も混んでいないようですが、患者同士お互いに社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保って待っているように感じました。ただし、救急指定総合病院の待合室だけは込んでいるようです。
ハローワーク札幌圏
(出典:北海道ハローワーク)
札幌の電車通り沿いにあるハローワークでは、2月から説明会やセミナーは全て中止となり、認定日待ちの人は人ごみの中で待っている様子が見えました。担当者と話してみると、転職サイトのスカウトメールに応募したところで採用自体が見直しになり、書類選考が一時中止していたようです。
4月に入ってからは書類選考や面接も可能になりましたが、職員の数は以前よりも少なくなっています。職員の家族が新型コロナウイルスに感染したと報じられていましたが、自宅待機にしたとしてもその職員の同僚たちは確実に感染しているものと考えられます。
役所では、これまで事実を隠ぺいし、人命よりお金を大事にしてきた体質があります。人を人と思わない体制がこれからも続くようでは、感染が蔓延して封鎖となるのも時間の問題かもしれません。
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