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【ソウルで“統一教会”大規模会合】トランプ氏ビデオメッセージで安倍元首相を追悼
(出典：2022年8月12日 Youtube@日テレNEWS）
2024年に「United States（合衆国＝共和国）への大統領選挙に出馬表明したドナルド・トランプですが、以前からディープステート側の人間であると言われてきました。
なぜかと言えば、アメリカの統一教会（Unification Church）の会合に参加したり、ビデオメッセージを送っているからです。しかし、アメリカにはCPAC（保守政治活動協議会）という100を超える団体が参画し、保守派の活動家・政治家が出席するスピーチ討論会があります。
当然、トランプが所属している共和党系の団体しか加盟していませんが、トランプ自身は年に一回出席して演説するのが恒例となっています。つまり、共和党の最大支持母体であるNRA(全米ライフル協会）にも統一教会の信者やエージェントが入り込んでいるということです。
だから、ニューヨークタイムズやCNN、日本の大手新聞社などディープステート（DS）が支配しているマスメディアの情報だけでは、トランプもDS側の人間であると思われても仕方のないことです。
「民主党vs共和党」より世界に影響を及ぼす、アメリカの「もう1つの分断」
(出典：2022年12月7日 Yahooニュース）
私が考えるトランプの思想は、世界中からアメリカに移住していた人たち（ほとんどが農民）の思想から生まれた「リバタリアン」であるように思います。「リバタリアニズム」というのは、簡単に説明すると個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する自由主義上の政治思想・政治哲学です。
要するに、過剰な税金の取り立てや介護福祉、そして徴兵制に強く反対する思想・哲学です。個人による国家からの独立を目指し、究極的には国家や政府の廃止を理想としています。例えば、岸田政権が企業や個人の経済活動に干渉（増税・防衛強化）することに強く反対する立場です。
トランプだけではない！ 全米に〈税金逃れ〉を蔓延させた「危険な思想小説」
(出典：2020年10月1日 デイリー新潮）
トランプを支えるアイン･ランド信者の正体 閣僚候補に生粋のリバタリアンがズラリ
(出典：2016年12月24日 東洋経済ONLINE）
私は、アメリカに20年以上も暮らしたことがありますが、一流大学を卒業したアメリカ人の多くが作家アイン・ランド著の「肩をすくめたアトラス」を読んでいたことを思い出します。リバタリアニズムは、民衆から生まれた保守派の思想です。
ちなみに、Atlasマンツーマン英会話の名称はこれが由来です。私たちAtlasは、政治・経済思想としてリバタリアニズムを標榜しています。残念なことに、この思想を理解できる日本人はほとんどいません。
最近、SNS上では「#自民党に殺される」「#岸田に殺される」というワードがトレンドに上がっています。なぜ多くの日本人がこのような警告を発するのか、一度自分の思想や哲学をリバタリアニズムと比較する必要があります。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降、アメリカ国民の多くが「アメリカは世界覇権国である必要はなく、自分たちだけで精一杯…」と考えるようになりつつあります。つまり、トランプが主張してきた「アメリカ・ファースト」そのものです。
「庶民に血を流せと」 首相「国民の責任」発言にネットで批判
(出典：2022年12月13日 毎日新聞）
問題は、日本のメディアが「アメリカ第一主義」「孤立主義」と訳して報道していることです。日本のテレビ局や新聞社のディレクターや記者たちは、英語がわからないだけでなく、日本語さえ怪しくなっています。
日本語に訳すなら「国内優先主義」であり、アメリカは世界の警察官の座から降りるということです。言葉を上手に使えなくても出世できる世襲制の政治家や大企業のサラリーマンたちが淘汰されなくては、日本の未来はありません。
だから、「対米従属が国益」と考える自民党が政権を握っている以上、米ドルの減価と米軍の撤退が起きた時が本当の意味での日本の危機となるわけです。実際に、トランプの政策はバイデンが引き継いでいます。
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2022年12月16日
