前の日にならないとやらない一夜漬け傾向の人、たくさんいるはずです。私も中高、大学時代もなかなかエンジンがかからなくて、結局、試験当日は徹夜していました。友達は「20日前には本を全部読み終えて、あとは復習」なんて言っているのを、私は試験時間ギリギリまで本を読んでいました。
「どうしよう、もうすぐ試験だ」とドキドキして自分としては徹夜で集中して勉強し、試験が終わると解放感が来る、というジェットコースターのような快感は心にも身体にも悪いようです。
さて、一夜漬けだと実力にならない、と心配しているようですが、骨組みだけでも作ってしまえば、あとはゆっくり中を埋めていけばいいと思います。ただ、問題は英語など語学は、そのような追い詰められた状況にはなかなかなりません。留学やユニクロや楽天など社内英語公用語化など事情がある人は別ですが、あとは日常的な語学学習を続けなくてはなりません。なので、一夜漬け傾向の人にはかなりつらいことになるかもしれません。
そういう人には、自分で目標や期限を自分なりに設定するのがいいのではないでしょうか。例えば、TOEICや英検などの資格試験でもかまいませんし、スリルを求める一夜漬け傾向の方にはハッタリを効かせて外人バーなどで英語を話せるとウソを言えば学習意欲も高まるかもしれません。
とにかく一夜漬け傾向の人にはスリルがあって楽しそうな方法を自分で考えてみるのもおもしろいでしょう。 |