いわゆる慎重な性格の人ですが、かつては日本人の長所の表現としてあったのですが、今は「石橋をたたき過ぎて壊してしまう」というような意味合いが強くて短所と見られるようになったようです。これはインターネット化が進み、それにスピードさが重要視されてきて慎重さよりも早い決断能力のほうが優れていると思われる場面が増えたからだといわれています。
衝動性の高い人は、思いつきや直感にしたがって行動する傾向がありますので、テキストやリスニングCDは向いていないかもしれません。なぜなら身についている知識が断片的なので、正確には答えられないからです。
一方、慎重さが売りの石橋学習の人は、テキストは半分しか進まなかったけど、そこまでは確実に身についているので、知識で考えると日本では恐らく石橋学習の人が2割くらいではないでしょうか。
私の性格で一番気になるのはそういった慎重さなのです。あれこれ雑念が浮かび、気が散ってしまってテキストのあちこちを見たりしているうちに、時間ばかり進んでしまって後悔してしまうことが多々あります。Atlasでは語学業界で知り合ったプロの翻訳者や通訳者の方がいますが、成功している人はほとんどがこの石橋学習をしてきた人です。
私の個人的な人生経験を通じて考えても、慎重さよりも衝動にかられて行動する人は8割だと思います。だからこそ、一つひとつこなさなければ前に進めない石橋学習ができる人がうらやましく思うのです。
しかし、この石橋学習の人に関して心配なことが一つだけあります。それは、長い時間をかけてじっくり取り組んだ途中で飽きてしまわないのか、ということです。人間ならばだれでも飽きてしまうものです。そんな時は、Atlasで無料体験レッスンを受けてみてください。 |