学習は自分のためにする、とは頭でわかっていても、気になるのが他人からの客観的な評価です。例えば、TOEICや通信講座で全国ランキングが出れば見てしまいますよね。特に30代から40代にかけては偏差値世代の特徴が色濃く残っていて気になってしまいます。50代以上もゴルフのコンペの順位に一喜一憂するのをみてしまうとあながち世代の特徴ではないかもしれませんね。
中高、大学などのいわゆる学校の勉強やTOEIC以外は、自分の満足度や充実感が評価の基準なはずなのです。自分が満足すれば自分で自分を認めることができるので、これでレッスンのもとは取れたと考えるべきでしょう。なぜなら、グローバル化で個人の価値観が多様化してしまった日本で、自分を認めたり、自信を深める機会は極めて少ないからです。
英会話や語学は身につけるよりも自信を身につけるほうが、難しいといえるのです。だから、英会話スクールやリスニング教材、本などに今までつぎこんだ学習者に言いたいことは。実力よりも自尊心を認めることなのです。
自尊心は、他人からの評価ということはこの際忘れてしまって、頑張った自分に声をかけてください。そうすると次第に語学を学習している自分が好きになるはずです。もちろん不思議に実力もアップしていきます。
誰も褒めてくれなくても、TOEICのスコアが低くても私は語学学習をしている自分が好き…。
語学力や英語力ではなく、自分力を手に入れましょう。 |