政府がコロナウイルス「検査キット」を急ぐワケ
(出典:2020年2月4日 東洋経済ONLINE)
東京都内の病院には、すでに「新型コロナウイルス」の感染者がかなりいると思われますが、東京オリンピック開催前の今、政府や厚生労働省は一切公表せずに隠しているように思われます。
当然、日本全国の病院でもこのようなケースが増えている可能性が高く、これまで安倍政権は森友・加計学園問題から最近のIR(カジノ施設利権)まで、散々握り潰してきたわけですから、今回の新型コロナウイルスの件でも改ざんやねつ造を行うものと思われます。
今、病院に行って医者に診察を受けたところで、熱や咳があっただけでは単なる風邪と診断されるのが普通です。中には、ウイルスの検査すら全くしないということもあるかもしれません。
心ある医者が不審に思い、ウイルス検査して陽性が出た場合、本当に保健所に通報するのでしょうか?なぜかと言えば、安倍政権や厚労省からはかなり強い圧力がかかっている可能性があるからです。
Tokyo Olympics CEO: “I'm seriously worried” over China virus
(出典:2020年2月4日 FNN Prime)
地上波のメディアでは流されることがありませんが、東京オリンピックの開催の可否について、2月5日に国際パラリンピック委員会の役員との会合の中で、パラリンピックのスポークスマンであるクレイグ・スペンス「計画通り東京大会の準備を進めます」と力強くコメントしましたが、武藤俊郎最高経営責任者は「感染の拡大は機運の盛り上がりに冷や水を浴びせるのではないかと心配している」と弱気のコメントをしていたとこが英語メディアで報道されていました。
この発言が日本ではほとんど流れていないことからも、東京オリンピック事案は情報統制が取られていると考えるべきであり、日本国内のオリンピック出場候補が次々と決まっている大会直前のこの時期に、日本国内の日本人が新型コロナウイルスに感染した時に、その情報が一定時期は隠蔽されることになるのは明らかです。
新型肺炎感染「次は日本で拡大も」 国際社会で対応を
(出典:2020年2月2日 日本経済新聞)
なぜか夜のニュース番組よりも朝のニュース番組のほうが、国立感染症研究所や厚生労働省OBなどが詳しく解説しています。とても残念なことですが、感染研や厚労省OBの意見としては日本各地ですでに感染者が増えているという認識で一致しています。
隣では名物コメンテーターが激怒し、専門家たちが責められると誰もが「これは政治的な問題…」と回答しているのがわかります。つまり、安倍政権の問題であるということです。
感染研や厚労省OBは、いよいよ2月の中旬頃から日本でも爆発的なパンデミック(感染拡大)が始まると認識しているようです。もし2月中旬にパンデミックが始まれば、11月に始まった武漢の場合と同じように、3か月後の5月(ゴールデンウイーク終了後)頃にピークが来るものと考えられます。
結局、インフルエンザと同様に、気温が上昇することで新型コロナウイルスの活動が終息する可能性がある、というわずかな望みに感染研や厚労省がかけているのが精一杯であるということです。
中国本土のピークは、世界各国の科学者のシミュレーションでは5月頃であると示唆しているように、これからさらに感染者数や死亡者数は増えていくものと思われます。つまり、まだ始まったばかりということです。
Tencent may have accidentally leaked real data on Wuhan virus deaths
(出典:2020年2月5日 TAIWANnNews 台湾英文新聞)
中国テンセントは感染者数15万4000人、死亡者数8万人、治癒数269人、感染疑い数2万5000人と武漢肺炎の被害を公表しました。これが、中国での新型コロナウイルス汚染の実態だということです。また、5月のピーク時には、中国本土で1日10万人以上が感染するという、恐ろしい予測が出ています。特に、湖北省の隣に位置する重慶という3,000万人都市では、徐々に感染者が増え続けていっています。
ところが、日本の安倍政権は「今、起きている本当のこと」を国民に伝えずに、感染研や厚労省OBもウイルス感染と誰かに狙われることを怯えながら、手洗いとうがいするしかない、と語っています。
【2/7追記】
新型ウイルス クルーズ船で新たに41人感染確認
(出典:2020年2月7日 日本経済新聞)
横浜港に停泊中の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗員・乗客合わせて3711人中、発熱やせきなどの症状があったり症状がある人と濃厚接触したりした合わせて273人から検体を採取してウイルス検査を実施してきました。2月7日現在、その感染者数は61人となりました。
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