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中国とミャンマーが経済協定調印、「世界が終わるまで足並みそろえる」とスー・チー氏
(出典：2020年1月18日 AFP BB News）
ミャンマーを訪れた中国の習近平主席は、アウンサン・スーチー国家顧問と会談し、両国は数十ものインフラ事業や通商協定に調印したと報道されています。
スーチー国家顧問の父親であったアウンサン将軍は、ミャンマーがイギリスの植民地であった当時、日本に頼ってイギリスの傀儡政権であった少数民族ロヒンギャを追い出したことで独立することができたという歴史があります。
その後、日本が第二次世界大戦で敗北したため、アウンサン将軍は娘スーチーをイギリスの権力者に預け、そのイギリスはミャンマーに民族的な独立をさせないように、「民主主義」と「宣伝」というカネの力で属国に戻そうとし、スーチーをミャンマーの最高権力者に仕立て上げたわけです。
その過程で、イギリスの属国化が順調に進んでいるように見えましたが、スーチーはミャンマー軍部と共に中国にすり寄り始めたため、イギリスは国営放送BBCに「スーチーがロヒンギャを追い出した」などというフェイクニュースを流すようになりました。
国際司法裁、ロヒンギャの「虐殺阻止」を命令 ミャンマーは反発
(出典：2020年1月24日 BBC）
このように、イギリスがスーチーを悪者呼ばりすることで、ミャンマー国民からの支持を減らすという作戦に出たことで、スーチー政権を不安定にしてイギリスの属国から逃げないようにしたというわけです。
ところが、別名「風見鶏将軍」と呼ばれていたアウンサンの娘ということで、スーチーも落ち目のイギリスを見限って中国にすり寄るようになったということです。
一方、落ち目のイギリス王室のトップであるエリザベス女王は、性格の悪さからせっかく育てたヘンリー王子や属国の指導者スーチーにも逃げられる羽目になりました。
さて、イギリスの最後の獲物として残ったのが令和時代の天皇陛下ということになりました。イギリスは、表面上は王制を否定している中国共産党にすり寄るわけにいかない事情があります。ところが、裏では中国の本当の権力者である華僑たちとべったりです。
自国民の安寧のために一度も祈ったことがないエリザベス女王ですが、恐喝や脅迫だけでは世界を統治できない時代に入りつつあります。ミャンマーや日本のような属国にとって必要なのはイギリスではなく、アメリカのトランプ大統領のようなリーダーであることは明らかです。
そのアメリカの世界覇権でさえ、イランに先手を打たれたことで崩壊が近くなりつつあります。いや、アメリカ覇権をわざと崩壊させて世界中にある金食い虫である「米軍基地」を全て撤退させるのが当初からドナルド・トランプの役割であったということです。
2020年以降、世界中の人々の民度が上がったことで、メーガン妃のように王子と子どもを連れて悪事を働く王族から離れ、さっさと外国へ逃げる時代になってきました。実際に、欧米諸国や中国からも超富裕層たちがアジア各国に来ているようです。
一方、世界のひな型であり、世界の未来を映し出す日本列島では、長生きし過ぎた高齢者が死に絶えるのを待って都会から若者が田舎生活に戻りつつあると地方新聞各社で報じられています。
東京生活に見切りつけて… 若者たちが続々と地方移住を目指す理由
(出典：2019年7月13日 マネーポストWEB）
つまり、少子高齢化やゼロ金利政策など、あらゆることの世界の最先端である日本の状況は、世界に拡散しつつあるとも言えなくもありません。人間社会というのは、駆動力、精神から変わっていくものです。
果たして、欧米人はこれからも「嘘をついて」世界をリードしていくのか、それに対して中国人は「嘘をつかないと言いながら」世界をリードしていくようになるかどうか、中国共産党にとっても正念場を迎えています。
そういう意味では、戦前の日本は当時の国連総会で、人種差別反対を唱えた自信が国際社会（欧米列強中心）から排除されたことで軍事力を強化し、日本海で最強ロシアのバルチック艦隊に勝利したことで、夜郎自大になりそのままの勢いで中国を侵略し、結局失敗したわけです。
それを見ていた中国共産党は、アメリカに対しては慎重に事を運んでいくしかありません。いよいよ世界全体が連動し始めており、1800年代後半の状況に似てきつつあります。
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2020年2月6日
