イーロン・マスクも尊敬する天才、ニコラ・テスラの偉業
(出典:2019年8月13日 Forbes)
最近、コラムやメッセージの内容が「地震」や「台風」の時、急激にアクセス数が上昇しているのを確認しました。ところが、それよりも重要なコツコツ生活していくための内容は読んでくれていないわけです。
日々、コラムやメッセージを書いていて思うことは、リスクを抱えながら言えるギリギリまでの情報を伝えている割にアクセス数が少ないことが気になります。アクセスしてくる人のほとんどは、「今だけ」の情報を得たい、という傾向があるように思います。
私自身、カリフォルニア大学バークレー校の学部で「国際関係学(IR)」を専攻し、大学院ではビジネス(MBA)を専攻しました。あらゆる上場企業のビジネスモデルや、経営手法をデータ収集して研究し、シリコンバレーで起業しています。
その間、奨学金目当てに米軍の情報機関に勤務し、アメリカが考える民主主義や資本主義、共産主義、そして世界の宗教などの社会思想も一通り学んでいます。母語である日本語と英語以外の言語も、ある程度の訓練を受けています。
だから、日本語や英語で書かれた報道記事を読んでも、すぐに何が問題なのかが論理的に説明できるようになりました。また、政治や経済、法律、歴史など人文科学系の素養があり、議論や評論もできます。
さて、皆さんは科学や思想、宗教についてどの程度の素養があるでしょうか?どのような分野であれば、専門家とスムーズに議論できるでしょうか?そして、これから世界はどのように転換していくか予測できるでしょうか?
世界中の人々が日常的に関わっている素養が、実は戦後75年も計画的に隔離されてきた日本人には備わっていないのが現状です。大学教授も含め、理科系の日本人の多いのが世界的に必要な思想や宗教観を避けてきたことです。
自民党総裁選3候補、統一教会との”協助”関係でも菅官房長官が独走<政界宗教汚染~安倍政権と問題教団の歪な共存関係・番外編>
(出典:2020年9月11日 Yahooニュース)
特に、大学や企業などで最先端の研究をしている人ほど、政治や経済のことを全く知らないまま生きています。しかし、実際に日本の政治家や官僚たちの多くは、宗教団体に支配されて政治や実務を行っているわけです。
自民党議員のほとんどは、何らかの宗教団体に所属しています。同じ与党の公明党は、母体が創価学会なので宗教そのものです。世界的に見ても、トランプ大統領など欧米諸国の政治家や経営者はキリスト教徒であり、中東やアフリカのイスラム圏諸国ではほぼ全員がイスラム教徒です。
無宗教と喧伝しているのは中国だけであって、宗教自体が悪いのではなく、宗教団体に問題があるということです。世界中のどの国でも、様々な宗教団体が入り込んでいることが明らかになりつつあります。
さて、せっかく私が「今、起きている本当のこと」を伝え、どのように準備すればいいのかの方法を教えているのに、なぜ実践しようとしないのでしょうか?さらに、世界中で起きている恐ろしい話を聞きたいのでしょうか?
私としても、アクセス数多いほうがやる気になるので、日本でもこれから起きる話を書いていきたいと思います。私は、大学を卒業した22歳の時に米軍に入隊しました。外交官志望であったことから、今度は法律や経済学を学ぼうとしました。
経済学やエネルギー学を基本から学び直し、結局、米軍基地内にある図書室でエネルギー学のレポートを書くことになりました。そこで、はじめて知ったのがオーストリアの科学者「二コラ・テスラ」についてでした。教官たちも、ちょうど二コラ・テスラの話題について触れていたのを覚えています。
Tesla (英語) ハードカバー 1982/6/1
(出典:Amazon)
My Inventions: The Autobiography of Nikola Tesla (英語) ペーパーバック 1982/10/1
(出典:Amazon)
その後、二コラ・テスラについての本を数冊借りて読みました。1884年にアメリカに渡ってあのエジソンの会社で働き、独立後は新型の「交流電動機」を開発・製作し、1891年にテスラ変圧器(テスラコイルという高い電圧を発生させる空中放電を行っています。
また、回転界磁型の電動機から発電機を作り上げ、1895年にナイアガラの滝発電所からの送電に応用し、高電圧を発生させて効率の高い電力輸送を実現させました。交流電気方式や無線操縦、蛍光灯など現在も使われている技術も多く残っています。
夢の「無線電力伝送システム」は実現可能か(上)
(出典:2005年10月24日 WIRED)
さらに、「全地球的送電システム」の構想も提唱しています。電気や電磁波を用いるテクノロジーの歴史を語る上で重要な人物です。実は、その世界システムがすでにテキサス州に建設されたという話が出てきています。
いよいよ、待ちに待った「自然エネルギー」が私たち人類にも利用されることになりそうです。もはや原子力発電所どころか、火力発電所や風力発電所など必要ない時代へと転換し始めています。
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