WATCH LIVE: The presidential inauguration of Joe Biden and Kamala Harris ? 1/20/21
(出典:2021年1月20日 Youtube:CNBC Television)
2時間51分から53分の就任式宣誓のシーンでは、カメラが切り替わった後、様々な人々が入れ替わっているのがわかります。つまり、バイデンの大統領就任式は編集された録画映像であるということです。
また、テキサス州の元軍人たちは今回のバイデンの就任を祝うための祝砲は「公式ではない」、と言っています。大統領就任を祝う公式な祝砲は、4台の大砲が用意され、3台の大砲が3秒ごとに大砲を発射すると言われています。
しかし、今回の祝砲は3台の大砲が5秒ごとに発射されたことで、大統領就任を祝う大砲の正当性はなく、軍人の葬儀、あるいは外国の要人の到着を祝うときに使われる発射方法というわけです。バイデン政権など、本当な存在していないかもしれません。
Presidential Salute Battery 2017 Inauguration 21 Gun Salute(2017年)
(出典:2017年1月22日 Youtube:Gung Ho Vids)
21-gun salute held at Arlington National Cemetery ahead of President Biden and VP Harris' visit(2021年)
(出典:2021年1月21日 Youtube:10 Tampa Bay)
さらに、映画制作会社は、映画「アメリカン・プレジデント」制作時に大統領執務室のセットを作りましたが、その後、テレビ番組「ザ・ホワイトハウス」や映画「インディペンデンス・デイ」などでも使われた場所でバイデンがいるとも言われています。
今、世界中でこのような指摘がされていますが、アメリカでも世界でもこれらの情報を信じる人々は後を絶ちません。日本でも、トランプ大統領の再選を願う人々が増えており、一体誰がこのような情報を流しているのでしょうか?
謎の投稿者Q「大統領は救世主」トランプ氏支える陰謀論
(出典:2018年9月2日 朝日新聞)
さて、この運動を拡散させた中心の一つがいわゆる「Q Anon」です。「Q」とは、日本の2ちゃんねるのようなネット掲示板に登場した「4Chan」に政治的な投稿を繰り返す匿名(Anon)の人物のことです。最初の投稿は、「ヒラリー・クリントンは逮捕される」という投稿でした。
しかし、今もヒラリーは逮捕されていません。2017年の最初は誰も気にしていませんでしたが、投稿する匿名の人物が少しずつ具体的なメッセージを送ると、世界中の人々から注目を集めるようになりました。
Q Web World Map by Dylan Louis Monroe at www.LearnToReadTheMap.com
(出典:2018年1月25日 Youtube:Natasha78d - Healing, Anti-Bullying, Love)
「Q」が行ったトランプ大統領を支持するための一大政治運動は、投稿の際に情報を直接伝えるのではなく、「なぜ~なのか?」と質問形式になっていたことです。添付した画像もパズルのようで、多くの人々がその謎解きに熱中していました。
そして、いつの間にかアメリカを国民の手に取り戻すためのシナリオに誘導され、多くの人々がトランプのファンになるという現象が起きたわけです。その後、「Q」の思想はミリシアやプラウドボーイズといった武装集団にも受け入れられました。
共通のテーマは、「ディープステート(DS)」という150年前からアメリカを支配してきたエリート層の解体です。ロスチャイルド家やソロス家などの悪魔崇拝主義者たちが企む、共産主義的な「ニューワールド・オーダー(New Wold Order)」の実現を阻止するための抗議運動を展開することになりました。
全米各地で「Q」の集会やトランプの支持集会が行われましたが、人々はトランプ政権内部にいる人物と考えていました。実際に、トランプはマスメディアやCIAなどの情報機関からの発表を「フェイクニュース」と呼んでいました。
一方、米軍の情報組織から集められた人員によって構成された1000人程度の組織「ノース・バージニア陸軍」という組織からの情報を重宝していたと言われています。2020年、「Q」はこの組織のメンバーという具体的な証拠も出てきました。
英紙ガーディアン、CIA元職員の機密資料報道で米NYタイムズと協力
(出典:2013年8月26日 AFP BB NEWS)
特に、国家安全保証局(NSA)の元職員であった、エドワード・スノーデンの証言からもわかってきました。すでに2013年の時点でNSA内部には「Q」と呼ばれる部隊が存在していたことも明らかになっています。
スノーデンが、NSAの機密情報を持って香港に行き、ガーディアン紙の記者に秘密裏に情報を伝えたのも2013年です。この情報によって、NSAの盗聴システムはアメリカ国民全員が持つスマホから電話内容を得ていました。
当時のオバマ政権では、国家を揺るがす大きな問題となりましたが、「Q」は機密情報を持って逃亡したエドワード・スノーデンを追跡するNSAの部隊であったことは事実であると認識されています。
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