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能登半島地震の死者７８人、輪島市４４人・珠洲市２３人…３万４０００人以上が避難
(出典：2024年1月4日 読売新聞）
読者・会員の皆さん、あけましておめでとうございます。2024年（令和6年）は甲辰（きのえたつ）の年であり、甲は物事の始まりという性格があり、辰は成長の年と言われています。
つまり、これまで努力してきたことが実を結び、さらなる成長が期待できる年であるということです。ところが、元旦に石川県能登半島で震度7の地震が起こり、2日には羽田空港で重大インシデント、そして3日には北九州市小倉で大規模火災が発生しています。
昨年2023年は、自民党と岸田政権による政策ミスで政治が混乱し、経済が悪化し続けました。実質賃金は19ヵ月連続で減っており、物価の上昇に賃金が追いつかず、経済的に苦しくなっている人が増えています。
ロンドン金価格、過去最高値更新＝ＬＢＭＡ
(出典：2023年12月28日 Reuters）
そのような状況の中、金（ゴールド）の現物を購入した人だけは資産を増やしています。金は金利を生まないので、あくまでリスクヘッジとして長期保有するのが普通ですが、やはり運用の主役は株式でした。
特に、米国株は後半から急騰し始め、2022年の低迷で安く買った人は利益を出しました。しかし、日本全体で見ると金や米国株を保有している人はほんの一部であり、ほとんどの日本人は物価高と増税、社会保険料の値上げで資産を失い続けています。
具体的には、自由に使える「可処分所得」が減る一方で、個人事業主やフリーランサーは昨年10月から施行させたインボイス制度で潰れていくのは間違いありません。また、年金生活者も苦しくなっており、自民党政権を終わらせるしかないのが現状です。
政治家の仕事は国益を優先し、国民の生活を豊かにさせることですが、他国に巨額の支援金をばら撒き、自国民を貧しくさせる政策が実施されています。自民党は、パーティ券で裏金作りに精を出しているだけでの犯罪者集団でしかないわけです。
もはや、岸田政権の不支持率というよりも、日本政府への不支持が限度を超えており、事件や事故が起きても助けてくれないことが当たり前という認識が広がりつつあります。政治には期待できないということで、2024年は自立する人々が増えてくると思われます。
経団連会長「一刻も早く再稼働を」、北陸電力志賀原発を初めて視察
(出典：2023年11月29日 朝日新聞）
日本に住んでいる以上、既得権益者があらゆる面で邪魔してくることになります。利権構造の頂点に立っている経団連は、これからさらに一般国民を殺そうと攻撃してきます。その実働部隊が自民党議員であり、投票した有権者も邪魔しているということです。
なぜ自分たちを殺そう（殺している）としている自民党に選挙で投票するのか、それは日本国民全体が思考停止しているからです。「安定志向」と「現状維持」をモットーに生きていたいほとんどの日本人は、何も言わずに建物に圧し潰されて生涯を終えようとしています。
ワクチン接種の影響（能登地震の数十倍の死者数）もあり、これからさらに日本で生活することが厳しくなるのは誰の目にも明らかです。その理由は、ほとんどの日本人が何も主張せず、シラケてしまって政治や選挙から距離を置く行動に出るからです。
石川県「能登半島地震」は現地で何年も前から前兆が現れていた…「能登半島で連続発生していたヤバい揺れ」と全国で起こっていた「奇妙な前兆」
(出典：2024年1月1日 Yahooニュース）
こうしている間にも、南海トラフ巨大地震で東日本大震災の10倍以上の被害が出る確率は高まる一方で、珠洲市から逃げられなかった住民のように、太平洋側の住民のほとんどは大津波にのまれていきます。
まずは、地震によって家や家族を失うのは日本特有の構造的な問題であることを理解し、状況を打開していく必要があるのは誰でもわかっていることです。しかし、もう逃げ出せないので大津波が襲ってきてもそこにいるしかないようです。
私たちAtlasが金の購入を勧めるのは、そこから抜け出し、できるだけ自由になるように願っているからです。もはや防災について伝えても「聞く耳を持つ人」は限られているので、それよりも逃げることを強調したほうがいいのかもしれません。
なぜなら、とにかくそこから逃れることができれば、新しいスタートが切れるかもしれないからです。甲辰（きのえたつ）の甲は物事の始まりという性格があり、辰は成長の年と言われているのは、ある意味当たっているように思います。
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2024年1月4日
