【老いゆくニッポン】預貯金「30年で30%目減り」の現実味…いまだ存在する〈老後資産、現預金だけの人〉に戦慄
(出典:2023年3月11日 Yahooニュース)
2022年に始まった「インフレ騒ぎ」によって、私たち日本人が経済的に余裕がなくなってきたことは明らかです。
具体的には、エアコンや電気ストーブの使いすぎで電気代が月6万円以上になったり、ガソリンや灯油代が1.5倍になったことなどです。しかし、ほとんどの日本人はあくまで2021年までの1万円札と2023年の1万円札は同じであると思い込んでいます。
1万円という額面が変わりませんが、紙幣の価値そのものが目減りしていることに気づかないため、じわじわと襲ってくるステルス性の増税や社会保険料の値上げで、最後には何も買えなくなる時がやって来ます。
まさか紙幣の価値が目減りしているとは思わない無知なほとんどの日本人は、いつまでも錯覚しながら預金通帳の数字だけを確認して喜んでいます。ところが、情報(金融)リテラシー力が高い一部の人たちは、2015年頃から金(ゴールド)の現物に替えていました。
国民の約8割が2回以上接種したが…京大ウイルス学者が新型コロナワクチンの“重症化予防効果”を疑う理由
(出典:2022年10月15日 文春オンライン)
このままでは「マイナンバーカード」が次々に失効していく…政府が"保険証廃止"を強引に進める本当の理由 大盤振る舞いで取得率が8割近くに達したのに
(出典:2023年7月6日 PRESIDENT Online)
日本政府が日本国民に仕掛ける「罠」は、内面を気にせず、表面しか見ないタイプの人たちが引っかかりやすくなっています。基本的に、物事を深く考える習慣がないので平気で危険なワクチンやマイナンバーに手を出してしまっています。
なぜワクチン接種者とマイナンバー登録者の割合がほぼ同じ8割なのかと言えば、約2000兆円の国民(金融)資産のうちの約8割が銀行預金だからです。同時に、残り2割は少なくとも株式や債券、貴金属、そして仮想通貨を保有しています。
ところが、価格が上がらずに塩漬けにされている個別銘柄も意外と多く、現金化できない事情もあります。ここ数年で高級車に乗る人たちが増えたのは、そのほとんどが投資で資産を増やした可能性が高いです。
だから、ただ働いて銀行にカネを預けている人というのは、確実に資産を減らしていることがわかるはずです。しかし、投資はリスクがあるのでそう簡単に手を出すものではありません。そもそも、金融の知識がないまま市場に参加するのは自殺行為です。
貯蓄と投資に関する調査2020
(出典:2020年9月28日 大和ネクスト銀行)
大和証券グループによる「貯蓄と投資」に関する調査(1000名)では、全国の20歳~69歳の男女対象で預貯金以外の金融資産(株式、債券、投資信託、積立型生命保険、個人年金など)を持っている割合は52%で、48%は投資による資産形成を行っていません。
ちなみに、500万円以上は15.4%で、1000万円以上は8.3%となっています。つまり、保険や年金を除くと約8割の日本人は貯金だけで暮らしているということです。そもそも、約6割が投資に興味がなかったり、リスクがあるので怖いと感じているのが現状です。
問題は、日本が資本主義国家であり、企業が株式を発行して資産を増やし、設備投資や雇用を増やして経済を回していることです。そのような仕組みに反した生き方をしていると、貧しくなるのは当然のことです。
結局、これから起きることを何も考えなかった人はワクチンで有害物質を体内に入れられ、マイナンバーで預金口座の中身を把握され、次は貯金を没収されることになりそうです。恩恵を受けようとしたことが、むしろ損害になった典型例と言ってもいいと思います。
インフレ、8割が「資産の目減り」を懸念=7割が「対策取っていない」-東京海上AM調査
(出典:2023年4月4日 時事フィナンシャルソリューションズ)
要するに、普通の日本人であることが異常であり、これまで変人と罵られてきた人が普通であることがわかりました。その変人たちは、7月のFOMC(FRB)で利上げが終わり、ドル建て金(ゴールド)価格がさらに上昇すると見ています。
しかし、日銀も必ず利上げを実施する時が来るので、本格的な円高と株価下落がやってきます。また、アメリカ発の景気後退や利下げはさらに下落を加速させるので、それを利用して資産の目減りを防ぐことをお勧めします。
これまで正しいと思われていたことが、実は正しいことではなく、これまで悪いと思われていたことを自分自身で調査する必要があります。そのことは組織や個人にも当てはまりますが、いよいよ隠されていたことが公開されていく時代の到来です。
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