対ロシアで欧米退席日本は退席せず G20閣僚級会合で対応割れる
(出典:2022年4月21日 FNNプラムオンライン)
ウクライナ戦争が始まって2ヵ月が経とうとしている中、EU(欧州連合=経済部門)とNATO(北大西洋条約機構=軍事部門)の中心国であるドイツとフランスが注目されています。
しかし、ドイツ首相のシュルツとフランス大統領のマクロンは、ウクライナ戦争がアメリカとイギリスによって引き起こされたとは思っていないようです。特に、マクロンはフランス大統領選挙で野党のルペン候補に追い上げられており、24日まではそのことを考える余裕がありません。
5月以降、選挙で選ばれたフランス大統領はバイデンとジョンソンに激怒し、NATO内で分裂が始まっていきます。距離的にウクライナから遠いアメリカとイギリスは、最初からヨーロッパ全土を第三次世界大戦の戦場にする計画で進めていたわけです。
もしこれが核戦争である場合、ディープステート(DS)はロシアを国連安保理から排除した後、次は同じ安保理の中国に台湾を侵攻させるように仕掛けてくるものと考えられます。要するに、私たちが見ているのは「世界覇権戦争」ということです。
次の世界覇権国の座を巡って、DSは500年も続いたバチカンやイギリス王室を頂点とした政治・経済・軍事・医療・教育・報道など全ての分野での世界支配体制を継続するため、ロシアや中国との勝敗を決めるということです。
ところが、ロシアや中国側についているのは資源国であり、石油や天然ガス、そして金(ゴールド)が豊富に採掘できるほどの埋蔵量があります。資源のないヨーロッパ諸国や日本などを従わせているアメリカは、国内問題に対応するだけで精一杯です。
プーチン「核攻撃」の危ないシナリオ…その時、日本の首都機能は「完全に消失する」
(出典:2022年4月1日 現代ビジネス)
それでも第三次世界大戦を引き起こすのであれば、アメリカも核戦争の戦場の一つになると覚悟しているはずです。今回、ヨーロッパの最東部にあるウクライナで始まった世界覇権戦争は、これからポーランドやバルト三国、そしてフィンランドに飛び火する可能性があります。
なぜかと言えば、ウクライナ軍を軍事的に支配しているのがDSの一角であるアメリカの軍産複合体(ロッキード社やレイセオン社など)だからです。欧米諸国が戦場になるといっても、米軍基地は日本国内にもあります。
例えば、在日米海軍基地がある横須賀や佐世保には原子力潜水艦が待機しており、強力なSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)が搭載されています。また、ICBM(大陸間弾道ミサイル)もアメリカ本土の米軍基地からロシアや中国にある軍事施設にターゲットを向けているわけです。
また、沖縄にある嘉手納と東京にある横田空軍基地から、B-52という爆撃機でロシアや中国上空落下させるICBMもあります。だから、日本は平和憲法を持っているとしても世界覇権戦争に無関係ではなく、巻き込まれることになりそうです。
さらに、モスクワや北京などの大都市に照準を合わせています。それに対して、ロシアの原子力潜水艦は北海道の東側のオホーツク海とカムチャッカ半島沖に配置しており、有事の際には浮上してSLBMを発射してワシントンD.C.とニューヨークを壊滅させようとしています。
核戦争シミュレーション 9000万人以上の死傷者予測元米空軍パイロット 露軍“核搭載機は挑発的”
(出典:2022年4月1日 FNNプラムオンライン)
4月21日現在、世界中で5億人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち死者数は620万人と公表されています。もし核戦争にまで発展した場合、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所やアメリカのプリンストン大学の研究チームは9000万人以上の死傷者が出ると予想しています。
現在、世界人口は78億人ですが、そのうちG7先進国の総人口は約8億人となっています。それに中国とロシアの総人口は約15億人なので、23人に1人の割合で命を落とすということになります。
新興国である東南アジアやインド、アフリカ諸国、そして南米などは直接的に戦闘に加わらない可能性がありますが、少なくとも核戦争で犠牲になることはないと思います。
先日、日本政府は駐日ロシアの外交官8人の国外退去を要請しました。今後、ロシアから仕返しがされる可能性があります。しかし、日本国民がしっかりしていれば平和憲法を死守して、非核3原則を守り通すことができると思います。
日本国民は、安部やバイデン、ゼレンスキーのようなネオナチ(ネオコン)を総理大臣にさせないようにして、全ての国と話し合いで問題を解決する必要があります。そうすれば、日本は第三次世界大戦から逃れることができるはずです。
パキスタン議会、カーン首相の不信任決議を可決
(出典:2022年4月10日 BBC)
さて、パキスタンで政変が起きていますが、カーン首相は「アメリカがウクラナイナを支配している…」「ウクライナの大量虐殺はアゾフ大隊の仕業…」と発言したことで、突然、議会でクーデターが起きて不信任案が可決され、辞任させられました。
今後、パキスタンではDSの傀儡政権が誕生すると思われますが、カーン派勢力は中国の支援を受けて内紛が始まろうとしています。日本の岸田政権も、攻撃的な性格から「ランボー」の異名を持つラーム・エマニュエル駐日アメリカ大使の言いなりになりつつあります。
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